中島省三のエッセイ

路面電車と外来魚

2007/11/15

湖都 大津には京阪石坂線と京津線が走っている 路面部分は浜大津近辺だけ
でも 路面を走っている 石坂線の変化に富んだデザインの電車は人気だ 通学時間外はガラスキだ 京津線は4両の
青色のスマートな電車 京都のど真ん中へ 24分で行ける 原油の値上がりでガソリンも高くなり 車社会を見直すきっかけとなれば 環境問題にも 少しはプラスに そして路面電車に乗る人が増え 車によるCO2も減り あながち原油の値上がりもマイナス面だけではない また外来魚 ブルギル ブラックバスも脚光をあびる日も近いと思うのは 漁船の燃料の値上がり 海の魚の高騰は庶民を直撃 そこで ブルギル 今までは注目をあびることはなかったが 琵琶湖の漁師達も経済的な価値観がでれば ブルギル漁が成り立ち 外来魚も減り また 在来のモロコ ニゴロブナが 復活し めでたしめでたし とはならないでしょうが 長野県
諏訪湖のワカサギも 外来魚とのこと この世 なにが プラスかマイナスか すべて これ 人間万事塞翁が馬 て ことですか 

豊かな湖

2007/11/14

琵琶湖を映像で記録し始めて40年の時が流れた 11月10日と11日に全国豊かな湖づくり大会 があった 久ぶりに友人の清水さんと 豊かな琵琶湖を回ってみた 草津の帰帆島と湖岸の間はアゾラ(水生植物)とホテイアオイが群生している 後方には大津市街のビル群が豊かさを誇っているようだ 流れついたヤナギが成長して湖岸道路からの視界を遮っている 烏丸半島をすぎ赤野井湾に 湖岸にでると比叡山を背景に緑の草原を感じる美しい風景が広がる 湿地で葦がしげり容易に近づけなかった昔の面影はない その美しく見える植物はウオータレタスまたの名はボタン浮き草 豊かになると言うことは かって豊かな湖とは葦がしげりモロコやニゴロブナが多く生息したものを失い 変わりにこの豊かな風景を手にいれた現代文明 現代社会かも 湖北の延勝寺の湖岸はアゾラが赤く まさしく湖面の紅葉 美しくもあり 異常な光景である 竹生島に沈む夕景を 高級レンズやカメラで撮すカメラマンはこの異常な豊かさにカメラをむけるのだろうか  


究極のデザイン

2007/11/13

久しぶりの エッセイ再開 友人の茂呂さんにこのページを作成してもらい本日より なんでもない写真とつたない文章で はじまります 車をやめて もう2年が過ぎた 暇を持て余し 身近な視線でものを 見つめていると けっこう楽しいもので コンデジ(コンパクトデジカメ)をいつも持ち歩き 気楽に 撮影  自宅の庭で宝石のようなブンブンを見つけた これほど美しい形をした 飛行機は人間にはつくれない 無公害 まさしく いまはやりの エコなんとかなど 問題にならない
小さな虫たちを 見ていると 人間のおろかさ おごりを感じ 自分が有頂天になって遊んだ67年を苦笑しているだけ 空を見上げると もう冬の渡り鳥がとんでいる 昆虫や鳥たちのデザインを見ながら 行く秋をたのしんでいる

 

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