中島省三の湖畔通信

大津祭り

2019/10/13

台風19号が未曾有の災害を起し関東・長野地方では大変な事になっているのにお祭りの話題はと躊躇した。幸い琵琶湖周辺では災害は起きなかったが地球温暖化の影響は人間が想像するより深刻な状態になっているのではと思った。海水温が上がり水蒸気の供給で巨大積乱雲が発生する確率も高くなり近くの海域で台風が発生するようになると巨大ハリケーンや台風が何時でも起こりえるのではと心配になるがどうする事も出来ないが、国も温暖化防止に向けた行動を起さねば日本沈没だと思った。今日の湖岸サイクリングで見る琵琶湖は台風の影響で濁っていた、湖岸には強風で藻が打ち上げられているくらいだ。そして水位が上昇していた。午後は大津祭りの曳山見物に出かけた。台風一過の青空の下で曳山が巡行した。例年よりは人は少ないが大津の町は昔の賑わいを取り戻した一日となった。祭囃子を聞きながら災害のあった地域の復興を願うしかなかった。

台風19号

2019/10/12

テレビから流れる台風情報は大型強いと伝えていた。昨日に雨戸を出し台風に備えた。今日の午前中は風も無く雨も傘をさして歩けた。三井寺も台風に備え幟らは外され観光シーズン最中にしては寂しい境内を散歩できた。雨が少し強く湖岸サイクリングは止めて大津歴史博物館へ企画展を見に出かけた。大津市南部の仏像(旧栗太郡の神仏)と大津絵(ヨーロッパの視点から、を見た。今まで見ていない神仏像が多く、さすが文化財は全国3位?だけはあると優しいお顔の仏様は平安時代が立像が多く展示されていた。以前は鎌倉時代のリアリティな立像が好きだったが今は仄かな優しさを感じる平安時代の仏様が好きになってきた。そして大津絵展ではフランスからの里がえりした鬼の念仏や藤娘を楽しみながら見た。台風の影響で来館者も少なく感じた。館外へでると雨風が少し強くなっていた。大型台風19号は関東地方に多大な被害が出るのではと心配になった。そして福島原発の放射能汚染水が海上へ流れ出ることがないよう願った。幸い我が町は台風の影響を少し受けたが大災害にはならなかったが被害を受けられた方に申し訳なく思った。

ゼンマイと電池

2019/10/11

電池と言えばリチウムイオン電池が代表格だ。そのリチウムイオン電池の開発で功績のあった吉野彰氏が2019年ノーベル化学賞に輝いた。時計、カメラと小型精密機器から医療機器心臓のペースメーカーそしてジェット機までもリチウムイオン電池が重要な電源を担っていて、なくてはならない存在だ、スマホも電池が無ければ機能を活用できないとスマホの画面を見た。そして自分の持ち物の殆どがリチウムイオン電池がなければと機器は機能しなくなり唯のケースだ、そして電池が無ければ社会問題にまで発展する社会は後戻りできないと思うと少し怖くなってきた。傍らを見ると友人から借りている16ミリフイルムを使用する撮影機ボレックスカメラはフイルム駆動には電気を必要としない、何故ならゼンマイがついているからだ。ゼンマイは人間が手で巻き上げると30秒間16ミリフイルムを遅れ、長回しさえ望まなければ映画製作に充分使用できるが現代はHDビデオカメラの時代でフイルムも高価で入手も困難な時代となった。ボレックスカメラを見ているとフイルムで映画を撮ってみたくなった、もちろん琵琶湖がモチーフだ。自分の手でクランクを回しゼンマイを巻く、電池や電気に頼らなくても映画は撮れると思った。僕が21歳の時に使用していた8ミリカメラもゼンマイを使用した電池不要だった。AIが進む現代社会は便利さを求めて止まないが霊長類の中で一番重い脳ミソ(1450CC)と細かな動作ができる手や足を使う事が出来るクロマニオンなら手動機器も必要ではと思った。明日は大津祭りの宵宮だったが台風19号の影響で中止となった。今日、町中で見かけた曳山は完全包装され台風に備えた姿にユーモアを感じながらシャッターを押した。

青一色の世界

2019/10/10

昨日に続き今日も青空の好天になった。打出浜湖岸から琵琶湖を眺めると鏡の様な湖面が青空と一体化した、青い世界が広がった。宇宙へ行かなくても青い地球は実感できるとデジカメで撮った。雄大な眺めを切り取るとシンメトリーの上下対象の光景は下が空で上が湖面と言えば通りそうな写真になっているとデジカメのモニターを逆さにして楽しんだ。大きな鏡と化した湖面を見ていると、懐かしい浜大津港に在った水上飛行機を思い出してきた。僕は陸上単発小型機しか操縦できないが水上飛行機を運行している関西航空へ良く遊びに寄った。そしてパイロットの魚谷さんに水上飛行機の話を聞かせてもらった。魚谷さんは海軍のパイロットで真珠湾攻撃にも参加されたと聞いた記憶は少しおぼろげだが戦争末期はテストパイロットをされていた方で物腰は静かで親切な方だった。その時の会話の中で水上飛行機が一番難しく感じるのは鏡の様な静かな湖面や海に着水する時に高度の判定が難しく何時タイミング良く操縦桿を引いて湖面に着水する技術を取得するには経験を要したと話された事がつい最近の様に思い出されてきた。湖岸の辺りを見回しても水上飛行機の基地が在った場所さえ分からないと空を見上げると青空の中を赤色の消防ヘリが西へ飛んでゆくのが見えた。最近ではプロペラで飛ぶ翼のある小型飛行機の姿を見ることが少なくなったと青一色の世界をもう一度みると翼が無くても飛べるのではと思うくらい空気の軽さを感じた。

密度の濃い青空

2019/10/09

密度の濃い青空には雲一つ無い快晴だ。三井寺の展望台からは伊吹山はもちろ鈴鹿の山並みも見える視程の良さに久ぶりに飛びたい気分になった。そして琵琶湖の全景写真を撮った時も今日の様な快晴だった事を思い出すと心はすっかり飛行状態だ。高度一万フィートは約三千メートルの上空から見る琵琶湖は美しく見えるが驚くほど大きくは感じなかった。其れよりも彼方の先には福井若狭の原発群が気になった。もし原発が事故を起せば琵琶湖は数時間で放射能汚染され近畿1300万人の命の水が絶たれてしまう大変な状況になる前に原発は廃炉にすべきと、そして美浜の老朽原発を再稼動させてはならないと考えた。


写真の琵琶湖は1989年に撮影したものです。

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