中島省三の湖畔通信

豊かな時代?

2025/06/20

毎日の散歩で数日前から金堂前の池の側に在る石碑の台座部分の上に色鉛筆が置かれている、忘れ物にしては鉛筆が時計の針のようにも見える時刻は四時半?を指しているが僕の少年時代なら鉛筆は貴重品だ、故意に忘れる様な豊かな時代ではなかった。もし明日の散歩でまだ同じ場所に在ったら事務所に届けようと思った。そして豊かな時代の忘れ物をデジカメで撮った。

打出浜湖岸に咲くヒメジョオンは花の少ない此の時期は可憐な花に見えるが生態系被害防止外来種のリストに入っていると今日知った。

ナガエツルノゲイトウ

2025/06/19

植物で特定外来生物に指定されているオオバナミズキンバイとナガエツルノゲイトウは琵琶湖では有名だ。両方と駆除対象だがオオバナミズキンバイの方は徹底的な駆除作戦で琵琶湖の南湖、浜大津港から膳所公園の間の湖岸では黄色花を咲かせるオオバナサルスベリは見かけなくなったがナガエツルノゲイトウは余り目立たないのは花が地味だからだ。琵琶湖だけでなく水田にも進出して大変な事態が起きている場所もあると聞いた。今日も浜大津湖岸に佇んで足元を見るとナガエツルノゲイトウが石垣の湖岸にびっしりと生えていた。オオバナミズキンバイの駆除の様な大々的な駆除作戦がないと衰えないのではと思った。

写真二枚目と三枚目は昭和が残る我が町内の風景を撮った。

消えた梅雨前線

2025/06/18

テレビの天気予報で梅雨前線が消えたと伝えていた。でも復活するとも言っていた。空を見る限りでは夏が到来したと感じた。湖岸ポタリングで走る湖岸から水位が低下した琵琶湖が見える、梅雨の雨量を予想してマイナス水位にするのは良いが、もし雨が少なかったら真夏の渇水が心配だと湖面を見ると以外に透明度が良いのに驚いた。淡水赤潮で大騒ぎした1970年代の琵琶湖の透明度は悪かったのではと記憶を辿った。琵琶湖文化館の佇まいを見れば水位が下がっていることが分かった。打出浜の湖岸から見る琵琶湖に真夏ではと思った。

石坂線車窓風景

2025/06/17

今日は2ヶ月に一度検診に向かうクリニックは坂本にあり京阪石坂線で三井寺駅から終点叡山坂本駅まで15分間車窓風景が楽しめる、近江神宮前駅を出ると琵琶湖の対岸、三上山が建物越しに見える、以前は田園風景が広がり此の時期なら水田の水鏡が広がる長閑な風景を楽しむことが出来たのは1960年代が最後だった。列島改造で沸き立つ我が国が大きく変化したターニングポイントだった。進化と破壊が同時に進んだ時代ではと急激な変化の時代を思い出した。今日見る車窓風景は見渡す限り新興住宅地が広がる家並み越しに琵琶湖と対岸が見える、以前見えた湖岸は見えなくなった。そして申し訳なさそうに水田が新興住宅地に囲まれた中に見えた。米不足と高額な米の値段が毎日テレビのニュースが伝えるが豊かな田園風景から新興住宅街へと変化した現実を見ていると米がまだ食せる不思議さを感じた。

保険適用外

2025/06/16

今日はお隣の京都山科区の音羽病院へ向かった。大した病気ではなく嵌入爪の治療で五回目の通院だ。ネット検索らで調べて一番楽な方法はこれだと思って近くのクリニックで紹介してもらった病院だ。VHO方式はワイヤーを使った巻き爪矯正方の一種で保険が適用されないから医院によって診療費用はバラバラで高額なクリニックも在るから注意が必要だ。2ヶ月に一回ワイヤー交換が必要は予想外だった。次回はワイヤー交換のようだ。僕の場合は軽い方で辛抱できないこともないが余分なストレスを避けるためだ。帰路は病院循環バスで山科駅へ、そしてロフトとニトリで買い物をした。今、大津市内にはロフトもなく文具を探すにも山科まで足を伸ばさなくては買えないから不便だ。でも不便は無駄な買い物をしなくなり無駄使いが少なくなった事は確かだと不便の利も良いのではと思った。

午後の湖岸ポタリングでは夏空の広がる琵琶湖を見て早くも梅雨明けではと錯覚するような風景に異常さを感じた。

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