中島省三の湖畔通信

湖岸ポタリングを楽しむ

2023/03/20

家から五分ほどで琵琶湖岸へ出られる恵まれた場所に住まわせてもらっている、年老いて遠出する事も無くなり自転車で湖岸をポタリングするのが毎日の楽しみだ。午前と午後、琵琶湖に向かう、午前中は青の世界を堪能した。打出浜、文化館は工事中で足場が組まれ姿は見えないが屋根部分が少し見え、天守閣の様に見える、鴟尾?が青空に映えていた。傍らのコブシの花も開花した。午後、打出浜を訪れると蜃気楼研究会のメンバーが湖上の彼方にカメラを向けて撮影していた。Tさんに尋ねると高島市の明神崎が蜃気楼現象で変化していると語ってくれた。双眼鏡を借りて明神崎を見ると切り立った崖の島のように見えた。自然現象の不思議さを身近な場所で体験できる幸せを感じた。琵琶湖上空の雲の変化は激しく巻積雲から高積雲、高層雲へと変化する大気の流れはお天気は下り坂と教えてくれた。

三枚目写真はスマホカメラで撮りました。

AIテクノロジーが活躍する・・

2023/03/19

AIテクノロジーが活躍する社会に生きていると実感するようになった。人間83年生きて此れだけ変化した時代に生きられたことに感謝しなければと思った。今は少年時代に読んだSFや漫画の世界を体験している様で、6日前に金沢のクリニックで内視鏡検査を受けた折、自分の大腸内がテレビモニターに映し出され、自分がミクロの探検隊になったような錯覚を憶えた。ポリープ切除も簡単に行われる時代だ。今朝の朝日新聞の天声人語を読みながら、僕らの育った環境と大きく変わった子どもたちの会話のツールはスマホやパソコンに、大人たち従来通りの会話では通じないのではとおもった。生徒たちは言葉で話すコミュニケーションよりもSNSでのメールで連絡するのが基本の世界では先生と生徒たちとのコミュニケーションは上手く機能しているのだろうかとおもった。夕方、テレビを見ているとロボットの活躍は医療現場では手術をこなし、工場での組立作業などはロボットが主だと伝えていた。此のままAIテクノロジーが進化すればホモ・サピエンスは無用となり霊長類のトップの座は交代してロボットが永遠の命を獲得して新しい地球の統治者となる日も近いのではとおもった。そして金沢からの帰路、特急サンダーバードでは車窓風景など楽しむ人も少なく殆どの人がスマホの画面を見ていた。僕は京都に着くまで車窓風景を楽しんだ。未来は窓のない電車が出来ることは間違いないとおもった。窓なし電車はコストも安く、そして未来はロボット生命体が乗るのだから窓は要らないとおもった。

大きな潦

2023/03/18

春雨じゃ濡れて行こうには、寒い雨なので傘を差して三井寺の散歩に出かけた。境内のソメイヨシノの蕾も膨らみ掛けた。ライトアップが始まる来週には咲き始めるのではと思った。絵になる桜の第三位に選ばれた三井寺観音堂の観月舞台の床に貼られるアクリル板も張り替えられた。最近、漆の卓や光る床に映る景色が人気だ。僕は人工的なアクリル板よりも潦と言われている水たまりに映る景色の方が好きだ。雨も上がり空を見上げると青空も少し顔を見せたので湖岸へ向かった。琵琶湖は雨も上がり青空と雲が見事な光景を演出してくれたお陰で良い写真が撮れた。辺りを見渡すと小さなグラウンドに水がたまり、潦ができていた。湖面と違い風の影響も無く水鏡状態で雲が歪まず美しく映えていた。水面近くでカメラを構えると別世界の様な景色が広がった。久しぶりの楽しい撮影となった。雲の流れも早く、次の雲が広がり始めると大空の劇場はフィナーレとなった。今日も空からの誘いを受け琵琶湖へ向かったお陰で美しい光景に出会え心豊かな一日に感謝するしかないと思った。

散歩叙景

2023/03/17

散歩では何時も写真を撮るが最近は朝の三井寺へ向かう時はデジカメを持たずにスマホで向かう事が多くなった。重いデジイチを首に下げているのが辛くなったからだ。そしてスマホの性能も良くなり日常を撮るには此れで充分だ。でも湖畔通信に載せる写真はデジカメで撮りたいからと今日はデジカメを持って出かけた。鹿関橋から疎水を見ると通船のテスト運航が始まった様だ。閘門は工事が遅れ春の通船は閘門を使用せずに従来通りトンネル手前の乗船となった。三井寺の境内のソメイヨシノは少し蕾が赤くなったが開花は少し先になりそうだ。何か花は咲いていないかと辺りを見ると八重ツバキの花が誘ってくれた。和菓子の様に見える美味しそうな八重ツバキの花を見ていると甘いものが欲しくなった。打出浜湖岸では琵琶湖文化館の屋根修理を兼ねた工事で貼られた幕の上の鯱?鴟尾?が塗装され天守閣の様に見えるのは大トンボあきつ君が取り外されたからだ。側にあるコブシの花が咲き始めた。来年は、お城とコブシの花が撮れ新しい観光名所になるのではと思った。

長閑な琵琶湖

2023/03/16

琵琶湖の水位も雪解け水らの流入で平常水位に戻った。湖畔では保育園児の姿を良く見かける様になった。暖かくなると遊歩道を歩く人も増え自転車は気を付けて走行しなければと何時もより遅いスピードでポタリングした。水鳥の姿も少なくなった。湖上を埋め尽くした鳥たちの姿もなく寂しい光景となった。湖岸のソメイヨシノも少し蕾を膨らました。夕方、湖岸へ向かうと、雲が琵琶湖上空を覆い始めた。明日は雨の予報が出ていた。雨の降る前のダイナミックな雲の様子をデジカメで撮った。

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