遠くに白山
2025/01/18
三井寺の展望台からの眺めも今日は最高だ真冬の澄んだ空気の透明感は凄い比叡比良は言うに及ばず湖北の山々が白銀に輝いているのが近くに感じるから不思議だ。湖畔ポタリングで打出浜に佇んで北方を見ているとバードウォッチャーの富田さんが白山が見えますよ言われ確認すると三角型の山頂部が見えた。直線距離なら130キロから150キロ位だろうかと視程の良さに驚いた。もう飛行機を操縦することはないが此のような視程が100キロ以上もあると100マイル(160キロメートル)そこそこのスピードで飛ぶセスナやパイパーでスピード感がなく前方の景色が変わらないから眠くなりそうな気分での水平直線飛行に少し退屈したことが懐かしい思い出だ。
新しく出来る琵琶湖文化館
2025/01/17
浜大津の空き地では琵琶湖文化館の建設準備が始まったようだ?空き地の東側に建築事務所らしきプレハブの建物が建設された。パンフレットに寄ると2027年完成とあった。文化施設なので観光的にも魅力ある施設になればと浜大津アーカスを眺めた。コロナの影響を受けて閉館したアレックスシネマは其のままで映画ファンとしては寂しい風景だ。何か核になる施設が大津には必要だと思うが行政にやる気がないなら民間企業が奮起してくれれば良いのだがと寂れゆく大津の中心街を見ていると未来への明るさを感じることが出来なかった。
一度見た映画を
2025/01/16
一度見た映画を見る事になったのは読んでいる本「そっと静かに」ハン・ガン著はエッセイで楽しく読んでいる最中だ。其の中でビム・ベンダース監督が1987年に制作したカンヌ映画祭で監督賞を受賞した。ベルリン天使の詩の事が書かれていた。僕の見た映画なのに記憶が朧げで気になったのでプライムビデオで検索した。そして無料で見ることが出来た。好きな俳優ブルーノ・ガンツそしてコロンボの俳優ピーター・フォークまで出てくる映画を楽しく見ることが出来た。素晴らしい映画を1987年に見ておきながら記憶が定かでないとは実にいい加減な映画の見方をしていたのかと恥ずかしくなった。其の映画の中で、此の社会で寂しくなった事は何か?と聞かれるシーンが・・町中でスズメが見られなくなった事が寂しいと言ったセリフが字幕に現れたシーンが印象に残った。ドイツのベルリンでは1987年に町中からスズメが消えていたのだ。僕の住む大津では何時頃からと記憶を辿るもわからない・・つい最近湖畔でスズメの群れを撮った折に日常の何気ない光景が自然に消えてゆく怖さを感じたばかりだったから映画ベルリン天使の詩の中でスズメが消えた話が出て来て改めて日常の何気ない光景をフイルムカメラで撮っておかなければと思った。
散歩写真
2025/01/15
昔なら撮った写真を直ぐに見られるのはポラロイド写真ぐらいでフイルムを現像して印画紙にまでとなると時間も掛かるから直ぐにと言うわけにはいかなかった。湖畔通信も写真があるから毎日更新出来るが文章だけとなると話は別だ。エッセイを毎日続ける事は僕には無理だ、頭で考え事象を言葉で表現する能力は持ち合わせていないからデジカメで撮った写真なら簡単な事だから今日も湖畔通信が書けた。琵琶湖疏水の清掃を見ていると泥らの汚れが酷く水圧で側面の汚れを落としていた。此のような光景は少年時代に見たことがなかった。琵琶湖は汚くなったのかと清掃作業を眺めた。湖岸ポタリングでは望遠ズームを付けていたのでミコアイサ(パンダガモ)を大きく撮れた。午後は三井寺の札焼きを見に行った。やはり炎の迫力と美しさを感じるとネアンデルタール人だった頃のDNAが騒ぎ体の心から暖かくなった。
大津の正月行事
2025/01/14
朝刊(京都新聞)を開け滋賀版を見ると近くの長等神社の正月行事、綱打祭の写真が目に入った。写真は藁で作られた龍蛇が写っていた。大きな龍蛇の顔もユーモラスに見えるのは目玉がみかん?橙?だからなのか・・そして藁で編まれた尻尾は長く以前は楼門から50メートルほど先の鳥居の辺りまであったが現代は楼門までと短くなった。尻尾を踏むと一年間無病息災でいられるとの言い伝えもあり参拝者が踏んでも良いことになっているから僕も踏みながら写真を撮った。藁の龍蛇は本来なら15日に厄落としを兼ねて燃やされて行事は終わるが新聞に寄ると19日の日曜日に燃やされると記してあった。大津には多く正月行事が残っている、僕も大津市歴史博物館の開設時映像作りに携わっていた事もあり色んな行事を楽しみながら撮影できたのは良い思い出となった。