中島省三の湖畔通信

水素社会と富裕層

2020/12/10

昨夜、報道ステーションを見ていると未来の車?と言うより実用化されている水素を燃料とした電気自動車の話を恰も水素を利用する明るい未来を実しやかに語っている映像を見て不思議に感じた。水素と言えば水爆を思い出す、そして空好きの僕は飛行船ヒンデンブルグ号の事故1937年を思い出す、ドイツはヘリウムガスが入手できず水素ガスを使用した飛行船だった。ヒンデンブルグ号の事故は飛行船の水素ガスに引火して大爆発をしたことは悲劇として歴史に残っている、今は科学も発達して安全性は上がっているかも分からないがメリットばかりを伝えてデメリットは伝えないからい一般の市民は安全な水素社会が未来を担う様なイメージを持ってしまうのではとおもった。そして地球上の資源とエネルギーを地球全体の中で50%を消費したり所有しているのは富裕層の1%だと本で読んだ事がある、限られた資源で持続性ある社会のシステムを築くためにも公平な分配も必要になるのではおもった。そして僕はウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさんが国連で語ったように地球上の人類がアメリカや先進国のような暮らしをするほど地球上にはそんな資源はないと語っていた事をおもいだしてきた。真剣に豊かな暮らしの見直しを始めなければ人類の未来は無いのではとおもった。

ユリカモメが整列

2020/12/09

最近、湖畔通信用の写真に困る日が続いている、今日も期待せずに湖岸へ向った。浜大津港の湖岸の手摺を見るとユリカモメが整列しているのが目に入った。デジカメを出して撮影できる場所に近づくと、もう一人写真を撮っている人を見つけ邪魔にならないようにポジションを決めて撮り始めた。ユリカモメを驚かさないように少し近づきながら随分撮った。今日は風向きが良く此方に顔を向けて整列してくれ撮影しやすく天候に感謝した。ユリカモメの姿を見ていると、今朝の新聞(朝日)で読んだ記事、「隣人」になったクマ(オピニオン&フォーラム)では三人の識者が今年のクマに寄る人への被害について語っていた。近年里山が放置されてクマが難なく緩衝地帯を乗り越えて人里に出現して人間と遭遇しての事故が多発していることにもふれていた。中でも五箇公一さんは感染症リスクについては人間が自然の領域まで入り込んだ結果がウイルス問題を起こしたのではと指摘していた。熊谷達也さんも人間が迷惑しているよりもクマが迷惑しているのが本当のことだとも語っていた。山崎晃司さんも管理と排除 敬意を払いつつ、として、ツキノワグマは人類よりはるか昔、数十万年前から自然の営みに適応してきた・・・先輩であり、敬意を払う姿勢を失わないようにしたいと思います。と結んでいた。僕もカムチャッカ半島より遠路琵琶湖に訪れるユリカモメに敬意を表して写真を撮らせてもらった。

アオサギ君に再開

2020/12/08

今朝の三井寺の散歩で久しぶりにアオサギ君に出会った。確信する訳ではないがデジカメを構えても逃げないのは件のアオサギだけだ。池の傍から離れ参道へ出たので飛び立つと思っていたら方向転換して池に戻った。羽や体の羽毛も少しグレーが濃くなり歳を取ったのではとデジカメのシャッターを押した。コロナ騒ぎのないアオサギ君の社会を羨ましくおもうが生存競争の厳しい動物の世界に暮らすことはできないと思いながら境内を後にした。夕方近く、琵琶湖の夕景を撮りに出かけた。何時も湖岸で写真を撮っている傍らを多くの人が通り過ぎるが殆どの人は琵琶湖や空を見上げる事もなく通り過ぎて行く、そして湖岸で釣りをする人達も琵琶湖を埋め立てて作られた人工湖岸だと考える人も少いのではと思った。今日の午後、三井寺の茶房ながら亭で「日々の一滴」(藤原新也著)を再読していると、考えないという楽園、の項をおもいだした。そこには、あまりモノを考えない現代の学生気質にふれていた。例えば琵琶湖についても総合開発により大きく変わった南湖のことなどは誰も知る由もないと思いながら西日の残光を受けて少し赤みを帯びた雲が見える夕景を眺めた。

無題

2020/12/07

昨日は暗い小説を読み終え、コロナ禍が続く社会はどのように変化するのかと少し不安を感じながらも、これよりは悪くならないよう願った。今日は友人たちと楽しい会食の約束もあり湖岸ポタリングを簡単にすませた。今日の琵琶湖の夕景は、小説「日没」を想像させてくれる暗い夕景を撮ることができた。

日没・・・・デストピア小説

2020/12/06

僕はデストピア小説が好きだ。今日読み終えた、「日没」(桐野夏生著)は9月に発売された人気小説で近くの中井書店で取り寄せてもらって三日目で読んでしまった。内容は国家権力が表現の自由までも管理、そして反逆する作家を召喚して療養施設とは名ばかりの収容所に監禁状態で転向を強要される物語は明るさが無いトンネルに入った暗く陰鬱な物語を読み始めると止めることができない程だ,緊迫した状況が主人公マッツ夢井に次から次へと襲いかかる難題は残酷で陰湿な虐めの様に思える、暗い話は今を生きる者には丁度良いと思いながら本を閉じた。そして以前読んだジョージ・オーウェルの「1984」を思い出してきた。此の小説は1949年に発表されて今もベストセラーだ。ビッグブラザーが統括する独裁国家の物語は監視管理社会で市民の自由はなく、何処にいてもカメラで監視される社会の物語を読んで、グローバル化された地球上の社会はビッグブラザーの支配する国の様になるのではと少し不安になった。やがて何処かの国の三百メートルを超えるビルの壁面に「1984年」の中に出てくるような文字、戦争は平和なり 自由は隷従なり 無知は力なり が映し出される時代が近いのではと我が国の政治を見て思うのは僕だけではないとおもった。

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