疫病退散カンマンボウロ
2020/05/01
今日、三井寺では恒例の採灯護摩供が行われる日だ。今年は特に疫病(コロナウイルス新型肺炎)の早期退散を願った護摩焚きだ。僕も参加するために昼食後、三井寺の境内にある神変行者堂へ向かった。行者堂に着き辺りを見渡すと参加者の姿は何時もより少なく思った、やはりコロナの影響での自粛かとおもいながら受付で護摩木を買った。境内の何処から法螺貝の音が聞こえた。暫くすると行者を先頭に行列が到着した。行者堂前で一行が般若心経を唱え終わると護摩供の行事が始まった。行者問答、点火前の所作などが執り行われた後、護摩壇に点火されると何時もなら静かに煙が辺りに漂い神秘的な雰囲気が漂うのだが今日は晴天で空気も乾燥しているのか白い煙が直ぐに護摩壇を覆ってしまった。そして火の勢いが迫力を感じさせながら作る白煙が巨大な形となり疫病退散は俺に任せと言わんばかりに護摩壇一園を包んだ。導師、先達、行者らが唱えるお経にはコロナウイルス新型肺炎の退散を願う気迫が感じられた。その中で繰り返される疫病退散カンマンボウロの言葉が風に乗り空へ広がると辺りが護摩の煙の匂いに包まれ、何故か僕には安心感が宿った。一日も早いコロナの終息を願いながら行者堂を後にした。
タンポポと言えば
2020/04/30
僕はタンポポと言えば詩人の坂村真民さんの詩「タンポポ魂」踏みにじられても 食いちぎられても 死にもしない 枯れもしない その根強さ そしてつねに 太陽に向かって咲く・・・・・ を思い出す。今日も湖岸ポタリングで訪れた浜大津港で足下のタンポポを見て元気づけられた。坂村真民さんには二度ほどお出会いできた。近くの遊心庵へ来られた折に庵主様に紹介されお話を聞くことができた。真民さんは自分が自慢できる事は毎日、小鳥の囀りよりも早起きをして近くの川へ禊に出かけることだけですと話された事を思い出した。そして久しぶりに詩集「信に生きる」を開いて、タンポポ魂、を読むと心が鎮まった。
今朝の散歩で三井寺の山を見ると山が笑っていた、季節は進むコロナも時間が経てば終息するまで静かに待とうとおもった。
カメラを変えても・・・
2020/04/29
毎日、写真を撮っている自分は何者と・・フイルムカメラなら考えられなかった日常の撮影習慣はブログを書き始めてからだ。国語が大の苦手で漢字も書けない自分がパソコンに頼って書く文章など誰が読んでくれるのかとおもいながらも続けられたのはホームページを制作してくれた友人Mさんの言葉がきっかけで毎日、書くようになった。写真はデジカメに任せ気楽に日常を活写すればことは足りると思っていたが、つい欲が出て良い写真をとおもってしまうと被写体に困るとカメラを変えればと今日も重いデジイチ(一眼レフ)を持って湖岸へ向かった。良い写真が撮れる時は決まって写されるモノが自然に目に留まる時だと最近思うようになった。今日はカメラを変えるもマンネリ写真に終わった。そしてコロナウイルスでの影響で社会のシステムが変わろうとしている時にこそフイルムカメラで時代を捉える目を持たねばと、構えすぎるとモノは遠ざかるばかりだとカメラにフイルムを入れる前にロケハンをしなければと空振りに終わった撮影にデジイチが重く肩にかかった。
植物35億年の・・・
2020/04/28
湖岸ポタリングで浜大津港を走っていると、おいホモ・サピエンス(人間)と呼ばれた様な気がして自転車を止めた。傍らを見ると街灯脇のコンクリートタイルの隙間でシロツメクサが存在感を示していた。まさか土面のないコンクリートの平面でシロツメグサがと目を疑った。凛としたシロツメグサの花が其処にあった。植物の歴史35億年と言われている、万物の霊長と言われている人間はたかだか200万年だ。なにが万物の霊長とシロツメグサを見て恥ずかしくなった。ウイルスも40億年の歴史がある、少し畏敬を感じながら今回の大変な事態を受けて人類は大きく変わるチャンスではと思った。地球上のあらゆる資源を無断で使い人類の文明を謳歌してきたが、これが本当に地球上全ての生き物に取って良いことだったのかと反省する事ができれば万物の霊長として人間が誇れるのではと思った。長い人間社会のお休みは悪いことではないとおもいながら自転車のペダルを漕いだ。
今夕のテレビではアルコール不足で障害者が困っていると伝えていた。ウイルスは石鹸と水洗いで流れ落とせると聞く、僕はできるだけ石鹸と水で手洗いをしようと思った。
付和雷同、文殊の知恵、多数決・・・
2020/04/27
今、読書中の「銀河の片隅で科学夜話」は物理学、全卓樹氏の著した本、難しいのではと思ったが誰にも解りやすく楽しく、そして話題も豊富だ。何故か今の政治や社会背景をおもいうかべて読むと現状が符合するから面白く読める本だ。中でも数理社会編の「付和雷同」では我が国の安倍首相が進む方向に一斉に走る与党や野党の議員たちが本の中で語られるフランス語の例え話パニュルジュの羊を想像して可笑しかった。三人寄れば文殊の知恵、も三人で考えると正解率が上がる話も面白く理論の苦手な感覚人間の僕でも理解できた。安倍さんも一人で考えずに賢者二人と安倍さんの三人で考えれば良い方向に向かえたのではと思った。多数決の秘められた力、を読んで今の自民党安倍政権を崩すのは難しいと・・・話はグループの中に十分な知識と判断力を持った政治家が与党の中に二割いれば正しい政治が出来るのだがと考えるも自民党らの政権与党の中で二割の知識と判断力を持つ政治家が見当たらない現実では、気分が暗くなるが、何とかして次回の総選挙では正しい政治が出来るように二割の知識と判断力を持つ政治家を選び当選させなければ我が国の未来は無いと考えた。そして頷いて本を閉じた。
午後再び三井寺へ向かうと金堂上空には雲の力士が相撲をとっている様にも見えた。

















