熱源・・・
2020/04/21
熱源は今日、読み終えた小説「熱源」川越宗一著のことだ。久しぶりに充実感を味わった。樺太アイヌのヤヨマネフク(山辺安之助)とポーランド(リトアニア生まれ)のプロスワニフの二人の過酷な人生をテーマに描かれた長編小説は虐げられた人たちの生き方を通して語られる、登場人物もそれぞれ魅力があり最後まで飽きずに読めたのは小説に熱源を感じたからだ。物語はサハリン(樺太)からロシア・日本、舞台はロシア革命、日露戦争、そして南極探検隊白瀬中尉や大隈重信までも話が及ぶ大河小説で楽しく読めた。小説の最後近くでヤヨマネクフが語る、強いも弱いも、優れるも劣るもない。生まれたから、生きていくのだ。・・・はアイヌ(人)の本質ではとおもいながら本を閉じた。今、地球上はコロナウイルス騒動で大変な事態だ、でも過去にも起きた大きな事態にも人は生き延びた、今回も生き延びる事は出来るとおもった。
今日も小さな命たちが平和な日常を暮らしている写真を撮った。
雨の叙景
2020/04/20
春の話題もコロナウイルスが消し去ってしまった。そして時間は余りにも早く次のステージへ進んでしまった。37兆個の僕の細胞は頑張ってくれているようで少し安堵した。雨の日も脳だけは活性化してくれた。コロナの影響で美術館、映画館も閉まってしまい寂しい限りだ。何時もの散歩、三井寺の境内では一人も出会うことがなかった。透明のビニール傘を通して見る風景は、アメリカの写真家ソールライターの作品を連想させてくれ、思わず模倣してデジカメで撮った。京都駅ビルでのソールライターの写真展も中止?のようだ、見たかったのにと少しコロナが恨めしくなった。午後3時過ぎに雨が上がり湖岸ポタリングへ向かった。湖畔の公園広場には大きな潦?が辺りの景色を映しこんでいた。潦の浅い水面に鳩が・・・急いでシャッターを押した。雨上がりの叙景もまんざら悪くないとおもいながら自転車のペダルを漕ぎ湖岸を走った。
自粛要請後の休日
2020/04/19
緊急事態宣言が全国に出された休日の湖岸は、僕が毎日湖岸ポタリングをしている様子とは随分違った。最近、コロナ休日の影響で以前よりも湖岸を散歩する親子の姿も多く見られるようになった。今日は日曜日で、におの浜では芝桜が満開になった事もあり周辺の湖岸は賑わっていた。駐車場も他府県の車も多く見られた。湖岸は密閉空間ではないので、あまり心配することはないが自粛要請が出されている現状を考えると近くに住まう人たちの散歩ではなく安全な湖岸へと遠くから来た人もいるのではと思った。賑わっていると言っても僕が何時も走っている誰も見かけない時より多いだけで自転車でのんびり走るには支障はないとポタリングを楽しんだ。そして帰宅後、自粛について考えた・・・ドイツのメルケル首相のテレビ演説、国民へのメッセージをもう一度読んだ。首相の呼びかける言葉はわかりやすく真摯に受け止められる内容を読むと改めて行動パターンを考えようと思った。もちろん僕は最近、映画、居酒屋、そして京都ヘも出かけていないが、少し油断しているのではとおもいながら自粛を考えた。国が要請するから聞くのではなく、自分の判断が大切と、そして素直になれたのは我が国の安倍首相の言葉ではなくドイツの首相メルケルさんの言葉に誘われたからだと思った。
雨あがる・・・
2020/04/18
雨が上がるのを待って朝の散歩に出かけた。心を澄ますと見るもの全てが美しく見えました。三井寺の境内の潦に映る木立の美しさに佇んでいると鶯がないてくれました。目線を上げれば新緑とミツマタツツジが沈んだ気分を上昇させてくれた。世界中を覆うコロナウイルスで大変な事になっている時こそ世界の指導者は冷静に判断してくれることを祈るおもいで境内を歩いた。疎水の傍ではカンザン満開を向かえ春の最終章を飾ってくれている、くよくよしていても時間は進む、いずれコロナウイルスの脅威も終わる時がくるまで待つしかないと湖岸ポタリングへ向かった。
緊急事態
2020/04/17
全国に発せられた緊急事態宣言は何を意味するのかと考えた。強制的なものではないがと安心していては大変な事態に陥るのではと心配になってきた。朝日新聞朝刊のインタビューでは憲法学者石川健治さんが、緊急事態とは何か長い歴史が教える立憲主義の正道、として記者の質問に答えていた。客観的緊急事態と主観的緊急事態を説明されていた、安倍政権が発した緊急事態は客観的緊急事態で今の所、安心できると思っているといつの間にかに国家権力を強めた主観的緊急事態になり個人の権利が侵されるのではと心配が募るばかりだ。憲法13条全て国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。と定められている、そして憲法22条でも個人の権利は守られている事を九条と、ともに忘れること無く主張してゆこうと考えた。政府やメディアが恐怖を煽る中で冷静に自分で情報を分析して行動しなければと改めて気持ちを引き締めた。
写真は久しぶりにスクエアサイズで・・・庭では手入れもせずに何年もほったらかしておいたセロジネの花が咲いて存在感を表していた。ただ僕は凄いやつと、そして地球上に残るのは植物と昆虫・・・そしてウイルスではとおもった。

















