本で学ぶ・・・
2020/01/14
今日、久ぶりに友人Sさんと喫茶店で会話した。獲りとめもない会話の中で幼少時の生活環境の話になった。豊かでなかった時代の中での格差社会で苦労した者との違い等を話しながらコーヒータイムを過ごした。帰宅後、苦労する事無く生きてきた自分の経験では社会の格差を実感として受け止めているのかと今、読んでいる本ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの中に出てくるイギリス、下層で暮らす人たちの話を読んで、貧しい社会での生活らを本の中で知るだけだ。ボランティアの実体験も無く、食事らにも困ったことが無いものが本を通して感じる困窮生活を本当には理解できたかは分からないがと自分に聞き返した。本の中で語られるイギリス社会での総合扶助活動に参加する人たちの素晴らしさに感心した。日本では災害が起こったとき行政主導での救援活動が殆どだ、でもイギリスでは下層地域の人たちが行政機関が不能でも総合扶助の精神でボランティア機能が働き困っている人たちへの救助や援護がスムーズにできるのは小学生からシティズンシップ・エデュケーション教育で学ぶからだと思った。改めて日本の教育制度は旧態勢のままでは未来の社会への不安を感じ心細くなった。スマホでのコミュニケーションでシンパシーやエンパシーまで感じられるのかと疑問が広がるばかりのバーチャルな社会と格差社会で起きる問題を解決できる日はくるのだろうか・・・
人間社会の多様性?
2020/01/13
多様性は自然界の事と思っていたが、最近読み始めた本は今話題の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ)」でこの本の著者は最近読んだ「ポバティー・サファリ」の序文を書いたブレイディみかこさんの紹介欄の中でこの本の存在を知った。イギリス最下層の怒りを感じながら読んだポバティー・サファリの中に出てくる最下層の暮らしの大変な状況を知らされて政治や社会が最下層の人たちの苦境を本当に理解する事はできるのだろうかと不安感じながら読み終えた。そして同じイギリスの下層クラスが通う学校問題を自分の子供を中心に社会環境を描いたドキュメントには人間ドラマの明るさを感じ、暗い社会問題かと想像している自分の思い込みはページを開くとイギリスの中学校の学園生活の迫力そして優しさに楽しさをプラスした物語に吸い込まれて思い込みは消えた。本はまだ途中だが人間社会の多様性を理解できたのではと・・・でも僕の人生の中で欠落していた部分の物語を今から実体験は出来ないがとイギリスで暮らす作家の家族の男子中学生を通して感じるイギリスの教育環境の素晴らしさに感心すると、いかに人間社会の多様性が大事な事と改めて思った。格差社会が進む我が国の教育状況は世界に通用して行かないのではと未来が不安になるばかりだがせめて未来に生きる子供達のためにも多様性のある教育をして欲しいと願うばかりだ。
写真は長等神社の正月行事の綱打ち祭の藁で作られた大蛇。1月13日撮影
静かな街で・・・
2020/01/12
水気を含んだ空気が漂う静かな休日となった。今日から大津市の市長選挙が始まったが朝から選挙カーの姿も見かけず、県庁所在地の首長選挙がこれではと思いながら三井寺へ散歩に向かった。展望台から見る市街地からも物音一つ聞こえない眠った街の午前十時を眺めた。午後、膳所公園まで自転車で走った。僕の暮らす街は風光明媚で自然環境は最高水準だ。移り変わる琵琶湖の光景は見飽きることが無い、お天気と関係なく雄大な琵琶湖が何時も違った姿を見せてくれる素晴らしい空間を感じる大津市の中心地の湖岸は何ものにも変えがたい魅力を持った。最高の土地での選挙が盛り上がらないのは何故と打出浜湖岸から琵琶湖を眺めた。行政が行う観光事業も琵琶湖の良さを知らないから、つい目先のお金儲け主体の事業ばかりのイベントテンコ盛りの一過性の事業ばかりでは未来が見えてこないと思った。夕食後、又、自転車で湖岸へ、浜大津港から見る夜景も派手さは無いが湖面に映る光の帯は湖岸線を照らしている静かな琵琶湖の夜景も棄てがたいと夜の湖岸ポタリングを楽しんだ。そして停泊している観光船を写真に撮っていると僕の好きな監督タル・ベーラの「倫敦から来た男」を思い出した。少ない灯りに照らされた観光船や小さな桟橋も美しい光景だ。ありきたりの観光等に飽きた人たちを楽しませてくれる要素は幾らでもあると思いながら夜の湖岸を走った。
新聞を変えようと
2020/01/11
今、購読している新聞を変えようかと思っている、地方紙の京都新聞を十年近く購読しているが何時もカフェで読む朝日新聞の方が僕の好みだ。地方紙に変えたのは朝日新聞は喫茶店で読むから家では地方紙の方がと単純な理由だ。生まれたときから家では朝日新聞だった、別に朝日が良い新聞とは思わないが、今日も何時も寄るカフェタイムで朝日の朝刊を広げ、書評欄を見るも今日は興味を引く本は見当たらなかった。そしてページを捲ると寄稿記事、多様性って何だ、気持ちよさの罪を読んだ。寄稿者は作家村田沙耶香氏で子供時代からの自分の性格や悩みを語りながら作家として今も過去の自分の行動に面と向き合いながら罪を認識して反省しながら作家活動をする姿には良識を感じた、そして信頼できる人だと思いながら読み終えた。そして数年前に読んだ、コンビ二人間は村田沙耶香さんの作品だった事を思い出した。寄稿記事を読み終えた後、僕は多様性は自然界で起きる事象に使う言葉とばかり思っていたので人間社会での多様性の表現には少し違和感を感じたままだ。そして今も多様性は自然界だけで通用するのではと・・・・
今日の大気の流れは巻積雲や巻雲が描く世界は秋の様に感じた。
百貨店の名残・・・
2020/01/10
久ぶりに西武百貨店の前を通るとウインドウディスプレイの能面に心が動いた。過って賑わった当時の名残が辺りを漂っている様に僕は感じデジカメのシャッターを切ると40年の時間がスローモーションで過ぎった。午後は浜大津アレックスシネマへ、話題の韓国映画パラサイト半地下の家族(監督ポン・ジュノ)132分を見に行った。カンヌでパルムドール賞を獲り各国で絶賛されている評判の映画だ、今日は初日で観客もそれなりとおもったが館内へ入ると十五人ぐらいで女性が殆どだった。映像が素晴らしくこれぞ映画と感心しながら見ていると撮影者が気になった。映画はユーモアとサスペンスそしてアクションと退屈する事無く楽しめた。日本映画で話題だった、万引き家族と同じ様に底辺に暮らす人たちの物語で韓国の社会事情も描かれたエンターテインメント映画に魅了された。エンディングロールに流れる曲も印象に残った。クレジットは殆ど英文字で表示で映画の世界もグローバル化した事を改めて実感した。日本映画も良い作品を作って欲しいと日本映画の過去の作品を思い出しながら館外へ出ると美しい満月が湖上を照らしていた。

















