中島省三の湖畔通信

ロケハン

2019/03/31

久ぶりにロケハンを思い出した。と言うのは桜の写真をブローニーフイルムを使用するカメラ、マミヤ7で桜を撮る為に開花前の御近所の桜で絵になる場所を捜して廻った。近くの長等公園で後日撮影する場所を探していると、懐かしい記録映画撮影の事が浮かんで来た、愛媛の観光映画だったと記憶している、映画監督でテレビ番組を多く制作されてきたK監督の下で撮影を担当した、その時、頻繁にロケハンが大切と、監督は撮影前に一月近く掛けて愛媛県内をロケハンされて脚本が完成、その後、撮影班が愛媛県内で撮影を始めた。流石K監督は映画界出身で正確にロケハンされている所為でスムーズに撮影が進んだ事等を懐かしく思い出してきた。僕は今までロケハンなどせずに気楽に撮影してきたが、フイルムや現像の値段が上がった所為でフイルム写真は無駄なく撮影する為にも今から場所をロケハンが必要と感じたからだ。最近テレビ番組で使われているロケ班とロケハンとは違うとパソコンで調べて分かった。ロケーション・ハンティングは字の通り撮影場所を探し確保することだ、話言葉で聞いているとロケ班とロケハンは混同されやすいと、そしてロケハンの大切さを改めて感じた。公園では咲き始めた桜の傍で宴会をする人達の姿もあった。湖岸ではオオバンが陸に上がって餌を探していた、このオオバン達は渡りを止めたのだろうかと少し疑問に思った。

静かな週末

2019/03/30

三井寺の展望台の桜は今日も開花しなかった。花には花の事情があると咲きそうな気配を見せる咲き掛けの蕾を撮った。琵琶湖は波も無く鈍色の光景が広がっていた。桜が開花しないと御近所の名所も静かな佇まいだ。夕食後、静かな週末風景を写真に撮ろうと三井寺へ向かった、ライトアップされた境内は其れなりに美しいと思った。人影も無くライトに照らされた堂社が闇の中で静かに浮かんでいた。自分の足音だけが聞こえる静寂な空間を独り占めできる贅沢な時と、深呼吸すると花粉を吸い込み咳がでた。帰り道では、鹿関橋から疏水のライトアップを見た。LEDの冷たく明るい光に照らされる桜木は開花準備中の様に見えた。花が咲かない、お陰で極上の目で感じるデザートを食したと満足しながら一枚デジカメで写真を撮った。

京都,妙顕寺

2019/03/29

湖岸サイクリングを終え、午後は友人の写真家YGIさんの作品が展示されている妙顕寺(京都)へ出かけた。観光客で込んでいるのではと思ったが意外と少なくストレスを感じる事無くお寺に着けた。地下鉄鞍馬口から近いと聞いていたが思ったより遠かった。でも町中の大きな寺院に驚いた。瓦屋根の本堂は大きく威容を誇っていた。友人の作品はお寺の春の特別企画展の企画の一部だ。料金を払い中へ入り公開中の本堂を先に拝観した。信仰心は無いが厳かな雰囲気に心が鎮まった。その後、作家達の作品が展示してある部屋を見て歩き、友人の展示ブース(部屋)へ行くと友人YGIさんが見え軽く挨拶をして作品を見ると大きな木枠の中には水が張られ、水面下にはピンホール写真が揺らいでいた、琵琶湖を写したものだが不思議なほど太古の湖を感じさせてくれた、写真にプラスされた水の存在が日常空間から少し離れたところへ誘われた。お寺の中で感じる自然の揺らぎにほっとしながら庭に佇み時間を忘れた。


三枚目の写真はお寺の近くの公園の桜、京都は大津より桜が早く咲くことを実感した。

咲いている桜も

2019/03/28

三井寺で一番初めに花を咲かす、ソメイヨシノは観音堂上の展望台にあるが、赤い蕾は今日には開花すると思っていたが、開花予測は難しいと蕾を見た。明日からライトアップだが桜花は楽しめないと石段を下りた。でも微妙寺傍のソメイヨシノが花を咲かせているのに気付いた。自分の思い込みで一番に咲くのは展望台のソメイヨシノと思っていただけに、少し悔しさを感じた、そしてデジカメを出しシャッターを押す前に花を咲かせたソメイヨシノに思い込みを反省して一礼。湖岸は風が強く波が打ち寄せていた。琵琶湖は深呼吸できるのではと波を写真に撮った。打出浜のオオシマザクラの蕾も大きく、間もなく開花すると琵琶湖に本格的な春が来ると感じた。

花見の準備?

2019/03/27

お花見シーズンを控え、三井寺の境内ではライトアップの準備作業は終わり試験点灯も済んだ。展望台の桜は間もなく開花しそうだ。でも境内のソメイヨシノはライトアップの始まる29日には咲くか微妙だ、設置されたライトが開花を待っていた。疎水では明日からの通船運行に備えて操船の訓練をしていた。残念ながら此方の桜も開花は少し先だ。桜のライトアップは何十年も見た所為か興味が無くなった。個人的にはライトアップより夜桜の方が風情があると、長等公園の夜桜見物を思い出した。以前は三井寺よりも長等公園の桜の方が有名だった。この時期になると商店街には小さなボンボリが飾られ公園に向かう道なりにも同じ様に仄かなタングステン球の灯りのボンボリが道中を照らし夜桜気分を盛り上げていた。公園の入り口には大きなボンボリが飾られ桜の名所と言わんばかりに存在感を表していた。桜の傍らでは茣蓙が敷かれお花見の宴会が開かれて賑わっていた時代を懐かしく思い出してきた。現代はライトアップが主流でLEDライトの眩しく感じる明るさの中で見る桜は恥ずかしそうにしている様にも見え、少し桜花も迷惑しているのではと考えた。ソメイヨシノも全国的に寿命を迎えつつあると聞く、これから先のお花見はどの様に変化するのかと考えながらご近所の桜事情を見て廻ると、疏水取水水門傍らの見事な桜木を見るとソメイヨシノだ、此の樹も寿命が近付いているのではと、そして今回は此の桜木の満開写真を撮りたいと思った。

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