中島省三の湖畔通信

湖上は秋空

2024/09/18

暑さが一段パワーを上げて今日は厳しい酷暑となった。昨日の湖面に現れた褐色の帯状のラインが気になり湖岸へ向かった。湖上の空はすっかり秋に模様替えして涼しさを見せてくれるが体感温度は上がるばかりで少しバテ気味だ。湖岸の集積藻は除去作業が二艘水草刈り取り船で行われかなり進んでいるようだ。心配した湖上のラインも五割以上が消えていた。原因が知りたいが何も発表がないから致し方ないと諦めた。

湖面には褐色のラインが・・・

2024/09/17

今日も残暑ならぬ酷暑が続く日となった。浜大津港の湖面を見ると藻とアオコが浮いていた。突堤付近の藻は除去されたが広い湖面には藻が堆積したままだ。文化館の周辺の藻の除去に新しく作業船(ドイツ製の青い船)が加わって除去作業をしていた。打出浜の湖岸から琵琶湖を眺めると湖面に褐色のラインが見えた。ラインと言うより帯状に集積したモノ?が見られた。僕は研究者でないから想像でしか言えないが、数十年前に見た松の花粉を想像したが花粉は5月が最盛期だ。アオコの変異?プランクトンの異常発生?僕には分からないが琵琶湖からのメッセージだとおもった。県の環境課や研究者が調査してくれればと願いながら様子をデジカメで撮った。褐色(薄い)の帯状のラインはにおの浜から浜大津港近くまでの2キロメートル程も続いていた。

空は秋の気配

2024/09/16

湖岸に佇んで空を見上げると秋の気配を感じた。長く感じた夏もようやく最終章へと・・地球温暖化による気候変動は世界の彼方此方で災害を起こしている現状を見ているだけで何の行動も起きていないから不思議だ。政治の争点も経済問題ばかりで環境問題は議題には上がっていない、これから先も経済発展で豊かな暮らしを求めて行けると本当に思っているのだろうかと日本の政治の目指す方向に疑問を感じるばかりだ。

灯りのワークショップ?

2024/09/15

浜大津港周辺の湖岸には藻が集積したままだ?スーパーかいつぶり号Vが除去作業をしているが量が多くあり琵琶湖観光の拠点なら早く除去した方が良いのではと思った。集積した藻は沈殿して堆積して異臭を放っていた。夕食後は浜大津港周辺で行われているイベント「灯りのワークショップ」を見に出かけた。第一印象は静かなイベントだなと思った。僕の良く出かけたアーカスのアレックスシネマの在った階は電気が消えたままで灯りのオブジェの後方は琵琶湖ホテルは灯りは見えるが浜大津界隈の寂れようを感じながら写真を撮った。

野外映画

2024/09/14

 今日、湖岸ポタリングで打出浜まで来ると通行止めだった。フェンスには張り紙があり読むと今夜のイベント「よはのつきプロジェクト」で野外映画の準備にためと分かった。湖上の大型スクリーンで映画を・・とチラシも貼ってあった。大型クレーン車がスタンバイしていた。きっと大きなスクリーンをクレーンで吊るし湖上に突き出すのではと想像できた。野外映画など僕ら昭和生まれ(15年から20年生まれ)にとっては何も珍しくもないと思った。チラシには入場券3000円とあった。僕らの時代はもちろん無料だった。近くの小学校のグラウンドに白い布を貼ってスクリーンは完成、そし16ミリか35ミリの映写機で映画を上映した。もちろ日が落ちて暗くならなければ映画は上映できなかった。ほとんどの人が立ち見で映画を見ていた。僕らやんちゃ坊主はスクリーンの裏から映画を見た、うすい布だから透けて見えるからだ。鞍馬天狗ならちゃんと皆が見ている側で見たのだが恋愛映画らでは興味が無く見ることはなかった。そして「風にころがる映画もあった」椎名誠著のエッセイにも野外映画の事が書いてあったことを思い出した。にわか作りのスクリーンは風が少し吹くだけで俳優さんの顔が歪み面白かったことも少年時代の思い出だ。もう長閑な時代は訪れないと思うと少し寂しくなった。

TOPページ前ページ次ページ

-Topics Board-Skin by Web Studio Ciel- 管理

× 閉じる