中島省三の湖畔通信

町中へ

2018/02/23

湖岸サイクリングでは久ぶりに由美浜から膳所の町中へ入った。数十年前には城下町の佇まいを感じさせる家並みが残っていたが今では新しい住宅へ変わり曲がりくねった細い道路だけが城下町の面影を残していた。旧東海道も石場付近には往時を偲ぶ家屋もつい最近まであったのではと新しく建った住宅を見ながら通過した。そして有名な大津事件の現場から札の辻方向を見ると正面の山手に三井寺観音堂が今でも建物に邪魔されずに見えた。京町通りには町家ホテルが二棟も此の春に完成するそうだ、其のどれもが富裕層にターゲットを絞っていると聞いた。先日も他所の人が言っていた、大津の町には魅力を感じると言った事が気になり、今日、僕が膳所から町中を走り魅力なるモノを探そうと考えた結果だ。町家ホテルは連泊が基本で町中で買い物したり遊んだりして過ごしてもらうのが目的と新聞記事で見た事を思い出した。大津の町中で富裕層が楽しむ場所が何処にあるのかと考えた、三井寺や石山寺、坂本らは歴史的景観が残っているが町中では京都の様に幅広く遊び楽しむ場所はあるのかと考えながら以前に賑わったていた歓楽街の芝屋町を走り抜けた。

大津観光は琵琶湖を如何に利用するかにかかっているが、僕なら富裕層の観光ならヘリや豪華クルザーで浜大津から奥琵琶湖へ誘うのも良いのでは
・・・お金を使わないなら浜大津や打出浜から琵琶湖を眺め心を鎮める旅が最高と・・・

時には他紙を・・・

2018/02/22

湖岸サイクリングで見た琵琶湖は穏やかで何事も無く流れる時間は平和そのものだが、湖岸を離れれば起こっている事象の複雑さを解決する糸口さえ見つからない社会情勢に悲観するばかりだ。コーヒーブレイクに寄ったコメダで朝日新聞を広げ、時には他紙を見て情報をと目を通した。其の中で、自衛隊と移民の記事が目に入った、自衛隊の軍備は世界第8位で東アジアでは2番目と、そして僕は今まで日本では移民など関係ないのではと思っていたが、アジアや南米からの移民労働者が国内の工場で働く現状は移民を受け入れているのと同じでは、そして自衛隊も他国から見れば軍隊と見られている状況の中で問われる憲法九条問題らは国会だけでなく国民にも開かれた会議で此の国の現実を正確に考え、議論して平和の大切さに重きを置いた会議にして欲しいと思った。そして何時も問題になる日米地位協定で起こる不都合を早く解決しなければと今回、起きたアメリカ軍戦闘機の補助タンクの投げ捨て事故の問題では米軍の事故でありながら我が国で事故処理までやらされる現実を新聞を読んでいても腹が立つばかりでストレスが溜まるばかりと苦いコーヒーを飲んだ。


今日もアオサギに気づかれ逃げられ・・・写真は樹上の写真になった・・


大津に町家ホテル

2018/02/21

町家ホテルが間もなく大津の商店街で営業を始めると言っても、既に京都では多くの町家が一棟貸しのホテル?として営業しているが、僕は本当はホテルよりも旅籠の方が相応しいと思っていて外国人は漢字に興味を持っていると聞いた。そして流行の言葉で町家ホテルと言う事から外国人の利用が主目的なら旅籠が良いのではと考えた。その町家ホテルが大津で計画されていると新聞の記事で見たのは去年の4月だったと記憶しているが意外と早く実現したと正直、驚いた。記事によると商店街の空き家,七棟を町家ホテルにする計画で滞在型の観光を目指し商店街の復興を目指すと書かれていた。今日は買い物で寄った魚屋の主人が町家ホテルの外観が完成していると言われ見にいった。以前は総菜屋だったが表は町家に改造されていた。其の場所から少し離れた場所にはビニールシートで覆われ工事中で元は傘屋さんだったと懐かしく傘や提燈が並ぶ小さな店を思い出した。賑わっていた商店街が町家ホテル群?に変わるとは想像もしなかった。この町に暮らして78年が過ぎたが別に町の魅力を考えたことも無い、何時も湖岸から見る広大な琵琶湖を眺めていると、此の開放感だけは幾ら千年の都と言われる京都でも味わえないと思っているが、僕は大津の町には然程、興味が涌かなかったが、最近、他所から訪れる人から大津の町は素晴らしいと聞くと、もう一度、わが町を探索しようと思った。


写真の赤門は三井寺の茶房、ながら亭です

日本一の長寿県

2018/02/20

男性の長寿では日本一と聞いているが、先日、テレビ番組で長寿の秘密を探っていた。其の中でグランドゴルフと発酵食品の、ふなずし、を食する習慣が大いに貢献しているのではと伝えていた。今日も湖岸の緑地でグランドゴルフを楽しむ人達が見られた。僕は長寿の要因はもう一つあると、おもった、それは琵琶湖が県の中心にあることで湖岸に出れば広い琵琶湖の広大な風景が見せる、開放感のお陰で誰もが心を癒され、日頃のストレスが消えることも長寿に貢献しているのではと考えながら湖岸のグランドゴルフの風景を写真に撮った。

デトロイト

2018/02/19

デトロイトはアメリカ大統領選でトランプ氏が集中的に選挙運動した場所と記憶している、アメリカの都市だ。そのデトロイトで1967年7月に暴動が起こったニュースが世界中に配信されたのは50年も前の事で、僕の記憶の中では消えていた。最近あった講演会でジャーナリストの金平茂紀さんが話の中で、アメリカ映画、デトロイト(監督キャスリン・ビグロー)を少し紹介されたことが気になりネットで調べると京都で上映されていることが分かり、京都ムービックスまで出かけた。世間はオリンピックで活躍する日本選手のメダルラッシュで明るいムードになっているが、政治問題はメディアから消え社会の情勢が分からなくなった、こんな時には社会問題を取上げた映画を見るのも良いのではと元来の天邪鬼の気持ちになった結果だ。自動販売機でチケットを購入、館内に入ると観客が少ないのに驚いた。京都の映画館で10人足らずでは大津の映画館と変わらないとおもいながら席に着いた。映画デトロイトは1967年の7月に起こった黒人暴動を取上げた内容だ。アルジェ・モーテルに偶然、居合わせた若者たちへの、警察官の暴力的尋問が映画の大半を占めていて僕が暴力や尋問を受けている様な錯覚を覚えるのは映像の臨場感と俳優の上手さのせいではとおもった。そして僕を映画の中に惹きこみ、映画の終番近くでは少し疲れたが、国家権力の横暴さを描いたアメリカ映画の素晴らしさには、まだジャーリズムは機能しているなと感心しながら見終えた。

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