中島省三の湖畔通信

フイルムで撮った写真

2024/06/17

フイルムで撮った写真と言ってもデジタルデーター化された写真だ。今日の散歩写真はお天気イマイチ被写体もなく最近ライカM6で撮った何でも無い写真だ。フイルムも高くなり2年前には900円ぐらいで買えたネガカラーフイルムが税を入れると2000円もする時代だ。仕事では一日何本も使用した時代を懐かしく感じた。ポジフイルムの値段の高さと現像料を見ると驚き撮る気は起きなかった。ブローニーフイルム120が一本2000円もする時代になった事を知るとハッセルブラッドも使うことは諦めるしかないと思った。でも最近ペンタックスが新しくフイルムカメラを発売するニュースが伝わっているがフイルムが高価になった時代に以前のようなフイルムカメラの時代が来るとは想像できないが、なんとかフイルムが存続できてコストが下がればフイルム写真は生き残れるのではと思った。

静かな町

2024/06/16

今日、久しぶりに自分の映像作品をパソコンで見た。30年前に8ミリフイルムで町の情景を撮影した「スーパーロカルロードムービーイン大津」だ。来月、子ども大津歴史探検のフォトさんぽの最終会に写真のワークショップの時に子どもたちに30年前の大津の町の姿を見てもらおうと思ったからだ。今日も寂れた町を自転車で走ると余りにも変わった町を見て改めて驚くしか無かった。自分の撮った映像を見て驚いたのは初めてだ。町だけでなく湖畔の賑わいも無くなったのは何故と考えるも原因など見つかる筈がないと・・・・

雲の美術館

2024/06/15

梅雨入り間近で前線が北上したのか空の動きは激しく今日の琵琶湖上空では色んな雲が躍動して久しぶりに雲の美術館を楽しめた。愉快だったのは下層の空気の流れは上空とは違い小さな積雲が低い高度を東から西へ向かって飛行していた。手に取る様な高さなので、その積雲に乗ってみたくなった。雲に乗って飛行できるのは観音様?と孫悟空かと飛び去る雲を眺めた。

侵略的外来水性植物

2024/06/14

夏特有のモヤっとした雲ひとつ無い青空の下で湖岸ポタリング楽しんだ。飛行機なら水分を多く含んだ空気は離陸距離も伸びる此の季節は冬の密度の高い空気と比べると反応の鈍い空気だと・・でも自転車には何の影響もないと夏の冴えない青空を見上げた。帰路、打出浜を過ぎ浜大津湖岸で自転車を止めると湖岸に黄色の花を見つけた。言うまでもなく侵略的外来水性植物のオオバナミズキンバイの花だ。近づくとナガエツルノゲイトウも隣で勢力を競っているようにも見えた。流石何方も指名手配?侵略的外来水生植物で徹底的な駆除作戦にも負けずに生存し続ける生命力は凄いと感心するしかないと思った。琵琶湖の水位は人的操作で下げ続けられているが、もし梅雨の雨量が少なかったら夏場の水需要に答えられるのかと水位の低下した琵琶湖を見て心配になった。

昔の街道の面影は・・

2024/06/13

今日も夏日で厳しい暑さを覚悟していたが意外と過ごしやすく感じるのは琵琶湖のお陰と快適に湖岸ポタリングを楽しんだ。でも町中に入ると高いビルが空気の流れを遮断しているのか風の流れを感じなかった。京町通りは昔の東海道だが今では面影も無く大きく整備され電柱も地中へと一見綺麗には見えるが昔の街道をイメージすることは難しいのではとおもった。そして我が家の近くを走っている北国街道も数年前までは昔の狭い道だった。大津市の道路整備中で拡張された北国町通りも昔の面影もなく家並みも甍の家も少なくなり全国何処でも見られる町並みになってしまった。最近テレビニュースが富士山が見えなくなったと完成したマンションを解体して元通りに富士見通りから富士が見えるようになるとニュースが伝えていた。大津市の琵琶湖の湖岸には高層集合住宅ビル群が琵琶湖の景観を台無しにしていると感じる人はいるのだろうか、一年一回の琵琶湖花火大会のためにマンションを買う人もあると聞いた。湖岸に佇んで柿本人麻呂の詩 近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのに古思ほゆ を思い浮かべることができるだろうか・・・

TOPページ前ページ次ページ

-Topics Board-Skin by Web Studio Ciel- 管理

× 閉じる