中島省三の湖畔通信

藻刈舟

2015/05/12

今日は台風の影響で午後は雨との予報、少し空を気にしながら膳所の湖岸まで自転車で行った。琵琶湖を見ると漁船が三十艘ほどが出て藻刈作業をしているのが見えた。こんなに多くの漁船がと・・・去年はコカナダモの異常繁殖で湖面を埋め尽くし大変な事に・・・・今年は繁殖する前に先制パンチを藻に与えるための行政主導の作業かとおもいますが昔は近隣のお百姓さんが船を出し藻の刈り取り作業を、そんな姿が藻刈舟として描かれていました。この時期の風物詩だったのでしょう。藻は畑の肥料として利用され食の循環に組み込まれていた時代のことです。外来種は湖中だけでなく湖岸等を占拠しようと遺伝子に組み込まれた強い生命力を発揮してきます。これも植物だけの力ではなく気まぐれな人間の無責任な行動のなせる業で植物自体にはまったく罪はありません。琵琶湖はつい最近までと言っても五十年くらい前までは湖岸には菜の花が咲いていたそうです。でもキショウブも見慣れてくると美しいと思えてきますがいけないことでしょうか?

ツブラジイ

2015/05/11

ツブラジイと言っても爺さんの事ではない、長等山(三井寺)の方を見ると新緑の中に黄白色のもこもことしてカリフラワーの様にも見える花が山を覆い尽くすように咲いているその花がツブラジイ等のブナ科の樹だ。以前山が笑うと言うことを聞いたことを思い出した本当に山が豪快に笑っているように感じた。朝の三井寺の散歩で見かける樹に付けてある札にツブラジイと書いてあるのを何気なく見続けて何十年が経って本日やっとドングリやシイの実のなる樹の呼び名と判った次第、又シイはイタジイとドングリはコジイ又はツブラジイとパソコンで調べ理解した。僕はこの時期になると目や鼻、そして喉までが痒くなるのは何か原因がと、もともとアレルギーがあるがスギやヒノキが終わってから症状がでるのを不思議におもっていたがその事も本日ツブラジイが原因と判明したが鼻も手術をしているので辛抱はできる。近くにツブラジイやイタジイの森がしかも樹齢三百年から四百年と言われていて貴重な区域だと聞いた。僕はこの樹の花粉に反応して・・・・でも文句は言うつもりは無いむしろ親しみさえ感じてしまった。山を見るとチマチマした人間社会を笑い飛ばしているようにも見え僕も笑った。そしてクシャミをした。

われは湖の子

2015/05/10

五月の爽やかな風を受け自転車で走り帰宅。湖畔通信もネタ切れ状態、ふっと何気なくわれは湖の子の歌詞を口ずさむと以前テレビで琵琶湖就航の歌の歌碑が近くにあると言っていたのを思い出しカメラを持って出かけた。国道161号を渡り琵琶湖第一疏水の橋の上から京都三校(京都大学)の艇庫の写真を撮った。疏水は小学生時代の遊び場で危険だと言われて遊泳は禁止されていたが子供たちは泳ぎを楽しんでいた。近くには交番もあったが見ぬふりをして黙っていた。よく事故も起きずにと・・・・こんなに近くに琵琶湖就航の歌の歌碑があることは知っていたが態々見に行くこともと今日まで思っていました。場所は三校の艇庫の後方、京都市水道局の土地に在った。思っていたより立派で大きい石?岩にわれは湖の子と彫ってあり琵琶湖就航の歌の歌碑も樹の茂みにあった。琵琶湖周辺にはこの歌の歌碑が幾つかあることをテレビで知ったそして琵琶湖哀歌と混同していたことを恥じた。

市民ウォーク

2015/05/09

今日は40回目の市民ウォークに参加した。福島原発事故後に友人のIさん等が呼びかけた市民による反原発のデモで最初から参加者も少人数で始まった。僕は1986年チェルノブイリの原発事故後に友人等と原発の危険を考えたり勉強する会を立ち上げた事がきっかけで今もまだ原発反対は変わっていない。25年以上前に小出裕章さんを招いて放射能の恐ろしさ原発事故の恐ろしさをまなんだ。そんな恐ろしい原発事故が2011年3月にわが国の福島に起こってしまった。放射能の半減期は人類の歴史を遥かに越える200万年と言われている、チェルノブイリの事故処理は29年も経った今でも核燃料らの核廃物には手が付けられずにそして福島の原発事故も炉心には近づけず放射線に汚染された水の処理すら完全にできていない現実、何時解決できるか分らない原発事故の大きさを知った今、これ以上原発事故が起きればどれだけ被害がでるか想像はできるこれからの人たちのためにも原発はやめるべきと市民ウォークで到着した湖岸で琵琶湖の北方の原発群のことを心配した。

要注意外来生物

2015/05/07

今日は又、湖岸で黄色い花を見つけ近づくとキショウブだ、要注意外来生物に指定されているが、なにか凄い悪者みたいに感じるが個人的には美しいと思っている、黄色い花はタンポポそしてオオバナミズキンバイとこれもみな外来の植物ですが花たちにはまったく罪はありません人間に運ばれこの地に来ただけなのに罪人呼ばわりでは気の毒です。午後は京都へ映画を見に行きましたポーランド映画パプーシャの黒い瞳、内容はジプシーたちの苦難史を描いたモノクロームの美しい映像が自由に何処へでも行けるジプシーの生活を悲しくも美しく表現された映画でした久しぶりに見た秀作です。ジプシーはロマとよばれてヨーロッパでは差別されている民族です本来なら地球上を何処へでも旅をしながら自由に暮らせる権利を持てる人達なのに何故迫害を受けねばならなかったのかと・・・権力を持つものは従わずに自由に生きる人達が疎ましく感じ排除するのが正義と思っているのだろうか・・・・世界中には権力をもたない弱い立場の人達のことを知ることも大切な事です。外来植物の中にも自然の風の流れや鳥につれて来られたものもあるはず地球46億年の進化のなか少し大目に見られたらと・・・・

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