蝋梅
2024/02/14
三井寺の展望台から琵琶湖を眺めると空と琵琶湖の境目が分からず空間式失調になるのではと水平感覚を失いそうになった。やはり大空には雲が在る方が気分が落ち着くと怖さを感じる青空に畏怖を感じた。三井寺の境内から蝋梅が消えてから、僕は蝋梅の写真を撮る機会も少なくなった。でも自分の観察力不足に今日、気づいた。以前に何回も写真を撮った、疎水傍らに咲いていた事を思い出し、その場所に向かった。青空に映える蝋梅の香りを感じながら写真に撮った。残念ながら香りまで写真に記憶させることは出来なかった。今日は4月並の気温だとテレビが伝えていた。地球温暖化の驚異が間近に迫っているのではと不安を感じた。
カワヅザクラ
2024/02/13
今朝、スマホを開くと三年前の2月13日に撮ったカワヅザクラ写真が目に入ってきた。エッ、そんなに早く咲いていたのかと、今年は暖冬、もう咲いているのではと何時もの湖岸ポタリングより足を伸ばし膳所由美浜のカワヅザクラを見に出かけた。湖岸の遊歩道が市民プラザの改修工事で迂回するようになってから由美浜へは足が遠のき暫く行っていなかった。いざ由美浜まで来てみると全く花は見当たらず、少しがっかりしながら、自転車で通過する間際にちらっと赤い花らしきものを発見した。その木の側によって見るも分からず、他の木も探した。目の錯覚かと諦めかけた折に、一輪の花が此処だよと知らせてくれた。何本も在るカワヅザクラの木の中で唯一その木だけに一輪の花が咲いていた。辺りを見回しても蕾はまだ開花する様子は感じられなかった。一輪のカワヅザクラの花を愛でながら写真を撮った。唯それだけの事が嬉しく思う日となった。
今日は青い空、青い琵琶湖そして青色の一日となった。
豊かな国のニュース?
2024/02/12
夕食後、テレビを見ていると、日本航空が新しい旅客機を導入して豪華な旅の宣伝をしていた。ビジネスクラスにも個室を設置、顧客の増加を狙って之からの事業の発展を目指すそうだ。そんなニュースを見ていると先日の飛行機雲の多さが頭を過ぎった。そして70数年前に学校の社会の時間にアメリカ社会の豊かさの授業で一家に一台自動車が在ることに驚き羨んだ時代を思い出した。今、豊かな国?我が国では一家に何台も自動車を持つ家が国中で見られる時代に、そして豊かな国?になった。僕は思っていないが、今、地球温暖化の影響で起きる異常気候が問題になっているのに、未だ豊かさを誇るニュースが流れる中で、消費資本主義社会の矛盾だと笑って済ませる時代ではない筈だ。戦争もウクライナとガザで続いたまま、毎日、人名が奪われ町が破壊され続けているが、国際社会は戦争を止める事も地球温暖化に対しても何も出来ないのは、豊かで巨大な国や先進国が自国ファーストで政治を行っているのでは、問題は解決しないと思うと虚しくなるばかりだ。お金も知恵もない年金爺が考えても空しいことだが・・
浜大津港の突堤を見ると琵琶湖の水位が回復しているのが見えた。
琵琶湖の水位マイナス56センチ
2024/02/11
琵琶湖の水位が順調に回復しているのは浜大津港の突堤を見ていると良く分かる、定点観測して写真を撮るのも良いのだが、規則正しく写真を撮るのが苦手な僕には無理だと諦めた。子供時代から何でも直ぐに飽きて止めてしまうか、最初から僕には向いていないと諦めてしまう僕が湖畔通信を毎日、飽きること無く続けられるのは大気の循環で毎日、雲の動きが見られるからだ、そして同じ形になることが無いからだ。今日も全天雲に覆われていて雲の美術館は見れないと分かっていても出かけるのは同じ風景を見ることが無いからだ。今日は風も弱く若狭の原発群を気にすること無く夕景が楽しめた。スマホで琵琶湖の水位を見るとマイナス56センチと知らせてくれた。何時、琵琶湖は深呼吸をするのかと湖面を眺めた。
彼方の老朽原発
2024/02/10
之と言った用事もない年金爺の日常は幸い平穏な暮らしだが、何時非日常な事態が起こらないとは限らないと思ったのは、琵琶湖は今日も北西風が強く吹いているからだ。そして彼方の若狭湾には高浜や美浜には老朽原発があり、もし大きな地震が起きれば大変な事態になると想像するからだ。一刻も早く廃炉にしてほしいと願うばかりだ。今日も琵琶湖は美しく日常の風景を楽しませてくれているが、自然の災害は何時起きるか分からないのが実情だ。毎日、能登の地震災害の被害の状況がテレビで流れている、一月以上の時間が流れても問題は山積みのままだ。原発の事故につながら無かったのが不幸中の幸いだったと東日本大震災を思い出した。