中島省三の湖畔通信

雪景色

2024/01/25

雪景色を撮ろうと期待していたほどの雪は積もらなかった。雪と言えば、大雪の日に三井寺の山中でクロカンスキーで大怪我をしたことを思い出した。その日は30センチ近く積雪があり、歩くスキーなら楽しめると三井寺の境内を歩き展望台から山道を歩き山中にスキーを進め、止せばよいのにクロスカントリー・スキーで細い山道の急斜面を滑り降り転倒、そして岩に当たり股関節を骨折した。たかだか千メートルの距離を二時間以上かけて観音堂までたどり着いた事を、展望台から雪景色を見ながら思い出した。あれ以来、スキーを止めているが未だに雪を見ると心が弾むから不思議だ。山スキーは無理だがゲレンデならスキーが楽しめるのではと思う時も・・でもドクターストップを思い出して諦めた。積雪が少なくおもった雪景色は撮れなかったが久しぶりの雪を踏むと忘れていない雪の感触を足に感じた。

寒波襲来

2024/01/24

テレビから今冬一番の寒波襲来で交通機関の乱れを伝えていた。少年時代は情報量が少なかったのか大雪ぐらいでは大騒ぎをしなかったように思うが、便利な社会の脆弱さを感じるニュースが多い、昨日も東北新幹線の架線事故で運転が終日休止となり大変な事態となった。蒸気機関車が主に走っていた頃は全線がストップするような事態にはならなかった。AI,ITデジタル時代は便利さが売り物だが一度不具合が発生すると地域から全国に影響が及ぶ事が多くなった。そして大きな災害が起きた時にはライフラインの脆弱さが今回の能登の地震でも問題点が出てきた。下水道などが破壊されると大変な事態だ。個別の浄化槽なら災害が起きても全部が壊れる事はないから・・汲み取り便所なら?昔のように別棟にあり建物も小さく壊れにくいのではと思った。そして仮設トイレは全部汲み取り式ではと被災地に並ぶ仮設トイレを思い出した。今更、不便な時代にと思うかも知れないが、意外と災害時には役立つ物があるのではと思った。夕方、湖岸へ向かった。寒さ一段と厳しいが、30年以上も前の登山用ダウン(モンクレ))を着ていると寒さは感じなかった。今の製品はファション重視で寒さを防ぐ能力は昔のダウンが優れているように感じた。

琵琶湖の水位が少しづつ回復してきた。浜大津港の突堤を見ているとよく分かる。二枚目が突堤です。

迫る雪雲

2024/01/23

テレビの天気予報が寒波襲来と大雪への注意を喚起していた。湖岸ポタリングで走る湖岸は風は少しあるが波立ってはいない、彼方には雪雲も見られた。膳所の市民プラザの回収整備工事で出来た土山が人工の自然が此の場所に作られる事を知らせていた。いくら木を植えて自然らしく見せても人工物には違わないと土山を写真に撮った。来年の春には「たねや」の施設が出来ると市が発表していた。夕方の琵琶湖は雪雲が迫る美しい光景が見られた。彼方の被災地での復旧工事があまり進んでいないとニュースが伝える度に、水道、下水道、電気が復旧が一刻も早く進む事を祈ることしかできないが・・・

盛り上がらなかった選挙

2024/01/22

大津市市長選の投票率は前回より悪かった。結果は現職が勝ったが、選挙が盛り上がらなかったのは、両候補ともに、之と言った政策も目新しさも無かったからだ。今日も三井寺観音堂上の展望台から見る眺めで目立つのは湖岸に林立する高層集合住宅群が衝立としての存在感が際立っているベッドタウンとしての大津市の情景が見えるだけだ。町の美観も感じない琵琶湖を台無しにした景観が、そして28年間も営業したイオンの赤い看板は早くも消えた。百貨店の無い県庁所在地の街として有名ではと魅力のない街を見下ろした。北国街道も道路が拡張されたが、何でも無い住宅が立ち並ぶ全国どこでも見られる町並みになった。料理旅館や旅籠、駄菓子屋、饅頭屋、蝋燭屋、服屋、雑貨屋、金魚屋、自転車屋、ガラス屋、昆布屋らが立ち並んだ町並みは消えた。当選した市長が町の活性化を謳っているが集合住宅が増えるだけではベッドタウンとして何も面白みの無い町へと進むだけだとおもった。

雨あがる

2024/01/21

思っていたより早く雨は上がった。散歩の帰路、大門坂の遊心庵の門前のジュウガツザクラが最盛期を過ぎても小さな花を咲かせていた。小さくても桜の花は花と存在感を表していた。滴と花を愛でた。そしてデジカメのシャッターを押した。浜大津湖岸から見る雨後の琵琶湖を眺めホットした。夕方も湖岸へ水分を多く含んだ空気が、潤いを感じる素晴らしい夕景を見せてくれた。言葉はいらないと、静かにシャッターを押した。

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