中島省三の湖畔通信

湖岸叙景

2023/08/28

琵琶湖のレジャーの拠点が北湖になったお陰で南湖は静かになった。浜大津から石山寺、南郷まで信号なしで行ける遊歩道の存在は大きいと思った。静かで雄大な琵琶湖を眺めながらのサイクリングは安全に走れる最高のコースだ。今日も打出浜から湖上を見るとスタンドアップパドルボードに乗った人が琵琶湖を独り占めして楽しんでいるように見えた。午後は琵琶湖周辺の山には積乱雲が見えるが上空は安定した青空が広がっていた。

雷魚が釣れた・・・

2023/08/27

8月もあと僅かとなった。肌に感じる風は何となく涼しく爽やかだ。休日の湖岸はにはバス釣りの人の姿が湖岸の所々に見られた。今日もにおの浜ではユーチューバーのKさんがバス釣りの実況中継をしていた。湖岸ポタリングの帰路、Kさんを見ると大物を釣り上げている時に出会った、そして、近づいて写真を撮らせてもらった。ところが釣り上げたのは雷魚で、Kさんにとっては興味の無い魚類だが、僕の撮影に協力いただきポーズまでしていただいた。雷魚は博物館以外で見るのは初めてだ。迫力を感じる大きな魚に驚いた。しかし顔はナマズの様な顔で愛嬌も感じた。流石Kさんはプロの釣師、釣った魚を丁寧に扱われ琵琶湖に戻された。湖面を見ると此の時期にしては透明度もありアオコの心配は当分ないとおもった。Kさんにお礼をいって帰路についた。

静かな湖畔

2023/08/26

昔は地蔵盆が済むと涼風が吹くと言っていたのは祖母だった。でも最近は其の様なことにはならないが、でも今日の湖岸は爽やかな風が吹いて暑さは苦にならなかった。におの浜では緑陰で休んでいるライダーさんに写真を撮っても良いかと声をかけると気持ちよく、いいですよと返事があった。その後、少し会話をした。ライダーはホンダハンターカブに乗って奈良から来られたIさんで、におの浜へは二度目で大変此の場所が気に入っていると話された。僕は琵琶湖の北の方が大きくて綺麗ですよと言うと、2週間ほど前に敦賀まで走った折、琵琶湖の湖西路の湖岸を走ったがバイクを止めてゆっくり出来る場所がなく、別荘地が多く路が狭くバイクを置く場所も無いと・・そして海のように見える琵琶湖はプレジャーボートらが湖上を走り回り、あまり静かな環境ではなかったと話され、大津の湖岸、におの浜の方が静かで良い場所だと気に入っていると話してくれた。そう言えば、数十年前は柳が崎水泳場が開設されていた頃はジェトスキーやプレジャーボートの騒音が煩く感じた事を思い出した。今では近江舞子や北小松の湖畔らが琵琶湖のレジャーの拠点になっていることに気づいた。遠くに望む琵琶湖大橋の向こう北湖での騒音などは聞こえて来るはずもなく、お陰で大津の湖岸は静かな佇まいで琵琶湖の大空間を感じながら寛げることを改めて理解した。

夕食後、窓から東方の赤い雲を見て湖岸へ走った。久しぶりに見る東方の夕焼けを楽しめた。

処理水放出

2023/08/25

福島第一原発処理水が地元の漁民の理解を得ないまま昨日海に放出された。政府と東電だけが理解してしているだけでは、此の問題は解決されていないと思っている人は多いとニュースを見ていても分かるのではとおもった。日本国内でも、もっと時間を掛けて地元の漁業者の理解を得るべきだと思った。そして全量放出に30年もの時間が必要と言われている、誰が最後まで責任がもてるのかと疑問が・・事故を起こした原発の廃炉の問題も解決出来ていない状況で、高浜の老朽原発の再稼働を始めた、新しい原発の計画も在ると聞く、本来なら福島原発の経験から我が国での原発は全て廃炉にするのが一番の政策ではなかったのかと事故当時を振り返った。本当に此の国の未来を考える政治家はいるのだろうかと今朝の朝刊を読んだ。

写真一枚目はスマホで撮った坂本の町並みです。

雨後の琵琶湖

2023/08/24

今日も朝からお天気はイマイチだった。湖岸ポタリングで走る湖岸も最近はバス釣りをする人の姿も少なくなった。におの浜で久しぶりにバス釣りのユーチューバーAさん会った。琵琶湖のブラックバスの状況を尋ねると最近では岸から釣れるブラックバスは少なくなったと話してくれた。琵琶湖のギャングとまで言われ駆除対象にされたブラックバスが激減したのだから喜ぶべきだが、何故か気の毒におもった。午後、激しい雨が急に降った。でも短時間で上がった。夕方、外へ出ると昼間の暑さが嘘のように思えるほど涼しく感じた。Tシャツ一枚で自転車に乗り琵琶湖へ向かった。湖岸は涼しく少し肌寒く感じた。湖岸に佇んで見る雨後の鈍色の琵琶湖は美しく言葉では表現しつくせないとデジカメのシャッターを押した。

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