中島省三の湖畔通信

ホタルの思い出

2025/06/04

テレビのニュースがホタルの話題を伝えていた。僕は此の時期になるとホタルの匂いを思い出してくる、もう70年以上も前、もちろん僕は小学生だった頃、祖母と一緒に浜大津港から汽船に乗って祖母の生まれた守山の杉江と向かった、其の頃は琵琶湖汽船が太湖汽船と言われていた時代で定期航路として毎日浜大津港から船が出ていた。赤野井港へは一時間半くらいで着いた?自転車で親類の人が迎えに来てくれた記憶がある、夜になると又従兄弟の功さんに蛍狩に連れてもらったことや藁ぼうき?パソコンでは竹箒とあったが僕は藁か豆枝の様なものだったと記憶している、夜になって箒の様なものを持って近くの小川へ向かって飛び交うホタルを何十匹も捕らえてくれたのは功さんだった。十匹位のホタルを入れた小さな蛍カゴ?が光っていた。翌日、汽船に乗って大津へ向かう船の中でもホタルの匂いがした。コルクを湿気らした少しカビ?の匂いと木くずが混じった匂いがホタルの匂いだ。数十年前なら三井寺の境内を流れる川でもホタルが見られた時代は朝の散歩でホタルの匂いを感じたことがあった。今はホタルの飛び交う姿を見ることができなくなった。もう一度、ホタルの匂いを嗅いで見たいと思った。

写真は三井寺の茶房の池のモリアオガエルです。

地球の片隅で?

2025/06/03

毎日の散歩は天候に関わらず出かける今日も強く雨が降る中を三井寺へ向かった。モンベルのレインギアに長靴の完全装備そしてビニール傘まで差して雨を楽しんだ。午後は雨が小止みになるのを待ってご近所の散歩に出かけた。官舎の隙間の小道を抜けて陸上競技場へと向かう途中で何気ない花壇に目をやるとニコニコマークが目に入った。先日、小さな花壇で作業をする人の姿を見かけた事を思い出した。こんな地球の片隅の花壇に遊び心で花絵が描ける人がいると思うと何故か少し嬉しくなった。

湖岸叙景

2025/06/02

今年は台風がまだ発生していないことをテレビの天気予報のコーナーで知った。短期集中で台風が多く発生するのではと心配になった。今日は曇り空?青空?とよく見ると上空には巻積雲?が冴えない青空に確認できた。今日は古いデジカメで撮っているから余計に眠たい空模様に見えるのかとデジカメのモニターを見た。古いデジカメは余計な事をしないから肉眼と同じように見える写真がとれているのだと思った。

湖岸叙景

2025/06/01

今日の天気予報が外れ思ったより良いお天気となった。湖岸遊歩道は隊列を組んだスポーツ少年団のグループが通行中なので久しぶりに湖岸道路を走ってにおの浜へ向かった。休日で湖岸では多くの人を見かけた。浜大津の公園広場も賑わっていた。

三枚目の写真は昨日撮影したもので、上空を飛行する自衛隊の輸送機と思われる四発のプロペラ機を見て80年前の記憶が蘇ってきた。四発プロペラ機と云えば僕はB29アメリカの爆撃機を思い出す。幸い大津は大空襲を免れたが僕はB29が遥か上空をジュラルミンの銀色の翼を輝かせて編隊飛行する姿が浮かんでくる、厳しい戦争体験はないが、二度と戦争をしないと憲法にまで定めた国がまた戦争が出来る国にはなってはいけないと上空の四発エンジンのC130?輸送機が暗雲の中を飛行する姿を見て少し戦争の不安を感じた。

古いデジカメで・・・

2025/05/31

今日も風は肌寒くウインドブレーカーを羽織って湖岸ポタリングを楽しんだ。珠には古いデジカメで撮影した。10年以上は経っているからオールドデジカメだ、其れよりも新しいデジカメは何台も壊れたのに不思議と買った中で古いデジカメが健在なのは嬉しいことだ。浜大津港では外来魚駆除釣り大会が行われていた。家族連れが殆どだが外来魚のブルーギルは少なくなり以前なら大きなポリ容器に多量のブルーギルが入っていたのにと湖岸を見ていると一疋ブルーギルが釣れ数人が見に集まっていた。多分、今は稚鮎を釣るより外来魚を釣るほうが難しいのではと思った。午後は近くの官舎を撮りに出かけた。公務員が少なくなったのか?ご近所の公務員宿舎は住む人も少なくなり町内寄りの建物は無人となって道路や周辺には草が茂り廃墟へと進んでいるように見えた。帰宅後、写真をパソコンへ写真をアップすると古いカメラで撮った写真も良いなと思った。

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