中島省三の湖畔通信

デジカメにも欠点が・・

2022/10/27

毎日、散歩や湖岸ポタリングには必ずデジカメ(一眼レフ)を持って出かけ、写真を撮るのが日常だ。フイルムと違い撮影コストは掛からないが、デジカメの撮像素子の表面に時々付着するゴミが問題だ。パソコンで修正すれば済むことだが、僕の基本はフイルム時代で、ポジフイルムで撮る行為と同じで、撮った写真は修正しないのが僕の主義だ。RAW(ロウ)で撮影して現像する人が多いが、現像と言ってもパソコンでデーターを処理加工することで僕の性分には合わないと最初に少しやっただけだ。僕はJPAGで最近は全て撮っている、それで充分だ。一番困るのがフイルムに当る撮像素子の表面に小さな埃が付くことだ。今日も久しぶりに古いデジカメで撮影して帰宅後、パソコンで確認すると撮った全ての画像に埃が写り込んでいた。以前なら電線を消したりゴミを消したりしていた。大事な写真なら補正するのだが、面倒なので撮った写真を削除した。記憶に残る写真はやはりフイルムで撮影しようと思った。心に残る写真など一年に数枚だからフイルムで充分だと考えた。これから時々はフイルムカメラで撮影しようと思った。

小説で感じる近未来

2022/10/26

僕は近未来を描いた小説は好きだ。もともとSF好きな事もあり物語の世界に直ぐに入れた、その小説「錆びた太陽」(恩田陸)を今日読み終えた。原発事故後の関東が舞台だ。其の場所はヒューマノイド(AI人形ロボット)が管理する放射能汚染地帯で、そこに突然、国税庁の役人(女性)が突然やって来るところから物語が始まる、前半は少し退屈しそうになったが後半はゾンビ(マルピー)と人間社会とヒューマノイドの立場を考えながら読んだ。近未来でも我が国の政治や権力構造は変わっていない社会は其のままだ。そんな近未来は想像しやすく,百年後の放射能汚染地帯の近未来の映像が浮かび思ったより早く読んでしまった。読み終えて文庫本を見るとグリーンの帯裏には・・「私たちは、こんにち、とても不条理で嘘臭くても、もはや笑い飛ばすしかない世界に生きている」を見て、笑い飛ばす元気があれば良いのだが、今の僕には笑い飛ばす飛ばすより現実の政治に怒りと虚しさだけだ。青空を見ても気分は晴れなかった。

ワインの集い

2022/10/25

コロナ禍で此処三年ほど集ってワインを楽しむ事などなかったが三週間ほど前に小川酒店のHさんにワイン会の知らせを聞いて、予てから行きたい、お店での集いならと申し込んだ。其の会が今日あり参加した。お店は八丁通りと言っても大津に住んでいる若い人には馴染みない、でも161号と言えば分かる、蝉丸神社下社の横にある佳山と言うお店で、最近評判の和食のお店だ。今日は小川酒店のHさんが企画したワイン会で僕も期待して出かけた。家から歩いて25分掛かり着いた。店内はカウンターの6席でもちろん参加者も6人だ。自己紹介もなく始まる会は僕は好きだ。初めて会う人ばかりだが、一人顔見知りもあった。隣に座る人、其の隣の人とも楽しく会話しながらワインで料理を楽しめた。大将?マスター?若いが大将で良いと声を掛けた。僕は牡蠣は苦手なことを伝えると気分良く他のものに変えてくれた。味は素材の良さを活かした優しい味の料理は美味しく食せた。和食とワインは僕には少し違和感もあるが皆んなと楽しく食すれば問題はないとおもった。ワインはHさんのセレクトで初めて飲むワインもあり楽しかった。珠には昼ワインも良いのではと、ルバイヤートの詩を思い浮かべ自分に笑った。

琵琶湖の大型船

2022/10/24

浜大津港に停泊する大型船はミシガン号ビアンカ号学習船うみのこ号の三隻が係留されている風景は壮観だ。海洋の船舶は上空からしか見ていないから、想像の世界だ。琵琶湖で一番大きい港、浜大津港は琵琶湖の玄関口で琵琶湖観光の拠点だ。子供時代を振り返ると、もっと多くの船が定時運行され、野洲や守山、草津、堅田へと毎日運行されていた。もちろ京阪丸とみどり丸の大型船は島巡りへ向かう便もあり賑わっていた。そして今も懐かしい船名は記憶にある、みどり丸が一番大きく、次いで京阪丸、そして白鳥丸も憶えている、彦根港に停泊していた?浜大津港には定期航路の平安丸、弁天丸、八幡丸、唐崎丸などが木造の桟橋に繋がれていた事を思い出した。打出浜から湖上を眺めるとミシガン号とビアンカ号が珍しく湖上に浮かんでいた。そして手前には昔は無かった、水草刈り取り船スーパーかいつぶりV号も作業をしていた。今の船は蒸気機関ではないから煙突から黒い煙も噴かないから湖上を行く船を見ても情緒がないと思うのは公害や温暖化問題のなかった時代に育ったからだとおもった。

巻雲と積雲が・・・

2022/10/23

打出浜から琵琶湖上空を見ると巻雲と積雲がたなびく青空を眺めた。そして何故人間は戦争をするのかと・・今、読み始めた小説「錆びた太陽」(恩田陸)は重大な原発事故が起きた後の物語だ。其の中でも戦争の愚かさを記したページもあった。戦争というのは、人的資源、物的資源、そして時間の凄まじい無駄遣いである。を読んでウクライナとロシアの戦争を思い出した。大変な状況に在るウクライナの人達が早く平和な暮らしを取り戻すためにも双方がメンツを捨てて一刻も早く戦争を終結してほしいと願うことしか僕には出来ないと戦争の終結を空に祈った。今日は休日、浜大津港ターミナルも賑わっていた。湖岸ではハローウインの衣装を付けた家族連れも見られた。こんな平和な日常が何時までも続くことを願いながら湖岸を離れた。

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