西大津駅?大津京駅
2022/09/17
僕は西大津駅の方が好きだ、駅名が変更になったのは文化人?が集まり大津京駅に変更する運動?が効を果たして数年前に大津京駅になった。大津にあった都は短命で、僕はそんなに大きな都では無かったのではと思っているから、大津京は何処にと?駅を降りて、都の中心地を探すにも苦労するではと・・・僕は今でも西大津駅と言っている、其の駅を昨日、フイルムカメラで撮った。流石、駅前開発の失敗例として有名な西大津駅(大津京駅)前の緩衝地帯には雑草が生えて如何にも寂れた地方都市の玄関口に相応しいとライカのシャッターを押した。湖西線は山科駅が分岐点だ、本来なら膳所駅から湖西線となっていれば浜大津辺りに駅が出来て町の発展に繋がったのではと思っている、浜大津を大津市の交通の中心地から外した結果、寂れたのではと思いながら、今日も市内をポタリングした。
フイルムで撮ると
2022/09/16
今日は49日毎に受ける検診日で坂本のKクリニックへ向かった。以前は自転車で行っていたが人工骨頭のサイボーグ足になってからは電車で向かうのが通例になった。今日はJR湖西線の大津京駅から叡山駅で下車した。何時もはデジカメだが今日はライカM6にフイルムを入れ出かけた。何気ない風景やモノを撮るにはライカが向いている、デジイチは美しく撮れるがデジタルでは自分の描く光景とに何時も隔たりを感じるのは何故と思う、湖畔通信にアップする写真はデジイチで撮ったモノが殆どだ。叡山駅からKクリニックまでは徒歩だから散歩気分で何でもない風景を撮りながら行くも、デジタルカメラの様に撮ったモノを直ぐに確認することが出来ない分、撮影に集中できた。検診は異常なしで安心して帰路に着いた。残念ながら鶴喜がお休みで、昼食は諦めカフェで紅茶を、そして京阪石坂線の車窓風景をフイルムに収めた。27枚のネガフイルムを撮り終えて、イオンのキタムラで現像とデーター化をした。出来上がった写真をパソコンにアップすると、どの写真も何故か切なく感じる風景に見えた。現代社会は重く暗く雲に覆われているのが現状だ。そんな時代はデジカメよりもフイルムの方が合っているように思えた。夕方、デジイチを持って湖岸ポタリングに出かけた。湖岸佇んで、琵琶湖上空の雲を撮った。台風が近海にあると雲がこんなにも躍動的になるのかとデジカメのシャッターを押した。
ゴダールの映画ポスター
2022/09/15
ジャン=リュック・ゴダールが亡くなった事をテレビニュースが伝えていた。僕にとっては国葬の話題に登場する人よりも遥かに大切な人だ。1980年代、僕が自主制作映画に没頭していた時に出会った素晴らしい映画を作る監督だ、たしか京都の祇園会館で、ゴダールの「右側に気をつけろ」とタルコフスキーの「ノスタルジア」と二本立てだったと記憶している?そして僕はゴダールの映画を見る為に入った祇園会館で初めてタルコフスキーの映画「ノスタルジア」の映像美に感動してしまいゴダールの映画の記憶は飛んでしまった事を思い出した。もちろんゴダールの斬新で誰も真似することの出来ない映画も好きだ。特に好きなのはSF好きな事もあり「アルファビル」が好きだ。2018年に見た「イメージの本」は年齢を感じさせない瑞々しい映像感覚で表現した映像は今も僕の脳裏に焼き付いている、「気狂いピエロ」も楽しい映画だった。僕の制作した16ミリ自主制作映画「橋姫水神伝説」もゴダールの映画を真似たシーンもあるが、映画は失敗作で見るのも恥ずかしい映画だ。今日は、ゴダールのポスターが何時も見られる近くのカフェ「サライ」へ出かけた。映画「勝手にしやがれ」のポスターは隅っこに置かれていた。でも経年変化で僕の想像していたよりも傷みが酷く主演のジャン・ポールベルモントの顔が消えているが、ポスターは、まだ存在感を残しゴダールの代表作「勝手にしやがれ」の残像を浮かび上がらせていた。
セスジスズメガの幼虫
2022/09/14
何時もの散歩で三井寺へ向かう途中、三尾神社の傍らの路上で黒い芋虫?を見つけ立ち止って恒例のスマホのグウグルレンズを使用すると即、結果が出た。セスジスズメガの幼虫と分かった。写真を撮るのを忘れるぐらいデザインの素晴らしい幼虫を暫く眺めた。尖った方が頭だが、お尻の方も幼虫の顔の様にも見え、敵を欺くためのデザインではと感心しながらスマホで撮った。成虫は湖畔通信にもアップしているが、デザインの美しさは幼虫の方が素晴らしいとおもった。そしてデジカメを持っていなかった事を悔やんだ。珍しいモノはやはりデジカメで撮り、記録しておきたいからだ。でも最近のスマホのカメラは良く撮れ、コンパクトデジカメの市場は無くなる筈だと思った。湖岸ポタリングは自転車なので重さを気にせずにデジイチ持参だが被写体も少ない此の時期は苦労すると湖上を見渡した。観光船ミシガン号もデッキで景色を楽しむ姿も少なく、インバウンドで賑わっていた頃が思い出され、少し寂しく感じた。外来魚駆除が効を果たしたのかブラックバスも最近は数も少なく、それに比例して釣り人の姿も少なくなった。今日は珍しく少人数のグループが湖岸で見られた。
浜大津港のガチョウ
2022/09/13
浜大津港にはガチョウが放し飼いされている、時には遊覧船の係留されている横を隊列を組んでスイスイと湖上を行く姿を撮ったこともあった。意外と鳴き声はうるさく、たった五羽でも騒がしく遠くからでも其の声が聞こえる存在感のある鳥だ。アヒルは鴨から、そしてガチョウは雁から、変化した家禽の鳥で歴史も古くガチョウはエジプト時代から飼育されていたそうだ。アヒルは嘴が可愛く見えるが、ガチョウの写真を詳しく見ると正しく巨竜のイメージだ。浜大津港のガチョウはシナガチョウで嘴のコブが特徴で誰が見てもアヒルと見間違うことはないと思いながら写真に撮った。浜大津港周辺で見られる鳥はシラサギ、アオサギ、そしてガチョウ、カワウが大型の鳥だ。カルガモも数羽見かけるだけの寂しい鳥たちの世界だが、間もなく渡り鳥のシーズンになるとオオバンらの水鳥の大群がやってきて湖上は賑やかになると秋本番だ。