古いレンズ
2022/09/08
毎日、撮る写真もマンネリ化したのではと、今日は古いレンズをデジカメに付けて気分転換した。福島の友人が送ってくれたデジカメはアダプターを付ければライカ用の古いレンズ、エルマf3・5が使用できる、絞り開放で撮ると素晴らしいレンズだと聞いているから、撮りたくなった。レンズが良いと言っても必ず良い写真が撮れるとは限らない・・・少し雨がパラつく中、近くの疎水の鹿関橋でテスト撮影した。超古いレンズと最新のデジカメとの相性は良くないと思った。マニュアル操作でのフォーカスは光学ファインダーと違いピントのヤマが掴みにくく、電子ビューファインダーは好きになれないと思った。でも50年以上も前に製作されたレンズが使える便利さを認めながら撮影を終えた。
写真一枚目と二枚目がエルマf3・5の50ミリレンズで撮影、開放絞りです。
雲に魅せられて
2022/09/07
湖畔通信の写真には雲が登場する日が多いと思われる方も・・・毎日、湖岸ポタリングに出かけるのは琵琶湖と雲を撮るために出かけているのが本当の理由だ。どんなに物価が上がっても雲を眺めるには問題なしだ。大津は雲を鑑賞するには最高の場所だ。湖岸にでれば遮るものは何もない、琵琶湖の縦方向、南から北への遠望は時には海を感じさせてくれ、地球の広さを抱くことも可能だ。さて、雲を見る楽しさを学ぶには、丁度良い本がある、映画「天気の子」で気象を監修された荒木健太郎さんの「雲を愛する技術」は楽しく読め、雲と空の世界への入門書しては最適だ。そして高橋健司さんの「空の名前」は写真も多く何時も手元に置いておくと雲の名前を見るのに便利だ。そして気象歳時記までもあり四季の移り変わりの言葉の多様さを知るにも良い本だ。今日の琵琶湖は台風が通過して夏から秋へと移り変わる空の動きが楽しめた。政治や社会の悪さを片時でも忘れさせてくれる大気の循環の素晴らしさに感心するしか無かった。
オオバナミズキンバイの群落
2022/09/06
オオバナミズキンバイの群落が琵琶湖岸に?滋賀県が絶滅を目指して除去作業を続けている現状と比べパラドックス性を感じた。僕が湖岸ポタリングで走る浜大津から膳所公園までの湖岸でオオバナミズキンバイの黄色の花の姿を最近は見ることがなくなった。侵略的外来水性植物オオバナミズキンバイは滋賀県では指名手配の嫌われものだが、琵琶湖畔の三保が崎の琵琶湖第二疎水の取水口近辺にはオオバナミズキンバイの群落が存在するのは京都市水道局の水域で滋賀県も入れないからだ。滋賀県は琵琶湖の環境保全等に力を入れているが琵琶湖から水を取り込んでいる京都市はそれほどでもないらしい、今日も琵琶湖第一疎水大津閘門の改修工事は進んでいるようだ。京都市は観光第一主義?だから環境問題は後回しになるのではと思った。オオバナミズキンバイの黄色の花が咲き誇る疎水取水口周辺の写真を撮ってみたいと思う気持ちもありカメラマンとしては気分は複雑だ。
台風の影響
2022/09/05
浜大津港では台風の風向きを考えて観光船ミシガン号が東向きに係留されていた。赤いパドルの船尾を見ていると出航する様に見えた。西武ショッピングセンター跡ではマンション建設が始まった、其の横を流れる堂の川はコンクリートの三面ばりの人口河川だ。水面を見るとペットポトルらのプラスチック製品のゴミが多く見られた。限られた場所で此れほど多くのプラゴミがあるとは思わなかった。広い琵琶湖の水面に漂うプラゴミは相当な数ではと琵琶湖のプラ問題が心配になってきた。近くの鹿関橋から疎水の閘門工事の様子を見た。手動での閘門の開閉には30分も掛かるそうだ、電動にすると5分に短縮されるそうだ。観光通船の為に高い費用を賭けてまで閘門を電動化するのにどれ程の意味があるのかと考えた。僕は電動自転車は買わないつもりだ、自転車のペダルを自分の足で漕げなくなったら清く自転車を止めようとおもっているから、今まで人力で動かしていた閘門が観光の為だけで明治の日本遺産を簡単に電動に変えるのはいかがなものかとおもいながらデジカメのシャッターを押した。
毎日が休日
2022/09/04
休日と言っても毎日が休日の年金爺の行動は散歩、湖岸ポタリングそして読書と普段通りの時間が流れてるだけだ。今日は何かイベントを期待して出かけたが、何もなく写真の題材もなく困った。明日から琵琶湖疎水の閘門の工事で疎水側の道路が通行止めになる告示を見た。8日間の昼の工事だが完成には時間が掛かりそうだ。北国橋から疎水を見ると閘門が閉められている所為で切れ藻が随分と溜っていた。カラスの鳴き声を聞いて、白いカラスを思い出した、そう言えば最近見かけたことが無いから少し心配しながら見ると黒いカラスだった。