暑さの峠も過ぎた
2022/08/19
暑さの峠も過ぎたのか此処、3日程は凌ぎやすくなり久しぶりに散歩に望遠ズーム付きデジイチを持って出かけた。目的は白いカラスをノントリミングで撮りたいからだ。でも残念ながら白いカラスさんには出会えなかった。でも葉の茂った木の中で小鳥たちが休んでいることに気付いた。写真は撮りにくいが、メジロそしてコゲラも確認でき、急いでデジカメを構えるも動きの俊敏な小鳥たちをファインダーに捕らえるのは難しく褪せるばかりだ。気を取り直しゆっくりと枝葉の中を見るとコゲラが木を突っいているのを見つけた。暫く様子を見てから何枚かシャッターを切った。メジロは葉が邪魔になり上手く撮れなかった。帰宅後、パソコンに撮った写真をアップして、鳥たちを見ると暑さのためか少し草臥れているように見えた。素早く動く小鳥を撮るのは難しいと・・そして福島の鳥撮り達人Fさんには及ばないとおもいながらコゲラの写真を見た。
高校野球
2022/08/18
久しぶりの青空の下、散歩と湖岸ポタリングを楽しんだ。空は少し秋の気配を感じた。湖岸ではウスバキトンボが飛び交っている、日本で子孫を残す事が出来ないことが分かっているのだろうかと、毎年、南方から海を渡りやって来るトンボを見ていると少し哀しくなった。昼食後、テレビをつけると夏の甲子園、高校野球選手権で高松商業と近江高校の試合が映った。僕の少年時代ま終戦後間もない頃で野球道具も揃わなかった時代だ。幸い父がグローブやバットは買ってくれたが、僕はチャンバラ以外は好きになれず、団体行動が苦手で不器用で、野球には良い思い出がない、初めて野球をした時、バットに当たった球がファースト方向に飛んだのを見て、サードに向かって走った思い出は今も記憶にあり、守るのも打つのも下手くそでは楽しくなく、チームプレーは大の苦手だった。プロ野球も少年時代(小学生)近江球場で見たのが最後だ。高校野球も球場へ足を運んだことが無く、野球のルールさえ詳しくなく、勝ち負けが分かる程度だ。でも滋賀の近江高校と高松商業の試合を暫く見た。接戦で楽しく見られた。温暖化が進むと夏の甲子園から秋の甲子園に変化するのではと炎天下の野球を見て思った。
気候変動
2022/08/17
災害列島と呼ばれている日本は、本当の災害列島だとおもうこの頃だ。積乱雲が次々発生する線状降水帯がもたらす被害は台風並だ。最近は台風が来る前から日本列島では彼方此方で大雨による被害が続出している、以前なら9月の台風シーズンに備えておけば良かった時代はもう過去のものとなった。5月末から始まる雨季は熱帯地方の様におもえ日本の四季が消えるのではと、余りにも早く進む温暖化に驚いているばかりで何も行動できないのが我が国の現実と諦めるしかないと・・統一教会問題では責任逃れと嘘に塗り固めた答弁を繰り返し、右往左往する自民政権を見ていると情けなくなるだけだ。此の国の政治家はガリバー旅行記(ジョナサン・スィフト著)に出てくる、恥知らずのヤフー(人間)そのままだとおもった。そして昨日、見た白いカラスは気候変動によって灼熱地獄となる未来に向けて太陽光線を反射すべく黒から白へと変化する兆しではと勝手に想像して、白いカラスが飛び交う温暖化の進んだ我が国の未来が僕の脳裏に浮かんできた。
写真二枚目は水田の様に見える水たまりに田植えシーズンを思い出した。
白いカラス
2022/08/16
白いカラスを初めて見たのは7月の下旬だ。場所は三井寺の総門前の三尾神社の百日紅の木に数羽のカラスが群がっている中にシラサギが・・良く見ると首も短くカラスに見えるが美しい白い鳥はと暫く考え、カラスと分かった。その時はデジカメを持っておらず残念なおもいで白いカラスの飛び去るのを見送った。その後、白いカラスとの出会いを期待して重いデジイチを持って散歩していたが、猛暑に負けて此処二週間はデジイチを持たずに出かける日が続いた。今日の午後、三井寺の茶房ながら亭に向かう折に三尾神社前で白いカラスを見つけるも、カメラがと・・・急いでデジイチを取りに帰った。でもカラスがじっとしている訳ではない、三尾神社付近を探すも見当たらなかった。茶房でコーヒーを飲みながら読書して時間を潰した。そして帰路、幸運な事に、白いカラスを鹿関橋の近くの電柱に留まっているのを見つけた。電柱にハシボソカラスと白いカラスが留まっているのを撮ることが出来た。そして飛ぶところを狙って暫し観察した。最初に見た時は本当にシラサギの様に白く輝いて見えたが・・今日、良く見るとそんなに白く無いと思った。暫くすると飛び立った、上手く撮った感触はなかったがフレームには入っていた。帰宅後、パソコンに白いカラスをアップした。良く見ると先端には黒さも残っている、目まで確認できないがアルビノなら目はピンク色とパソコンで調べた折に載っていた。白いカラスは二万羽から三万羽に一羽の割合で出現するとあった。貴重であることは確かだと写真をトリミングした。そして福島の鳥撮りの達人Hさんならトリミングなしの写真を撮ったのではとおもいながら白いカラスの写真を見た。
涼風が起つ
2022/08/15
連日、蒸し暑さが続いているが、昼食後、縁側の窓を開けて畳の上で大の字になって寝ていると風鈴がなり涼風が僕の体の上を通った。久しぶりに自然の風を感じた。夏山登山で喘ぎながら登山道を登り稜線に出た時に感じる、気持ちの良い涼風だ。扇風機では味わえない風だ。そして今日はお盆、今年も我が寺からは連絡もなくお盆のお勤めはなかった。理由はコロナ感染を心配した住職が後期高齢者への配慮からか、三年目の今年も申し訳ないがご先祖様への読経は今年もお休みだ。祖母は信心深い人だったので悔やんでいるのではと思った。そして祖母がお盆がすぎると涼風が起つと良く言っていた事を思い出した。寝ていた時に感じた涼風は、祖母を思い出す風だった。夕食後、湖岸へ自転車で向かった。浜大津湖岸から空を見上げると上空は秋の気配を感じる高積雲が見られた。昨日と比べると風も涼しく暑さを忘れさせてくれた。去年も暑さは急に衰え、残暑はあるものの凌ぎやすかったのではと記憶をたどった。秋の足音はまだ聞こえないが、夜には虫の声が聞こえ限りなく秋が近づいているとおもった。