中島省三の湖畔通信

雪景色

2023/01/16

例年なら1月初めには三井寺の雪景色が見られるのだが、と三井寺の展望台から彼方の比良を眺めても雪は溶け春山の様な姿だ。地球温暖化は加速したのではとおもった。山スキーやテレマークスキーを止めても山に雪がないと気分は落ち込むから不思議だ。やはり琵琶湖を取り囲む山々に雪が積もらないと、春の雪解け水の量が少ないと琵琶湖の深呼吸が起きないから湖底まで酸素が届かないと言われている、だから鈴鹿、比良山系には例年通りの雪が降ってほしいと思った。今日も夕方、湖岸へ向かった。北西風が強く琵琶湖は波立っていた。琵琶湖大橋以北は雪雲に隠れていた。今夜は比良山には積雪が予想されるが、やはり北西風が吹くと福井若狭の原発が気になってくる、特に老朽原発の再稼働が心配だ。もし原発事故が起きれば一時間もかからずに放射能を帯びた雲が琵琶湖を覆うと、近畿1400万人の命の水が失われる、そんな事態が起きては大変な事態になることは予想されていることは周知の通りだ。でも再稼働に向けて国は粛々と準備を進めている、そんな中、経済優先の消費資本主義社会で豊かに暮らす市民は興味が無いのか、反対を示す人も少なく大きな声へと広がらないのは何故と考えるも僕には答えが解らない・・・・

雨上がりの爽やかさ・・・

2023/01/15

湖岸ポタリングに出かける頃には、晴れ間が見え始め、浜大津湖岸に着くと琵琶湖の雨上がりの美しい琵琶湖が待っていてくれた。水気を多く含んが空気が優しく包む琵琶湖の眺めに、優しさを感じた。湖岸では母娘がユリカモメと遊んでいる姿をスナップした。最近では肖像権の問題もあり顔などがハッキリ写る写真は撮るのを遠慮しなければならなくなり、街かどスナップ写真もままならない時代となった。何でもない日常を撮影した写真には、その時代の後継が記録され、歴史の時間を旅して、タイムマシンの役割を果たす記録写真は大切だと考えた。でもデジタルで記録しても、データーが消える不安や機器が変わり再生できなくなる可能性も、まだデーターの保存も書き換えが煩雑では遠い未来まで現代の記録を残すのは難しいのではと思う日が続いている、やはり記録重視で考えるならフイルムもデジタルも写真を紙焼きして残せばと思うも保存期間には限度が、所詮ホモ・サピエンスの記録など宇宙の時間からすれば取るにたらない時間ではと思うと、僕の写真も記録であって記録でないような気がすると考えると、もっと気楽に写真を撮ろうとおもった。

シテール島への船出と補陀落渡海?

2023/01/14

今日の午後、雨が止み湖岸ポタリングに出かけた。暗く沈んだ空気の漂う湖岸に佇んで湖上を行く観光船ミシガン号を眺めていると、映画「シテール島への船出」(アンゲロプロス監督1983年)を思い出してきた。人生の寂しさが漂う映画は重く心に響いた内容だったが、朧気な記憶しか無いが人生の最終を待ち受ける場所は明るくはなく重く沈んだ処ではと映画の最終場面を微かに思い出した映画は、年老いた今、もう一度見てみたいと思った。そして我が国で過去に在った、補陀落渡海の事も思い出しながら湖上を行くミシガン号を見た。希望の無い国から希望のない行方を目指す空しさの航海へ向かう補陀落渡海の僧たちの心境はと考えるも信仰心の薄い僕には差し迫った人の心情をはかることは出来ないと思いながら暗い湖上を眺めた。

霧の琵琶湖

2023/01/13

久しぶりに霧の風景を楽しめた。湖岸で霧の写真を撮っていると僕な好きな映画を思い出してきた。タルコフスキーの映画では「ストーカー」「ノスタルジア」では霧のシーンが多く見られた。デオ・アンゲロプロスの映画も霧のシーンが多く印象に残る映画が多い、「シテール島への船出」「こうのとり、たちすさんで」「エレニの旅」そしてタル・ベーラの「倫敦から来た男」はモノクロ映像が素晴らしい映画で、此の映画を見てからタル・ベーラの映画に魅せられた。今日も霧の琵琶湖を見ていると巨匠たち映画をもう一度、フイルム上映で見てみたいと思った。

麗らかな日

2023/01/12

今日は春の様な麗らかな日となった。近くの三尾神社の混雑も無くなり静な元の神社に帰った。三井寺の境内も平日と在って人影も少なかった。近くの鹿関橋から疎水を見ると此の時期に行われる清掃工事が始まった。清掃作業の車両がトンネルに向かって水を押し出していた。水圧ポンプで側面の汚れを落とす作業も始まった。僕の少年時代には疎水の清掃を見た記憶がない、今の疎水の側面は石垣の上にコンクリート補強されたが、汚れが目立つのは琵琶湖の汚染が進んだのかと思いながら作業を見た。不思議に思うのは側面が石垣だった頃は汚れも目立たなく、見た目は普段見ている疎水の風景だったのに、一年に一回は清掃作業をして汚れを落とさなければならないのは何故とおもった。湖岸ポタリングでは打出浜の琵琶湖文化館に足場の組み立て工事が始まった。大屋根の修理と屋根上の大トンボあきつ君の取り外しのためとニュースで知った。後継の博物館は浜大津に5年後に完成予定と言われているから、文化財を保存している文化館の屋根の修理も必要なのかとおもった。

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