菊花猪口?
2022/07/25
毎日、散歩に出かける三井寺の境内へ一歩入ると自然が残っている貴重な場所だと、大きな椎木を見れば一目瞭然だ。やっと蝉しぐれが聞こえ夏本番だ。石段ではオオケマイマイの姿を見かけないのは雨が少ないからだ。林間から鶯の声が聞こえた。僕の少年時代は三井寺の前を流れる川にホタルが見られたが、今では見ることが無くなった。40年近く前に下水道が完成してからは境内からの家庭排水も無くなり水が綺麗になったからだ。ホタルが生息するのは人間の暮しがある程度あり綺麗な水と家庭から流れる雑俳水とが上手く混ざりあった人里近くの川でないとホタルは繁殖しないから下水道が完備されるとホタルは全滅だ。僕は今年になって家でハエを見たことがないし蚊も見かけなくなった。人間の好む自然環境は昆虫にとっては暮しにくい環境で、いくら人間がホタルが好きだからと言っても虫の世界は、そんなに人間の都合には合わしてくれないのだ。クワガタやカブトムシも今では境内で見るのは難しくなった。植物の方はウラシマソウやギンリュウソウが見られるのも境内の自然環境が保たれているからだ。今日の午後、境内の茶房ながれ亭へ向かう折に石垣を見るとキノコが多く見られ近づいてスマホのレンズ検索するとキクバナイグチと知らせてくれた。食用にもなるポピュラな種類だと分かった。美味しそうな色合いは食欲をそそると思いながら写真に撮った。帰宅後、パソコンで詳しく見ると、菊花猪口の漢字には少し笑った。そして三井寺に多く生息する猪は此のキノコを食するのかなと考えた。身近な処で自然が楽しめる三井寺を大切にしなければと思った。
琵琶湖疎水大津閘門
2022/07/24
琵琶湖疎水の北国橋と鹿関橋の間には大津閘門があり、其の閘門が1890年以来初めて改修工事行われるお知らせが各戸に配られた。新聞の記事では、観光事業として再開された通船の運行が浜大津港を起点に変更するには閘門の開閉は現在は手動で30分も時間が掛かり通船の通行に手間取るために電動化する工事が間もなく始まると記して在ったことを思い出した。閘門の仕組みは面白く、本流とは別に乗船するための閘門があり北国橋から見れば構造が分かる、本流は迂回して流れるから、閘門の流れは合流点では高さが違うために二つの扉を利用して水位を調節して同じ高さにして京都向きの流れに合わせてから閘門を開けて通船を通す仕組みを見てからトンネルへ向かう通線の旅は今までよりも情緒があるとおもった。通線は疎水の幅に合わせた12人乗りが限度だから観光客での賑わいは期待できないのではと思った。お知らせによると半年以上かかる大工事で周辺の交通事情が心配だ。県道も渋滞が予想され、家の前の通学道路の安全性も少し心配になった。
湖畔叙景
2022/07/23
近くの長等小学校も夏休みに入った。毎朝通る通学児童を目覚まし代わりにしていたから来週からは目覚ましが必要だ。今日は涼しく朝の三井寺への散歩では汗もでなかった。湖岸ポタリングは爽やかな風を受け快適に自転車を走らせた。琵琶湖は水草が此処数年少なくなった?湖中の状況は分からないが嫌な匂いを嗅ぐ事もなくなった。そして透明度も良いから申し分ないのだが、急に水草が消えた原因は何なのか気になる、アオコの発生も最近は見られなくなったと湖面を眺めた。浜大津港の公園では百日紅の花が見頃となった。乗船ターミナルも週末で少し賑わっているが以前ほどでもないと思った。連日、コロナ感染者が急増しているニュースを見ると気が滅入る、インフルエンザの流行は秋冬が山場なのに、コロナは一年を通して流行るから対処に困る、夏の暑さの中でのマスクは勘弁してほしいと湖岸ではマスクを外した。
コロナ第七波
2022/07/22
コロナ第七波で感染者数も記録を更新している現状に、ウイルスは凄いなと少し感心した。36兆個の細胞で構成されているホモ・サピエンスもウイルスにはお手上げ状態だ。種類が違えど体内にはヘルペスウイルスもあり共存していると医者に聞いた。やがて新型コロナウイルスも共存出来るよになるまで待つのがウイルスとの平和条約かとおもった。ウクライナとロシアの戦争も早く共存できる糸口を見つけて終結してほしいと願った。ウイルスの動きを見ることは出来ないが地球を取り囲む大気の流れは見ることが出来る、今日も湖岸に佇んで素晴らしい雲の動きを見ているとコロナのストレスも消えた。
植物の逞しさ
2022/07/21
新型コロナウイルスは変異を重ねながら三年経った今も衰える事無く地球上で猛威を奮ったままだ。最後は神頼みかと三年ぶりに祇園祭が開催された。昔から疫病退散のためのお祭りとして有名だ。でも第七波で感染者は増えるばかりだ。身近な所でも感染者が多くなってきた。感染対策を怠らず暮らすしかないとおもった。今日の湖岸ポタリングは久しぶりに膳所由美浜へ向かった。サンシャインビーチの砂浜は植物に覆われグリーンビーチに変わりそうな勢いで草が栄えていた。人が手入れしなければ2年も経てば草原になってしまう勢いだ、本当に地球上最も強いのは植物なのかもと思いながら自転車を走らせた。