青の芸術
2022/05/18
青の芸術?と言えばイブ・クラインの作品が浮かんでくるが、大空と琵琶湖が描く青色の世界は芸術を遥かに超えた別次元だと青色の世界を楽しめた。今日の散歩では観光シーズンが終わり静になった境内には、二人展「めぐる水」の看板だけが取り残されたように寂しく見え、会期一ヶ月は長すぎたのではと案内看板を見た。三井寺は秋の観光シーズンまで静な佇まいが楽しめる通の観光地で本当の三井寺の良さを感じられるシーズンなのにと広い境内を見渡した。
映画が見たい?
2022/05/17
3月27日に浜大津のアレックスシネマが閉館して以来、映画館で映画を見ていない、僕は映画は映画館で見るべしと思っていたから、現在は映画に飢えいている・・・数日前、友人Moroさんが事情を察してかアマゾンプライムで見られる映画を知らせてくれた。此れは久しぶりに映画に飢えいていた僕にピッタリの映画だった。「アンジェリカの微笑み」2010年ポルトガル・スペイン等製作で監督は当時101歳のマノエル・ド・オリベイラの作品だ。カメラマンが死んだ美人アンジェリカの撮影を依頼された事から不思議な物語が始まり、想わぬ結果になるが、映像の美しさ、出てくるカメラはライカで全てが楽しめた。フイリップ・ガレルの「愛の残像」とも共通点があると思いながら97分の映画を楽しんだ。もう一本はロシア映画2014年の東京国際映画祭での話題作「草原の実験」アレクサンドル・コット監督の作品はカザフスタンで撮影された映画で、意味合いも深く、砂漠でソ連時代の核実験を土台に組み上げた秀作だ。遊牧民が核実験に巻き込まれる物語は、サイレント映画の様にも感じるが風の音や砂漠の佇まいが伝わり、映像の美しさと相まって素晴らしい映画に仕上がっていた。役者のセリフは一切ないが、会話しているように感じられるのは監督の演出力と思いながら映像に魅入った。映画館に行かなくてもパソコンからモニタ画面で充分に映画が楽しめる事が分かり、今までの映画に対する想いを変えなければと思った。でも僕は映画館に行きたいと、早くコロナが終息することを願った。
追「草原の実験」主演の美少女?が魅力的なことも印象に・・・
展示会疲れ?
2022/05/16
5月1日から始まった「めぐる水」二人展の会場の在る三井寺観音堂書院は高台にありが毎日の散歩で一回通る場所だが、一日三往復すると少し疲れ、最近は回数を減らす日もあるが会期一月は長いと思った。今日で半分となった、とカレンダーを見た。午前中の琵琶湖は曇っていたが夕方になると青空が広がり巻雲や巻積雲が見られ梅雨入り前の5月の爽やかな空を見ることが出来た。
立てば芍薬座れば牡丹・・・
2022/05/15
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿はユリの花、の都々逸は誰でも知っているのではと思うが・・・立っても座っても、また歩いても、姿が艶やかで魅力的な美人の形容としても有名だ。今日の午後、三井寺の茶房ながら亭へ向かい門を潜ると、大輪の花が目に入り、グウグルレンズで調べると芍薬と出た、そして色の濃い花にレンズを向けると牡丹と出た。美人に例えられる花を見ていると小説の世界に出てくる美人で気になっている三名の女性の名を思い出した。カラマーゾフ兄弟(ドストエフスキー)のグルーシェニカ、同じく白痴のナスターシャそしてトーマス・マンの魔の山に出てくるショーシャ夫人が僕が一番、気になる美人だ。そしてネット検索で魔の山の映像を少し見ることが出来、ショーシャ夫人を見ることは出来たが、僕のイメージではもう少し美人の様に思えた、ことなどを浮かべながら芍薬や牡丹を眺めた。そして美人を想像させてくれた花に敬意を表してデジカメで数枚撮った。
千団子まつりで見かけた三井寺人形は完成度が上がり一段と存在感を増した様に見えた。
千団子まつり 其の二
2022/05/14
亀が放生される池は僕が幼い頃に祖母に連れられて良く行った記憶もあり其の頃はニホンイシガメが池の中の島で休憩している姿を見て、ひい、ふう、みい と亀を数えた事も映像として浮かんできた。放生会の受付の横には亀が大きな木の囲いの中で蠢いていた。二百ピッキ位はいるのではと覗くと大きい亀や小さい亀が重なり合って上に行けば逃げられるとおもっての行動ではと数枚写真を撮った。良く見るとイシガメではなくクサガメで外来種との混血も多くいることは一目で分かった。そして異臭を感じ、昔に見たニホンイシガメの美しさは感じなかった。そして放生された亀が大雨で池が溢れ亀が琵琶湖に逃げ出すと外来種なので放流は禁じられているのでお祭り後は境内の専用池?で飼われるそうだ。亀の事情も変化したことを実感しながら境内を後にした。
夕方の琵琶湖は青空が広がった。琵琶湖では最近モロコが釣れる様になり近くの釣り名人も時々モロコを釣り上げていると聞いた。