中島省三の湖畔通信

静寂園城寺(三井寺)

2022/05/09

大型連休が終わった今日の三井寺は静寂さが辺りを支配していた。久しぶりに僧が衣を翻しながら歩く姿を見て園城寺1200年の佇まいを感じながら僧を見送った。毎日の散歩で境内の浄化された空気を吸っているお陰で元気でいられるのだと静な境内を歩いた。観音堂書院の「めぐる水」展の会場では執事の福家俊孝さんが花を差し替えて昨日とは違う華やかさが書院の広間に和やかな空間を作ってくれた。奥田さんの大きな壺に見事に生けられ、大きな床に間が華やいで見えた。訪れる人を楽しませてくれるに違いないと思いながら書院を後にした。夕方、湖岸へ出かけると琵琶湖上空は乱層雲に覆われて今にも雨が降り出しそうなので写真を数枚撮って帰宅した。

執事花を生ける・・・

2022/05/08

ゴールデンウィークの言葉は聞かなくなった、最近では新聞やテレビは大型連休と言っている休暇も今日が最終日だ。三井寺も賑わっているのではと散歩に出かけると普段の休日と変わらなかった。湖岸も空間に人が点在する程度でマスク無しでも良いのではとおもった。午後は「めぐる水」の会場三井寺観音堂書院へ出かけると、執事のTFさんが花を生けていた。奥田さんの作品の大坪に境内に生える樹や花を使って自分流で生ける様子は新進気鋭の華道家に見え、普段の姿よりも生き生きとしていた。暫く席を外して帰ってくると見事に生けられた花?華が床の間に三井寺の風を運んでくれ「めぐる水」の展示会に華を添えてくれた。奥田さん、執事TFさん、僕と三人のコラボだとおもった。今日は友人Nさん家族も来てくれ久しぶりの楽しい時間となった。夕方、湖岸へ向かうと琵琶湖も雲とコラボして美しい夕景を見せてくれた。

湖岸ポタリングでは蜃気楼を予想して望遠レンズを準備して向かったが蜃気楼は下方蜃気楼で研究会のメンバーの姿は湖岸には無かった。

Z世代の笑顔

2022/05/07

連休初期の賑わいから見れば浜大津港周辺も長閑な雰囲気の中で週末を楽しむ家族連れの姿も疎らで、自転車も安心して走れた。打出浜で写真を撮っていると、二人連れの若い娘がVサインをして笑顔で会釈した、知り合いかと思っても82歳の爺に若い娘に知り合いなど在るはずがないが笑顔に惹かれて何処から来たのと尋ねると東京からと返事があった。琵琶湖は初めてで潮の香りがしないのは何故と聞かれて、少し戸惑って海じゃないからと答えた。琵琶湖が余りにも大きからと琵琶湖を眺めて感心していた。そして会話していると夜行バスで関西に来た事もわかった。少し琵琶湖の説明をしてから、写真を撮っても良いかと尋ねると笑顔で答えてくれた。琵琶湖を背景に何枚か撮影してから、スマホで撮れば直ぐに転送できるからとスマホを出すと、デジカメがいいと言った。彼女らはZ世代・・デジカメよりもスマホだと思うが、彼女らは重いデジイチなど持たないから爺さんの持つデジカメで撮って欲しいことが分かった。そして蜃気楼撮影に持参した望遠ズームのデジイチでもう一度撮ろうと、彼女たちをファインダーで覗くと屈託のないZ世代の笑顔が眩しく見えた。そして写真を送るため、僕のスマホに彼女のメルアドを入れてもらうため、手渡すとほんの数秒で作業を終えた。流石Z世代は違うとおもった。僕の撮った写真は彼女たちが気に入るインスタ映的な写真ではないことを伝えるべきだったとデジカメのモニターを確認するとZ世代の笑顔がありがとうと言っているように感じた。

今日の琵琶湖・・そして拙著出版・・・

2022/05/06

今日の琵琶湖は珍しく東風で湖岸ポタリングで向かう膳所方面は諸に風を受け何時もより快適に自転車を走らす事は出来なかった。其の代わり帰路は電動自転車並みでらくちんだった。におの浜ではユーチューバーさんがコスプレで恐竜姿で釣りをしていた。声を掛けるとポーズをしてくれたが自然な姿をデジカメで撮った。職業としてのユーチューバーは二万人のフォロア−がなければ生活できないと聞いた。色んなコスチュームを準備するにも其れなりの経費も掛かるから苦労も多い筈だ。何人位のユーチューバーが職業として成り立っているのかと考えながら湖岸をポタリングした。  

久しぶりに拙著が出版されましたので、この場を借りて少し宣伝させていただきますがよろしくお願いします。5月2日にサンライズ出版より、写真集「湖畔通信」中島省三 が発行された。編集企画は友人でもあり僕の写真の理解者でもある三井寺の福家俊彦さんの絶大なる支援のお陰で出版されたことは申すまでもありませんが82歳になって正か写真集が出るとは僕自身も思っていませんでした。今回の写真集は此れが写真と構えた写真は一枚もなく僕の稚拙な字と直接ハガキ(福家さんに宛)から出力された写真は粗野ながらも楽しくも見られると僕自身も喜んでいます。アマゾンで湖畔通信と検索していただければ幸いです、興味の在る方はよろしくお願いいたします。パソコンで見る湖畔通信と一線を画する写真も、おもしろいのではと・・自己宣伝をお許し頂き、出版のご案内とさせていただきます。 中島 省三拝 追 三井寺観音堂書院の二人展の会場でも販売させてもらっています。よろしくお願いいたします。

湖畔叙景

2022/05/05

テレビから流れる、ゴールデンウィークで混雑する各地の様子を見てから湖岸ポタリングに出かけた。浜大津港の乗船ターミナルも賑わっているが混雑には程遠く長閑な地方観光地の風景とテレビ画面で見た有名観光地の大混雑を比較しながら、静な湖畔を見てホッとした。そして望遠レンズ装着のデジカメで湖上を見ると5月の風を受け快走するヨットを数枚撮った。ミシガン号の上部デッキにも多くの人影が確認できるのは300ミリの望遠レンズのお陰で遠くの被写体が撮影できた。コロナ三年目にして少し日常が戻ってきたのかと少し喜んでいると第七波が其処に来ているような気がしてきた。マスクは当分手放せないと気を引き締めた。

今年は武者飾りを出すのは止めようと思っていたが、5月2日の父の命日に飾ったのは、父が買ってくれた武者飾りは僕が生きている限り飾ろうと思ったからだ。

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