中島省三の湖畔通信

詩人

2022/10/05

僕は詩人と言えば、最初に大野新さんを思い出す。青春時代はノイズ(飛行機のエンジン音)が頭脳を覆っていた。言葉の重さも深さも感じずに空を彷徨っていた。そして飛行機熱が少し冷めた頃、ひょんな事から大野新さんと知り合うことになった。それは小さな新聞のインタビュー記事で大野さんから取材を受けたのが切っ掛けだった。初対面から親しみを感じたのは優しい人だと感じたからだ。僕は其の当時、文学的な素養などなく詩を読むゆとりもなかった(遊びに夢中)。大野さんに僕の写真集「琵琶湖周游」を・・そして僕は大野さんから「砂漠の椅子」を頂いた。もう三十年も過ぎた今、大野さんの「砂漠の椅子」を読んでいる、天野忠(詩人)の話は大野さんからよく聞いていたが、石原吉郎(詩人)の詩を評論した、内容の深い文章を読んで、大野さんの凄さを今、感じている、何回もお出会いして、お酒を飲んだりしていたのに肝心の詩の話しもせずにと今更ながら悔やんでもと、大野さんが書いてくれた、琵琶湖の詩を読み返すと、少し言葉の表現による風景描写は写真とは趣をことにするが風や空気が漂う空間を感じた。大野さんには会えないが人間82歳になってやっと言葉が少し分かる様になる奴(自分)もいると大野さんに伝えたいとおもった。

ミサイルが通過しただけ・・・

2022/10/04

朝から何か騒々しい・・ミサイルが通過しただけでテレビ番組が中断され臨時ニュースになった。僕は最近テレビを見なくなったので別にかまわないが、中断してまで伝えるニュースではないとおもった。米国への当てつけのミサイル発射は毎度のことだ、我が国へ向けての脅しでも何でもないとテレビを消した。メディアは何を企んでいるのだろうかと政権援護のために関心をそらしているのではと長閑な秋空を見上げた。

今日もフイルム写真を一枚、坂本の大宮川の風景です。

フイルム写真とデジタル写真

2022/10/03

湖岸ポタリングを楽しむには最高の日となった。湖岸ポタリングの楽しみはデジカメとスマホで琵琶湖を撮ることだ。スマホのカメラも進化して今ではコンパクトデジカメを使わくなった。デジイチとスマホで撮るのはスマホの写真は自分の見ている現実の風景では無いからだ、そしてデジイチもまた肉眼で感じる風景とは別物だ。綺麗に写りすぎるデジタルカメラやスマホで撮影された写真や映像はインスタグラム上で溢れている、AIで加工され現実の風景ではなく美しすぎる映像や写真が地球を回っていて、スマホの画面で世界中の観光地が見られる時代になった。青すぎる空、青すぎる海、何処までも澄み切った風景写真を見ていると呼吸が苦しくなってくるのは空気感がないからだと僕はおもった。今日も湖岸からデジイチとスマホで琵琶湖を撮った。そしてスマホからインスタグラムへ、そしてデジイチはパソコンに写真をアップした。僕の日常はデジタル化された社会に組み込まれたのかとおもうと少し空しさを感じた。湖畔通信を打ちながら、フイルムで撮った、彼岸花を思い出しアップした。逆光で少しもやっているが見ていても息苦しさが無い、そして僕の見た彼岸花の咲いている打出浜湖岸の光景で空気が漂っているからだ。そして僕の脳裏に記憶されている風景に近いからだ。

祭りの準備

2022/10/02

雲一つ無い青空が広がる琵琶湖は今日も空の美術館には雲の作品は無かった。浜大津港では釣り振興会が企画した外来魚釣り大会には大勢の家族連れ参加して楽しんでいた。でも肝心の外来魚ブラックバスやブルーギルは最近激減したこともあり、あまり成果は上がっていなかった。滋賀県が外来魚駆除を進めた成果?が表れたのか湖岸でバス釣りを楽しむ人に聞いてもブラックバスの大物は釣れなくなったと語っていたことを思い出した。湖岸を離れ、旧市街へ向かうと三年ぶりの大津祭の山立てが行われていた。京都祇園祭りの鉾立ほどの迫力は無いが、13基の山には夫々、趣向を凝らした、からくり人形があり人気のお祭りで、曳山巡行が行われる当日は10万人以上の人が訪れる人気のお祭りだ。コロナ禍でお祭りも休止され三年ぶりの曳山行事も準備が大変だ。漁師町の曳山神功皇后山の組み立てを見ていると宮大工のOさんが陣頭指揮をしていた。大きな車輪が色鮮やかに三年ぶりの出番で喜んでいるように見えた。一週間後の日曜日、12基の曳山が祭りの町内を巡航するのが楽しみだ。

追 本来なら13基の曳山だが町内の事情で今回は12基となった。

夫々の時間

2022/10/01

青空が広がり僕の好きな空の美術館はお休みだ。大陸の高気圧は爽やかな暑さをもたらしてくれた。其のお陰で湖岸ポタリングも快適だ。湖岸では夫々の時間を楽しむ人達の姿を見ていると平和そのものでウクライナで戦争に苦しんでいる人達に申し訳なくおもった。旗も上げずに静かに湖岸清掃するボランティアグループを見ていると、清々しさを感じた。湖岸ではフラダンスのグループが記念写真を撮っていた。僕はハワイに行ったことがないので現地のフラダンスも見たことがなく、ハワイの美しい浜辺を想像することは出来るが・・今日の好天はフラダンス日和ではと離れた場所から撮らせてもらった。最近は個人情報や肖像権の問題もあり近くで人を気軽に撮れなくなったのはスナップ写真の面白さをなくしてしまった。フイルム時代はもっと気楽に人々の暮らしを写真に撮ることができた事を思い出した。其の点、動物たちは肖像権などで訴えてくることもないと湖岸のシラサギを撮った。

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