中島省三の湖畔通信

特定外来生物

2022/07/18

特定外来生物と字だけ見ていると地球外からやって来た生命体かと期待してしまうが、地球内の生物だ。琵琶湖では特定外来生物として話題になっているのは植物のオオバナミズキンバイとナガエツルノゲイトウの二種類が繁殖力も強く駆除が大変だ。最近では以前ほど黄色の花を咲かせるオオバナミズキンバイの群落は見かけなくなった。僕が毎日自転車ではしる浜大津から膳所由美浜の湖岸に関しては徹底的な駆除作業が続いているにも拘わらず、におの浜で美しい黄色の花を四輪咲かせたオオバナミズキンバイの花を見かけた。打出浜の湖岸公園で咲いているキンシバイも同じ黄色の花だが湖岸に咲くオオバナミズキンバイの花の方が綺麗に見え、何故、これだけホモ・サピエンスに嫌われるのかと不思議に思った。そして地球上で栄える生命体の元は宇宙から飛来したという説もあり、今流行りの新型コロナウイルスも地球外からと言う学者もいると聞いた。今更、地球内で移動と言ってもホモ・サピエンスが運んできた地球内の植物を特定外来呼ばわりするのも大人気ないとおもうが・・やはり古代湖としての琵琶湖の特徴を維持する大切さも分かると・・黄色の美しい花を見ていると申し訳なくおもった。

積雲が躍動する空の下・・・

2022/07/17

今日は朝から積雲が躍動して、お天気の移り変わりが激しいのではと想わせてくれた。浜大津港を出航する観光船ミシガン号もコロナの影響で休日にも関わらず乗船客も心なしか少なくい見えた。インバウンドの時は乗船ターミナルでは人が溢れ賑わっていた頃を思い出し、コロナ禍での現状ではいたしかたないと思った。湖岸ポタリングで走っていても駐車場も空きが多く、釣り人の姿も少ない閑散とした休日だ。でもルート161号は朝から車が渋滞していた。原因は琵琶湖大橋以北の琵琶湖岸には今流行りのグランピングの施設やびわ湖バレイへ向かう観光客の車で渋滞していると知人に聞いた事を思い出した。浜大津から石山へ続く湖岸公園はBBQが禁止だ、そして僕の少年時代在った御殿が浜水泳場も消えた、由美浜のビーチも遊泳禁止と琵琶湖と直に触れ合う場所はなくなった。おまけに大津柳が崎水泳場も無くなり大津市で遊泳出来る場所は琵琶湖大橋より北の琵琶湖の真野浜、松の浦、近江舞子と水の綺麗な場所だけとなった。そして其の周辺には新しくグランピングの施設らが完成したことが浜大津周辺の衰退に繋がっているのではとおもった。そのお陰で浜大津から石山に掛けての湖岸は静で安全で,湖上を我が物顔で走るプレジャーボートやジェットスキーらの騒音もなく、おまけに遮るもののない雄大な琵琶湖の眺めを楽しめると自転車のペダルを漕いだ。

小説は面白くて・・・

2022/07/16

科学や物理を題材としたエッセイと小説を併読すると、早く読み終えるのは何時も小説だ。最近、読み始めた小説「隠居すごろく」は本日、読み終えた。もう少し時間が掛かるとおもっていたら、話の展開が面白く久しぶりにラストでは目頭が熱くなった。西條奈加さんの小説は初めて読んだ。凄いなと読み終えて思った。ハッピーエンドはハリウッド映画の様な終わり方でなく心が豊かになり、ほのぼのとした空気感につつまれ本当の幸せは此のようなものではとおもいながら本を閉じた。フィナーレに訪れる嶋屋に起きる問題や江戸で有名な火事騒ぎで巣鴨町が被害に遭ったりと隠居の徳兵衛さんに降りかかる災難は周りの人達と共に隠居が中心となって問題が解決へと向かう物語は、決して隠居の徳兵衛さんが主役でなく孫の千代太を取り巻く人達が難関をクリアして行く物語を読み終え、自分の過去を振り返ると至らぬ事の多さでどれ程多くの人達に迷惑を掛けてきたかと反省するばかりだ。82歳になった爺がこれから先の人生を小説の徳兵衛さんのようには生きられないが、自分の出来る範囲で地球温暖化が進まないように心がけて行こうとおもった。

チュウサギとアオサギ

2022/07/15

毎日、湖岸ポタリングで走る琵琶湖には冬は渡り鳥が湖面を賑わしているが夏はシラサギとアオサギそしてトビとカラスを見かけるぐらいだ。小鳥ではムクドリ、スズメの姿は見かける、ケリも浜大津の空き地で警戒音の鳴き声を響かせ健在だ。今日も梅雨らしい冴えないお天気で琵琶湖の見晴らしも悪く写真を撮る気にさせてくれないが、何か撮らねばと湖岸を探しているとシラサギが見え自転車を止めた。狩りの名手のダイサギ君かと近づいて確かめると、くちばしの先が黒いからチュウサギだと分かった。此の鳥もカメラを持った爺さんは何も危害は加えないと認識しているのか比較的に撮影しやすい鳥だ。僕は鳥撮り専門でないから常時持ち歩いている標準ズームで撮れる鳥はサギ類だ。もう少し近づけば飛ぶ瞬間を撮れるが、せっかく警戒心を解いている鳥を脅すことはないと撮影を止めた。暫く湖岸を行くと今度はアオサギがいた。良く見ると三井寺で見かけるアオサギ君ではと近づいた。アオサギはペリカン目サギ科アオサギ属で三井寺の池で大きく嘴を広げ大きなコイを飲み込んでいるのを見かけ流石ペリカンと感心したことを思い出した。最近は三井寺では見かけなくなったのは琵琶湖の魚の方が美味しいのではと思った。そして近づき過ぎたのか直ぐに飛び立ったが僕は直ぐ反応してデジカメのシャッターを押した。モニターで確認すると飛翔するアオサギが上手く撮れていた。これで今日の写真が撮れ任務終了となった。

小説隠居すごろく

2022/07/14

久しぶりに時代小説「隠居すごろく」(西條奈加著)を書評欄で見て買った。宇宙や物理の話を三冊も併読していると心は地球圏外?と言うより無知の領域だ。時代劇の鞍馬天狗で育ったから時代物は好きな筈だが小説は読んだ記憶がなく、映画が全てだったから初めて読む時代小説かも?物語の出だしは主人公嶋屋徳兵衛の生活環境から始まり、僕の好きな侍モノでないから少し違和感を感じたが、徳兵衛が隠居してから身近に起きる物語は素晴らしく今日も読み続けた。徳兵衛が自分の孫千代太を通じて年齢を超えた繋がりから隠居生活の広がる様は楽しく自分の目を宇宙でなく実社会へと向けてくれた江戸時代の物語は、不便だが、心が豊かだった時代を思い起こさせてくれた。そして現実の社会では遠に隠居生活で政界から消えるべき老人がまだ此の国の実権を握っていることに改めて驚いた。60歳を超え第一線から退き過去に学んだ叡智と経験の力で縁の下から此の国の政治を支えるべきと思うが、叡智と良い経験がなければ無理だとおもうと今の現実は余りにも悲しすぎるとおもった。そして小説の中で活躍する隠居徳兵衛は現役では金儲けばかりの人生だったが隠居してからの人生の変化素晴らしく、年老いても若い世代と協調しながら自分の経験をいかしながら周りを良い方向に向けて行く生き様に魅せられた。小説はフィクションの世界だとおもうが、高齢化社会で隠居と呼ばれる人の数は増えるばかりだ。一番の問題は我が国の政治家が遠に隠居世代なのに実権を握っていることだとおもった。隠居すごろくの徳兵衛さんの様に社会の底辺で活躍してこそ本当の政治家ではとおもいながら本を閉じた。(本はまだ途中だ)

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