中島省三の湖畔通信

爺は都へ

2022/05/20

午前中の湖岸ポタリングを止めて京都博物館で開かれている「最澄と天台宗のすべて」展を見に出かけた。久しぶりに都へ向かう気分は子供時代から変わっていない、一年に二回父が京都へ連れてくれるのが我が家の習わしだ。父に連れられて京都へ出かけるのは何か一つ好きなモノを買って貰うためだ、これが余り楽しくない、父は気が短く、買い物を迷っていると放っていかれるし、叱られるし、嬉しさ半分だが其の当時としては高級な玩具映写機やカメラを買ってくれた父への思い出は今でも複雑だ。電車の乗り換えもスムーズに行き45分で博物館へ着いた。コロナの影響で館内は空いていてゆっくりと鑑賞できた。中でも園城寺(三井寺 )の鎌倉時代に描かれた園城寺境内古図の前に立ち、14世紀の壮大な伽藍の様子を想像しながら今の三井寺の境内を比較した。現代では想像出来ないほどの大きな寺院だったと改めて三井寺の歴史の深さを考えた展覧会だった。都の博物館はスケールが違うと思いながら建物の周辺を眺めて、ため息をつくと、空から琵琶湖の声がした、大津は湖岸に出れば都では味わう事の出来ない大空間が広がる琵琶湖があるではないか、僕は都よりも大空間の広がる琵琶湖を目指して京阪電車に乗った。

写真データー

2022/05/19

最近、写真データーの整理を始めた。デジタルカメラで撮ったデーターはそのままパソコンへ、そしてハードディスクへと移して置いたままだった。一度ハードディスクの中を覗いてみて驚いた。写真の量の多さに加え無駄なショットの多さに呆れるばかりだ。データーの中から写真展や写真集に使えそうな写真を選ぶには時間がかかり過ぎるから大きな分類で始めようと此処数日パソコンの前で格闘中だ。6月の初めには大雑把に篩いにかけたデーターをハードディスクかSSDに入れようと考えている、でも其処から大変だ、千枚位に絞れるのはと考えると頭が痛いがやるしかないと今日もパソコンの前で写真データーの削除をしているが思ったより進まないのが現状だ。そして今後は闇雲にシャッターを押すのは止めてフイルムカメラの様に一日数枚写真を撮るだけにすれば後々の心配は無用だと思った。

追 湖畔通信の写真はMOROさんがデーターを管理整頓してくれているからと感謝した。今、三井寺の書院の「めぐる水」展の会場で流れている映像湖畔通信は一枚八秒の画像を全部見ようとすれば17時間掛かることが分かっているから・・・デジタル恐るべしとパソコンから離れた。

青の芸術

2022/05/18

青の芸術?と言えばイブ・クラインの作品が浮かんでくるが、大空と琵琶湖が描く青色の世界は芸術を遥かに超えた別次元だと青色の世界を楽しめた。今日の散歩では観光シーズンが終わり静になった境内には、二人展「めぐる水」の看板だけが取り残されたように寂しく見え、会期一ヶ月は長すぎたのではと案内看板を見た。三井寺は秋の観光シーズンまで静な佇まいが楽しめる通の観光地で本当の三井寺の良さを感じられるシーズンなのにと広い境内を見渡した。

映画が見たい?

2022/05/17

3月27日に浜大津のアレックスシネマが閉館して以来、映画館で映画を見ていない、僕は映画は映画館で見るべしと思っていたから、現在は映画に飢えいている・・・数日前、友人Moroさんが事情を察してかアマゾンプライムで見られる映画を知らせてくれた。此れは久しぶりに映画に飢えいていた僕にピッタリの映画だった。「アンジェリカの微笑み」2010年ポルトガル・スペイン等製作で監督は当時101歳のマノエル・ド・オリベイラの作品だ。カメラマンが死んだ美人アンジェリカの撮影を依頼された事から不思議な物語が始まり、想わぬ結果になるが、映像の美しさ、出てくるカメラはライカで全てが楽しめた。フイリップ・ガレルの「愛の残像」とも共通点があると思いながら97分の映画を楽しんだ。もう一本はロシア映画2014年の東京国際映画祭での話題作「草原の実験」アレクサンドル・コット監督の作品はカザフスタンで撮影された映画で、意味合いも深く、砂漠でソ連時代の核実験を土台に組み上げた秀作だ。遊牧民が核実験に巻き込まれる物語は、サイレント映画の様にも感じるが風の音や砂漠の佇まいが伝わり、映像の美しさと相まって素晴らしい映画に仕上がっていた。役者のセリフは一切ないが、会話しているように感じられるのは監督の演出力と思いながら映像に魅入った。映画館に行かなくてもパソコンからモニタ画面で充分に映画が楽しめる事が分かり、今までの映画に対する想いを変えなければと思った。でも僕は映画館に行きたいと、早くコロナが終息することを願った。

追「草原の実験」主演の美少女?が魅力的なことも印象に・・・

展示会疲れ?

2022/05/16

5月1日から始まった「めぐる水」二人展の会場の在る三井寺観音堂書院は高台にありが毎日の散歩で一回通る場所だが、一日三往復すると少し疲れ、最近は回数を減らす日もあるが会期一月は長いと思った。今日で半分となった、とカレンダーを見た。午前中の琵琶湖は曇っていたが夕方になると青空が広がり巻雲や巻積雲が見られ梅雨入り前の5月の爽やかな空を見ることが出来た。

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