中島省三の湖畔通信

三尾神社のウサギ

2022/12/17

今日は雨、琵琶湖へも向かえず、近場の名所?めぐりに出かけた。何時も三井寺の散歩に向かう時に通り過ぎる三尾神社へ寄ると何時もなら手水屋の鉄製の兎(他では龍が多い)を囲っている鉄柵の中で口から水を出しているのだが、今日は兎が飛び出している様に見え、デジカメで撮った。リアルに出来た兎は可愛いと言うより迫力があり怖さもあり、鉄柵が在る方が良いとおもった。そして来年の干支は卯で三尾神社の使いの兎だ。三尾神社は以前は三井寺の境内の中にあり、お寺の守護神だったのが明治時代に入り現在の場所になったそうだ。本殿は三井寺の新羅善神堂(国宝)と同じ時代で重要文化財指定の建物だ。神社の境内には兎を表した彫刻や瓦が見られ、それを探すのも楽しみの一つだ。小学生の頃は三尾神社の氏子地区で神輿が三基大門坂を勇壮に下った事を今も思い出す盛大なお祭りだった。今では見ることが出来ないが毎年5月3日には祭礼が行われるが昔の賑わいはなく普通のお祭りになった。琵琶湖疏水は三尾神社の手前横からトンネルに入る今日は鹿関橋から雨に煙る疎水を眺めた。石橋のギボシが一際存在感を表していた。境内では現代のモノリスが名残の紅葉と競っていた。冷たい雨が通り過ぎると本格的な冬がやって来ると天気予報が伝えていた。

京都の町も静だった?

2022/12/16

今日は友人のSさんと京都へ向かった。以前は月に二度ほど京都の友人らと飲み会をしていたがコロナ禍と高齢になったこともあり飲み会は無くなり京都へ出かけなくなった。京都のマロニエ画廊で長男が写真のグループ展で展示しているから見に出かけた。京都へ向かう京津線も相変わらずガラ空き状態だ、これでは赤字になる筈づと車内を見ると乗客の少なさに驚いた。京都の河原町も思っていたより人通りも少なく都の賑わいは感じなかった。写真展の会場マロニエも静な佇まいで僕と友人だけで写真展をみた。紙焼きされ大きく伸ばされた写真は迫力もあり楽しめた、でも最近はスマホで写真を見るのが主で写真展は衰退気味かと感じた。帰路、寺町通りを歩くと其れなりの人出もあり流石都と思った。

柴屋町・・・

2022/12/15

柴屋町と言えば大津で一番の歓楽街だった。遊郭としても歴史があり江戸や京都にも劣らぬ賑わいが在ったと本で見たことが在る柴屋町の現況は余りにも寂しすぎるとおもった。今日、友人のモロさんが大津へ来た。そして夕食をと誘われて商店街に出た。飲食店は少なく・・というより無いにに等しいのが現状だ。と言っても最近商店街の中にもイタメシ屋が開店した。今日は寒く、鍋にしようと柴屋町のちゃんこ料理神雷へ予約を入れた。コロナ以前は神雷は忘年会シーズンでは賑わっていた。そして数十年前にはスペイン料理、美味しい寿司屋、スナックやバーも多く在った時代を思い出しながら柴屋町の神雷へ向かった。柴屋町通りは寂しくお店の灯りもなく昔の面影はなかった。お店に入ると一番乗りだった。5時丁度の開店の店内は静で店主が席へ案内してくれた。鍋はすでに準備されていた。火を入れ鍋が煮えるのを待ちながら友人と会話しながら昔の賑わいを思い出した。冬の時期はちゃんこ鍋は人気で店内の賑わいは凄かったと静に煮える鍋を眺めた。大津の歓楽街は時の流れに埋没してしまったと少し寂しさを感じながら飲むビールは一段と苦くおもった。

戦争の足音

2022/12/14

今日は、びわこ大津九条の会の例会では「第一藝文社をさがして」の著者の早田リツ子さんを招いて、1930年代に大津に在った出版社の中塚道祐氏が活躍した時代のお話を聞いた。戦前の昭和9年に看板を上げた第一藝文社が在った時代は日本が戦争に突き進んでい行く中では出版も権力からの圧力、自由な表現にも検閲らで出版もままならない暗い時代背景らの情景を浮かべながら講演を聞いた。話を聞き終えると、にわかに現実が暗くなってきた。最近の我が国の政治情勢は軍事力をアップして戦争が出来る国へと変わって行くのではと不安が募るばかりだ。メディアは国の報道機関ではと思う時もあり、正しく真実を報道してほしいと思うこの頃だ。

冊子の連載が・・・

2022/12/13

毎月、知人から頂く、冊子「生活と自治」を楽しみにしているのは辺見庸氏の新・反時代のパンセ、だが先日12月号をいただき、ページを開くと「新・反時代のパンセ」が載っていなかった。連載中止のお知らせがあり読んだ。冊子の編集の進め方、編集姿勢などから執筆者からお断りをいただきましたとあった。以前は裏表紙には藤原新也氏の「日々の一献」が連載されていたが、終わってしまった。小さな冊子の編集方針が大きく変化したのかと危惧した。二人の連載を楽しみに読んでいたのにと少し落胆した。大きなメディアでは連載されない大切な言葉が聞けなくなった事は残念だと思いながら、朝日新聞を読むも心に響く記事もなく寂しく新聞を閉じた。

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