中島省三の湖畔通信

賑わう湖上・・・

2022/11/17

晩秋の琵琶湖の湖面は渡り鳥の大群で賑わっている、何時もならオオバンが多いが、今年はマガモやキンクロハジロが目立つ、ユリカモメは最近、少し見かけたが今日は見かけなかった。そして湖岸には狩りの名手のチュウサギ君が餌を探していた。此のシラサギは人を認知しているのか人が三メートルの距離に近づいても逃げない、僕も毎日と言っていいほど顔を会わしているから認知されていると、今日も二メートルに距離を詰めても飛び立たない、本当は飛び立つシーンを撮りたかったが諦めて広い構図で撮った。今日は暖かく午後遅く湖岸へ向かった。ベンチで文庫本を読みながらマジックアワーを待った。本を閉じて湖畔へ向かうと件のシラサギ君が佇んで哲学しているように見えた。シラサギ君は息を凝らし神経を集中して餌を探しているだけだが絵になるとデジカメのシャッターを押した。マジックアワーの美しい琵琶湖に佇んでいると浮世の悩みを忘れた。

二枚目写真は疎水閘門の工事、僕は閘門の扉がモーターで動作さすための工事かと思っていたら、閘門扉を切断して取り外し、新しく製作する?大掛かりな工事とは思っていなかった。

太陽のスポットライト

2022/11/16

去年の秋よりも今年の秋は短く感じるのは気候変動の影響かと思った。夕方、湖岸ポタリングに向かうと観光船ミシガン号がスポットライトに照らされ浜大津港第二桟橋に接岸した?浜大津港に大きなスポットライトなどの設備はなく、晩秋の太陽光線が雲?建物?に遮られ、限られた光線だけがミシガン号に当てられた様に見え、背景は影で黒いから余計にスポットライト効果が感じられた。陰りを感じる黄昏時の光には憂いを感じた。打出浜から湖上を見ると、此方は夕日が分断された様に見えた。琵琶湖は少し風もあり冬が近いことを知らせているようにおもった。湖岸に佇んでいると一抹の寂しさを感じるのは、最近、年上の友人が亡くなったからだ。長年、山スキーでお世話になったNさんが8月に他界されたことを知った。遠くは新潟の浅草岳、そして御岳、乗鞍、白山へ、山スキーに連れてもらった事は遠い思い出になってしまうのかと、新雪の斜面をテレマークスキーや山スキーで滑り降りた快感は今も忘れることは出来ないと山スキーの大先輩Nさんの冥福を黄昏の空に祈った。

21世紀のホモ・サピエンス

2022/11/15

今日「ホモ・デウス」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)上、を読み終えた。7万年前にアフリカを出たホモ・サピエンスの物語は楽しさと悲しさを感じる雄大な時間は本にしてみれば文庫本300ページだ。そんな短い時間で全てが分かるわけではないが、本の中にではホモ・サピエンスが地球を制覇出来たのは協力できる能力を備えていたからと記してあった。テレビのニュースがG20首脳会議を伝えている、中国の首相習氏とアメリカの大統領バイデン氏が話し合いの席に座っている映像を見ながらホモ・サピエンスの発展してきたのは協力できたからだとおもった。本に書いてあることが全て正しいとはおもわないが、大きな戦争に発展しないのはホモ・サピエンスがコミュニケーションがとれ協力できるからだ、でもウクライナの戦争の事を考えると宗教や言葉そして地域格差の問題も多く簡単には解決しない問題も在る、そして本の中では飢餓問題は過去の様に書かれているが現にアフリカのソマリアでは飢餓状態が伝えられている、いくらテクノロジー文明が発達しても解決出来ないこともあるのではと思った。

短い秋

2022/11/14

近年、秋が短くなったと感じるのは僕だけではないと思った。虫の声が、してこないのも不思議だ。我が家は築90十年を超える古い家だ。子供の頃、此の時期になるとコオロギの鳴き声が聞こえると祖母がボッコ?綴れと冬支度をするように鳴いていると教えてくれた懐かしい思い出も記憶の彼方へと消えそうだ。今朝、小さなコオロギを洗面所で見かけ、掴んで庭へ放した。家の裏となりの民家と庭も壊された影響か我が家の庭では空蝉の数も少なかった。秋と言えば虫たちの合奏が彼方此方から聞こえてくるのが秋だった。そんな情緒を必要としなくなったのかとホモ・サピエンスの君臨する地球にも変化が起きているのではとおもった。近未来はAIロボットが君臨する地球では情緒など必要ない人工?テクノロージ文明の世界では生命体の必要は無いのではと耳を澄ますと電化製品のノイズが耳に入ってきた。

地球温暖化による干ばつ・・・

2022/11/13

日本の秋は温暖化の影響もなく紅葉を迎え三井寺も賑わっていた。夕方、少し雨が止んだので湖岸へ向かった。琵琶湖の彼方は雨雲が垂れ込めた光景も捨てがたいと写真を撮った。帰宅後、テレビを見ていると卓上の朝刊(朝日)の第一面の、招いた干ばつ 消え入る命の文字が目に・・直ぐに新聞を手に取り読んだ。温暖化による干ばつでアフリカ諸国、中でもソマリアの大変な状況を伝えていた。670万人が食糧難で30万人以上が壊滅的なレベルの飢餓に直面すると、記事は詳しくアフリカの状況を知らせていた。先進国の一部にも理解を示す動きが出始めている、ロイター通信よるとドイツ、オーストリア、ベルギー、デンマーク、アイルランド、スコットランドの6カ国が支援する資金拠出を表明しているがアメリカ、中国、もちろん日本も資金拠出を約束していない、自国ファーストの国が多く失望するばかりだ。でも僕も82年間生きて来た中で地球温暖化に影響を与えた事は確かだと恥じ入るしかないと記事を読み終えた。そして我が国の温暖化に対しての意識のなさに怒りを感じた。何も行動をせず安穏と自国ファーストでアメリカに追従する我が国には未来は無いと思った。

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