中島省三の湖畔通信

ブルーサーマル

2022/03/14

閉館が迫るアレックスシネマ大津へアニメ映画ブルーサーマル(監督橘正紀)を見に行った。ブルーサマールは青空の気泡と言ってもグライダーらのスカイスポーツを経験していない人には馴染みのない言葉だ。気泡は地上で暖められた空気の塊?が上空へ向かう事をサーマルと・・・僕は少年時代はテルミックと言っていた、これもサーマルと同意語だ。映画は大学のグライダー部の物語は楽しく見られた。でも実際に空を飛んだものには少しもの足らない部分も多くあったが久しぶりに空を飛びたくなった。映画を見終え湖岸へ向かうと青空の琵琶湖が待っていた。湖岸に佇んで青空を見ていると27歳の時に関東周辺の飛行場を周回して飛行精度を競う全日本小型飛行機選手権に参加した時の情景が浮かんできた。埼玉県桶川のホンダエアーポートに並んだ小型飛行機がエンジン音を響かせながら次々と離陸して行く姿も、僕は関西チームでプロパイロットを目指すMさんとモランソルニエ(フランス製の飛行機)に乗って関東平野の飛行場を周回した記憶も遠くへと・・一緒に飛んだMさんも数十年以上も前に北海道の空に消えた。同じ飛行クラブの仲間でもプロになった友人は航空機事故で無くなった、KさんHさんらの顔も浮かんできた。僕は最初からプロになるつもりはなく、自由に大好きな空を楽しむには趣味に徹するのが一番と思っていたから事故に遭うことはなかった。そして60歳で全てのスカイスポーツから退いた。小型飛行機、グライダー、ウルトラライトプレーン、熱気球、パラグライダーと大空で遊ばせてもらったが鳥になることは出来なかったと今日も大空を見上げると鳶がサーマルを探して円周飛行をしていた。

ハツミヨザクラ

2022/03/13

今日は春に誘われて皇子が丘公園へと自転車で向かった。早咲きのハツミヨザクラが咲いている予感したからだ。公園は丘陵地で公園上部に咲くハツミヨザクラを見るために自転車を押して丘を登った。花は咲き始めたばかりだ、でも花を待ちかねた人が一足早いお花見を楽しんでいた。桜花を撮っているとヒヨドリが小枝に留まりながら器用に密を吸っていた。辺りを見渡すと親子が記念写真を撮っている長閑な佇まいを、写真に撮った。平和な日常は何時まで続くのかと、ウクライナの戦場下で過酷な状況の中で逃げ惑う市民らの姿を想像するとゆっくりと花見をする気分にはなれなかった。テレビニュースが伝える戦場となったウクライナの市街で銃声が聞こえる中、親子が泣き叫んでいる映像を見ているだけの自分は安全な場所で戦争が早く終わり平和な日常が戻ることを祈るだけしかできない虚しさだけが続く毎日だ。

河津桜開花

2022/03/12

麗らかな春の陽気に誘われ膳所由美浜の河津桜が咲き始めたのではと予想した。そして僕は湖岸を自転車で目的地由美浜へ脇目もふらずに向かった。週末とあって湖岸を散策する人も多く湖国の春は幕開けしたのではと僕はおもった。由美浜に着き桜木に近づくと鮮やかなピンク色の河津桜の花が青空の下で輝いていた。咲いたと言っても一枝か三枝に花が咲いているだけで湖岸を散策する人は気づかずに通り過ぎて行き、立ち止まり花を愛でる人は少なかった。大津の桜事情では由美浜のカワヅザクラが一番に咲き始める、二番目は皇子が丘公園のハツミヨザクラだ。ソメイヨシノが咲くのは3月の終わり頃だ。毎年、河津桜の開花時に写真を撮ると、後で咲く桜花はには気の毒だが興味は半減してしまうのが残念だ。今日も随分とシャッターを押したがベストショットは一二枚かと思いながら撮影を止めた。デジカメになってから撮る枚数が多いと反省した。下手なテッポも数打ちゃ当たるの例えを思い出すと・・・ウクライナの事が頭を過ぎった、高精度のライフルや機関銃で狙い撃ちされれば命は幾つあってもたまらないと過酷な戦時下で恐怖に怯えながら逃げ惑う市民らの状況を思うと花を見ていても心は穏やかにはならなかった。早く休戦協定が決まることを願うしか無いと、ただ僕は空を見上げるしか無かった。

震災から11年が過ぎた・・・

2022/03/11

震災事故の当日、テレビから流れてくる大津波のライブ映像に釘付けになって見ていた事を思い出した震災記念日だ。当時、実際に津波に遭遇され被災された方々は実体験として心の奥に記憶されたことと・・・でも僕の記憶はテレビ画面の枠の中で見た、此処と彼処では大きな隔たりがあると思いながらテレビニュースが伝える震災記念日の様子を見た。福島第一原発事故の後処理は未だ何時終息するのか分からないと言われている、原発は事故が起きれば壊滅的な状況が予想されるのに原発は廃止出来ないのは何故と思うしかない僕・・・そしてロシア軍の侵攻でウクライナの各地で起きる戦火の様子も僕はテレビ画面でカメラマンが切り取った戦場の悲惨な場面を見ているだけだ。逃げ惑う市民、そして幼い子ども達の過酷な様子を見て悲しさを感じるだけだ。そしてプーチンに対する怒りを表してテレビに向かって叫ぶだけだ。テレビ画面の中で起きている此処と彼処の違いを本当に自分は感じたり、思ったりしているのだろうか・・テレビを消せば此処と彼処のつながりは無くなり、枠外(現実社会)へ出る、我が国の平和な日常が目に入ってくると彼処の事は何処かへ消える・・・今日も琵琶湖へ出かけるとパステルカラーの青空が春が来たことを知らせてくれた。此処は静でオオバンの鳴き声が湖面を渡って行く音だけが聞こえてくる、彼処(ウクライナ)で起こっている戦火の音でも聞こえてきたら、もっとウクライナの事を考えるのではと琵琶湖の静な佇まいをデジカメで撮った。僕のライフワークで撮る琵琶湖も枠で見た狭い空間だと空を見上げた。

金沢へ向かうのは・・・・

2022/03/10

毎年此の時期に内視鏡検査を受けに金沢のHクリニックへ向かうのが通例になって20年以上が過ぎた。1998年に友人の紹介で金沢済生会病院のH先生の内視鏡検査を受けたのが僕の初内視鏡体験だった。もう半年も検査を受けるのが遅れていたら人工肛門だとH先生に言われてから24年が経った。其れ以来、金沢のHクリニックで毎年内視鏡検査を受ける事が続いている、近年は友人Fさんと一緒に向かうようになって久しい、昨夜は金沢の町へ繰り出すもコロナ禍の影響で美味しい寿司屋は休業していた。毎年出会う個人タクシーKさんに開いているお店を探してもらうが回転寿司屋しか開いていなかった。でも流石金沢と納得の回転寿司?は注文して握るので美味しくいただけた。そしてショットバーへで検査の無事を願って乾杯した。お陰で検査も無事終わったが、ポリープは三個も切除しての話だ。今日は残念ながらお酒を飲めない日となった。でも念願の21世紀美術館にも行けたので大満足の金沢行だった。

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