ドストエフスキーの本・・・・
2022/02/02
コロナ禍の時代も三年目に入った。友人等と居酒屋へ行く機会もなく、人生のファイナルで楽しみを奪われたと最近はコロナウイルスを恨めしく思うようになった。でも誘惑に負けずに本を読めるのもコロナのお陰ではと今日も本を持って三井寺の茶房ながら亭へ出かけた。カラマーゾフの兄弟を読んでから、ドストエフスキーの小説に興味が湧いてきた。何十年も前に「罪と罰」を読んだことがあるが・・友人のIさんは自分は「白痴」が好きだと言っていたことを思い出し、近所の中井書店に届いていた、文庫本「白痴」を持って、もちろん亀山郁夫氏訳の本を開いて、読み始めると、直ぐにペテルブルグへフルスピードで向かう列車の中へと心が自然に乗ってしまった。そして主人公のムイシキン公爵の話しに魅せられて、気がつくと100ページを越していた。「カラマーゾフの兄弟」の様な湿った重い空気は無く、最初からロードムービの様に、列車の中から始まる「白痴」は車窓風景まで感じさせてくれ、乗ったことのないロシアの鉄道を想像させてくれるが、残念ながら飛行機好きの僕には蒸気機関車は日本のC62が浮かんでロシアの機関車は想像できなかった。そして最初から美人が多く出てくる恋愛小説は早く読めそうなので、家に帰ると直ぐに中井書店へ出かけ「白痴」の二部を注文した。二部しか注文しなかったのは年金爺の酒代がいるからだ。寒い冬はどうしても熱燗が本に勝ってしまうからだ。
雑誌を見ている様な・・・
2022/02/01
3月27日に閉館が決まっている浜大津アーカスのアレックスシネマ大津へ・・・此の映画館は京都でも上映していない映画を大津で見られるから大変重宝していたから残念だ。今日の映画「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イブニング・サン別冊」と長い題名だ。監督はウェス・アンダーソンでこの監督の映画「グランド・ブダペスト・ホテル」と「犬ヶ島」もアレックスシネマ大津で見たことを思い出した。館内に入ると今日も六名と観客は相変わらず少ないが、僕は何度も一人で見たことがあるから平日としては多い方ではと思った。映画は架空の町で雑誌を出版する会社の物語だ。編集長が急死して廃刊が決まり最終号を編集する物語は、雑誌を見ているよな感覚になる映像はお洒落なフランス映画ではと最後まで思っていた。僕は退屈すること無く一度もトイレに行かず集中できたのは映像が良かったからだ。そして「ノマドランド」の主演女優フランシス・マクドーマンドがジャーナリスト役で出演してた。この俳優さんの映画もよく見るなと思った。アメリカ映画の103分は雑誌編集者の活躍が楽しめる映画を見て気分も少し明るくなった。
1月も早くも過ぎた・・・
2022/01/31
一日の過ぎる速さに驚いているどころではない、もう今日で1月も終わってしまうとカレンダーを見た。老人時間は何故こんなに早く感じるのかと考えるも僕には分かるはずがないと空を見上げた。今日は午前中は穏やかで琵琶湖も春の様相を示していた。におの浜ではパビリオンの取り壊し作業が始まっていた。リモートワークの実証実験は上手く行ったのだろうかと期間の短い事業を不思議に感じた。コロナもオミクロン株になり滋賀県でも連日多くの感染者が出ているが病院のキャパは大丈夫なのかと少し心配になってきた。夕方、近く二度目の湖岸ポタリングへ・・浜大津港も観光船の定期運航が休止していて人影もなく寂しい佇まいだ。コロナ禍も三年めに入った、霊長類の長と自認するホモ・サピエンスも新型コロナウイルスにはお手上げだ。これも自然界の懐の深さと思うと何故かホッとした。琵琶湖は北西風が強まり波が強くなった。僕は湖岸に佇んで彼方の原発群が・・特に高浜、美浜の老朽原発が気になり、もし事故が起きればコロナ禍どころではない、強い北西風に乗って放射能雲が一時間も掛からずに近畿圏に被害をもたらす恐れが在るから一刻も早く原発の稼働は止めて欲しいと願った。
山岳飛行士ドン・シェルドン
2022/01/30
併読していた「風に賭ける」ジェームズ・グレイナー著を読み終えた。著者もパイロットだから飛行機操縦の臨場感が紙面を通して伝わってくると自分も操縦している感覚になるのは、やはり飛行機を操縦していたからだ。アラスカの山岳飛行士ドン・シェルドンの活躍を描いたノンフィクション小説だ。マッキンレーと言えば多くの登山家の命を奪った、気象条件の厳しい山だ、1984年、冬季のマッキンリーに世界で始めて単独登頂するも下山中に行方不明になったことは有名だ。その山岳群はアラスカ州に存在する世界の登山家を今も魅了している領域で登山隊の荷物を山岳地帯のベースキャンプまで運んだり、遭難者を救出するために氷河や高所の窪地に危険を顧みずに飛行機を着陸させたりして大活躍した飛行士ドン・シェルダンは1947年から1973年までの間に墜落したり不時着等で何度も飛行機を壊しながらも命を失わなかったのは奇跡に近いのではと思いながら物語を読み終えた。管理され規制だらけの中で飛行する現代では考えられない飛行機の物語を実感できるのは、僕が飛行機を操縦していた時代も少し規制や管理が緩かった時代で、琵琶湖周辺の空域でパイパースパーカブPA18に乗って大空を自由に飛行していた、懐かしい記憶が蘇り、飛行少年時代に戻れた、楽しい本だった。
新聞を読んで・・・
2022/01/29
新聞の購読者が減っているのは日常、新聞配達の様子を見ても実感できる以前なら各家に新聞が入れられていたが今は次の配達先までバイクで向かう、僕の少年時代は新聞配達は大きな新聞の束を抱え1軒1軒歩いて新聞を配っていた時代を懐かしんだ。今日も新聞の話題だ。朝刊(朝日)多事奏論(吉田純子)「コロナ禍と日常」を読んだ。「偶然の豊かさこそ 文化の土壌」は僕の心が響いた。(記事)孤独の果を見る気がする。無関係の他人を巻き込み、自らの命を絶とうとする惨事が相次いでいるこの世界に。と始まる記事は、偶然の出会いが少なくなった現代社会(コロナ禍)の窮屈さら、そして自分の体験を通して音楽の大切さも・・・そして最後には、国民を、ウイルス対策という大義名分で従わせる策にに気付いてしまった為政者たちが、今後、権力の使い方を見誤ることはないか。の記述は心に留めた。そして最後では、私たちの方にも「あきらめ」という精神の防御作用がはたらきはじめていないか。私たちが警戒しなければならないのは、もはやコロナだけではないはずだ。と結んでいる、記事を読み終えると、新聞の大切さを感じた。記事の全文は是非、新聞で・・・・
写真の鳥はイソヒヨドリの幼鳥?

















