中島省三の湖畔通信

今日の写真

2021/10/07

散歩や湖岸ポタリングで撮った写真は説明しなくてもと思っているが、今日は少し書きたくなった。浜大津港で鯉釣りをしている人は何人か見かけるが写真に映った釣り人は、今流行りのハイテク器具は使わずに大きなウキをつけた竿、一本で鯉釣りをする姿は鯉と対峙する本来の釣り方で此の人だけだ。他の鯉釣りと言えば一人で5本程の竿を湖岸に立て自動発信器を個々の竿に装着して釣人は楽な椅子に座り、発信器から釣れた事を知らせる音を聞いてから釣り上げ作業に掛かる方法が殆どだ。一本釣りの釣人は鯉とコミュニュケーションを取りながらゆっくりとリールを巻き上げながら鯉が自然に湖岸近くに来るまで優しく糸を類っていた。湖面に大きな鯉の姿が少し見えた。まだ引き上げるまでは時間がかかりそうなので其の場を離れた。遊心庵の門前のジュウガツザクラは例年よりも多く花を咲かせてくれた。少し赤く染まった花もあれば、細やかな花びらの花もありソメイヨシノの様な艶やかさはないが清楚に咲く此の桜には魅力を感じた。夕景も昨日とは違った。静な夕暮れを眺め心を鎮めて帰路についた。

経費が掛かる人工湖岸

2021/10/06

僕が毎日、湖岸ポタリングをする浜大津港から膳所公園までの湖岸は琵琶湖総合開発らの事業で埋め立てられた人工の湖岸だ。開発前は葦も生えている場所もあったが今は葦の代わりに石垣の護岸に外来植物オオバナミズキンバイやナガエツルノゲイトウが生えていて、県の徹底的な駆除作業が続いる、漁師が県の委託を受けオオバナミズキンバイを除去する姿を打出浜の石垣護岸で今日も見かけた。そして細長く続く湖岸公園の除草作業も行われていた。本来の琵琶湖の自然湖岸なら葭原が続き、外来植物の侵入を阻んでくれたであろうと考えながら草刈りの済んだ湖岸を写真に撮った。除草作業は一年に4回ほど行われていて経費も相当掛かるとおもった。そして外来植物のオオバナミズキンバイらは手作業で石垣の隙間に生えた茎や根まで取り除いても、茎が僅か数センチ残っていても直ぐに復活すると聞いているから根絶は難しいのではとおもった。外来魚のブラックバスらも琵琶湖総合開発で出来た湖岸道路は誰でもが簡単に琵琶湖に近づける、外来魚を放流しやすくなった結果ではないのかと思った。

やはり映画は映画館で・・・

2021/10/05

今日の午後、久しぶりに見たい映画が上映されている浜大津アレックスシネマへ出かけた。映画は「沈黙のレジスタンス」監督ジョナタン・ヤクボウイッツのアメリカ・イギリス・ドイツ合作の120分の作品を見た。第二次大戦が終わって76年も経った今でもナチスの行ったユダヤ人迫害の映画が繰り返し制作され戦争の不条理を訴えている、映画は今も外国では、数多く制作されているが我が国では他国に与えた戦争の加害を問う映画、そして外国人差別があった戦争当時の問題を取り上げる作品も少ないと思いながら映画を見た。映画はパントマイムの神様と言われたマルセル・マルソーがユダヤ人の戦争孤児をナチスの手から守るために活躍する物語だ。1938年、ナチスが台頭して、ヨロッパでユダヤ人の弾圧や殺害が始まった時代を描きながらナチスに、レジスタンスを試みるユダヤの青年達の物語を大型のスクリーンで見て、迫力に圧倒された。最近はパソコンの画面で映画を楽しんでいるが、大画面で俳優の表情を見ると物語の重要さが増し、作品の中へ入ると、其の時代にいるような感覚にとらわれるのは、やはり映画館ならではと思った。映画館を出ると、琵琶湖の夕景が現実に戻してくれると、少し心にゆとりが出てきた。

風景は秋なのに

2021/10/04

今日も天気予報が真夏日で熱中症への注意を呼びかけていた。湖岸ポタリングで走る湖岸は湿度が低いから汗ばむ事がなく快適に走れた。湖岸に佇んで眺める風景は秋を感じるが気温は高く夏の様だ。やはり温暖化による気候変動が起きているのではと気になった。昨日は朝日新聞グローブは環境問題を考えた経済特集で読み応えがあった。持続可能な経済活動は本当に出来るのだろうかと記事を読みながら考えているとウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏が2014年ブラジルで開催された、リオ+20国連持続可能な開発会議の演説の中で環境問題は政治問題だと演説を結んでいたことを思い出した。世界中の経済学者や研究者が現状や開発の有り様を語っているが、たしかに正論ではあるが実行に移すとなると国と国の権利や主張の違いからスムーズには進まない現状が続いている間に人類は滅んでしまうのではおもった。本当に環境の事を考えるならウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさんが言った様に政治問題として各国の国会で第一議案として環境問題を取り上げねば巨大隕石の衝突よりも先に人類自らが絶滅への道を辿るしかないのでは、映画「愚か者の時代にいる」の様な結末を迎えるのではと思うと悲しくなってきた。


写真二枚目は西部百貨店は解体され姿は消え、青空が何事も無かったように広がっていた。

自然の脅威・・・

2021/10/03

今日の午後、8月の豪雨災害で柳川の河川に溜まった土砂の撤去は終わったのかと見に出かけた。10日ほど前に見に行った時には川床は見えていなかったが堆積していた土砂は綺麗に取り除かれていた。堆積した土砂の量は大変な量だったのではと柳川河口の柳が崎へと向った。回収された土砂は河口の左右に別れて積み上げられていた。僕の想像では巨大な砂山が出来ているが、思っているより、意外と小さく感じた。元柳が崎水泳場湖畔に立つ高層の集合住宅(マンション)が大きく見える為か砂山には偉容は感じられなかった。でも相当な量が流出したことは確かだと思いながら写真に撮った。帰宅後、「朝日新聞グーローブ」を読んだ。其の中でブラジルの世界最大級の湿地帯パンタナルが危機的状況になっていることを知って驚いた。アマゾンの森林破壊は良くニュースで見ているが、此の湿地が干上がった事も関係があると学者が語っていた。背景には世界の穀物事情が関係していて、ブラジルが生産する大豆は世界の生産量の四割近いと、そして我が国も94%輸入に頼っている、ブラジル産大豆は16%も使っているから我らが食しているモノの中にも使用されているから、アマゾンの開発にも関わっていることを知ると後ろめたさを感じた。島国の日本では想像も出来ない大自然の森や川がホモ・サピエンスの生活のために破壊され消えてゆく現状を知って、矛盾だらけの社会環境の中で自分の位置を見つけるのも難しいと立ちすくむだけでは未来が見えてこない、早く行動に移さなければ人類の滅亡に繋がることは分かっているのだから・・・

僕の暮らす大津は琵琶湖が望め自然豊かに見えるが、浜大津湖岸から石山に掛けては人工湖岸で自然など琵琶湖など見当たらないのが現状だ。琵琶湖南湖は人工化された半分人造湖の様にも思えるのだが・・・・

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