小説とエッセイ
2022/03/31
僕の読書は小説、教養、エッセイらを併読するのが好きだ。硬い?本を少し読み、小説も少しと長くて一時間半ぐらいが飽き性な僕にはちょうど良いと思っているからだ。中でもエッセイは好きだ。最近読みかけた「真夜中の栗」は小説「ライオンのおやつ」「ツバキ文具店」を読み、ほっとする日常の物語は心にゆとりと優しさを与えてくれる小説が好きになった。その作家小川糸さんのエッセイの一つに、さまよう人たち、では難民の事が書かれていた。難民と言っても、気候変動によるものや紛争、貧困など、国を追われる理由はいろいろある。これ以上破壊できないくらい粉々に破壊された町の後が、痛々しかった。を読んだ時、ウクライナの戦火の状況が浮かんできた、ウクライナの難民は400万人と発表されている、エッセイの中に、難民となった人たちは、平均すると、25年、そういう生活を余儀なくされる・・と書いてあり、過酷な人生を歩んで行かなければならない難民の人たちを救うことは容易なことではないと思った。作家の暮らすベルリンでは難民問題が身近で、日本では難民問題は遠く離れた彼処のことだから、国会らでの難民問題は軽く扱われているのではとおもった。そして昨日の夕刊(朝日)には小説「海炭市叙景」佐藤泰志氏を取り上げていた。僕は佐藤氏が描くアウトローの物語が好きになり殆どの作品を読んだ中で「海炭市叙景」は特に好きだ。オダギリ・ジョー主演で撮られた映画「オーバー・フェンス」も見たが小説の方が印象に残っているが、映画も良かった。映画「海炭市叙景」は見ていないのでアマゾンプライムビデオで見ようとおもった。
花の名所
2022/03/30
我が家の近くには花の名所があり、此のシーズンは人通りもあり、普段は閑散とした処も賑わうから不思議な感じだ。琵琶湖京都疎水の鹿関橋は堰堤の桜が咲くと橋上からトンネルに向かう眺めは素晴らしく誰が写真を撮っても遠近法が生きて素晴らしい作品になる場所だ。三井寺は昔から桜の名所としても有名だ。でも僕の少年時代はライトアップなど無く、夜桜と言えば長等公園が有名で、大津の桜の名所として賑わっていた。商店街から公園に向かう通りにはボンボリが飾られ、夜になると仄かな灯りが公園へ誘ってくれた。茣蓙やムシロを敷き、車座での酒宴が夜遅くまで続いた時代も既に記憶の外へと消えた。今では三井寺と疎水のライトアップが隆盛を極めて、夜桜なる風流な言葉は死語になったのではと思いながら鹿関橋の上からライトアップされた三分咲きの桜を写真に撮った。
桜事情
2022/03/29
三井寺のライトアップが始まったが、今年は桜の開花が遅く一部咲き?と言ったところだ。早咲きの桜は満開から散り初めへと進んだ。夕食後、三井寺のライトアップの様子を見に出かけた。最近はネットらの情報で咲いていない桜事情を知っているから見に来る人も少なく広い三井寺の境内は夜の帳が下りて1200年の霊気が漂っていた。今年のライトアップは以前と比べ情緒を感じる上品な照明に感心しながら境内を歩いた。インスタ映を売り物した、観月台も今年から予約制となった。桜が咲けば最高のインスタ映の写真が撮れるのは確かだと空いている観月台をスナップさせてもらった。花が咲けば間違いなく綺麗な写真が撮れると思った。
平等な条件下で咲くハクモクレンを写真に撮った。(写真一枚目)
今日の読書(人間不平等起源論)で戦争の惨禍、を読んだ。18世紀に書かれた書物は今、起こっているウクライナでの戦争でも同じことがと、一向に進歩しない人間の未来は明るくはないと思った。
コブシとハクモクレン
2022/03/28
三井寺のソメイヨシノも開花したと言っても一部咲きでは桜花を楽しむ気分にならなかった。疎水では春の通船が始まったが堰堤の桜も蕾が多く見頃になるのは数日先だ。桜よりも打出浜のコブシが咲き始め間もなく見頃になるコブシの花を写真に撮った。僕はコブシとハクモクレンの違いを最近、判別できるようになった。コブシの花をパソコンにアップしながらハクモクレンの花を撮っておけば良かったと疎水の傍らO邸のハクモクレンの大きな花を思い出した。
自然人?
2022/03/27
「生活と自治」(3月)に連載されている辺見庸さんの反時代のパンセを読み、文中に記載されていた、ジャン=ジャック・ルソーの「人間不平等起源論」から引用された言葉「人間の知識のなかでもっとも有用でありながらもっとも進んでいないものは人間に関する知識である」に触発されて、僕も読まねばと中井書店で取り寄せた「人間不平等起源論」中山元訳(新訳)を読み始めた。18世紀に記された本を読んでいると古さを感じないのは人間の知識が進歩していないからだと思った。少し時間がかかりそうだと思いながら今日も少し読んだ。自然人についてルソーが語っている、うん・・自然人のままなら戦争も起こらないのではと・・・そんな単純な話ではないと思うが、いろんな文明の便利さを享受して豊かなくらしの中で堕落してしまった自分のことを深く反省して悔やんでも、自然人?にはもどれないと本の続きを読んだ。ウクライナで起きている戦争を一刻も早く止めて平和な状態にしてほしいと願うことしかできないと思った。
やっと三井寺の展望台傍らのソメイヨシノが一輪開花した。写真三枚目

















