中島省三の湖畔通信

雲を愛する技術?

2021/07/30

雲を愛する技術は本の名前だ。愛することにも技術がいるのかと、少し抵抗を感じたが、大好きな雲関係の書籍とあっては買うしか無いと、近くの中井書店に注文した本が手元に届いた。本の帯を見ると、映画「天気の子」では気象監修・荒木健太郎の名前が書かれていた。もちろん「雲を愛する技術」の著者は荒木健太郎氏だ。光文社の新書版で写真も多く載っているが新書版では写真が小さくて残念な面もあるが、雲を本当に好きになるためには基本的な勉強が必要ですよと言っているようにおもった。ページを開くと否応なしに気象(雲)の勉強へと誘われた。感心するのはスマホをバーコードに合わせると動画で解説付きの映像が補助をする仕組みになっている、時代は進歩したなと新しい読書スタイルかと感心しながら試して見た。でも少し煩わしさを感じるのは時代遅れのホモ・サピエンスと自覚した。そして「雲の名前」(橋健司)と比較すると、此方は楽しく感覚的に楽しめるが、「雲を愛する技術」は頭で学んで勉強しながら雲の素性まで探る本だと思った。55年も前に飛行機の操縦免許を取るために勉強した航空気象を思い出した。まあ、久しぶりの勉強も良いかとおもった。今日の琵琶湖は肝心の雲が期待したほど出現しなかった。


におの浜湖岸では鳥の三者会談?が行われていた・・・・・・

真夏の湖岸叙景

2021/07/29

琵琶湖へ向かう、と言っても家から自転車で7分ので行ける浜大津湖岸だ。何時もなら涼しく感じる風も今日は生ぬるく、爽やかさに欠けた。台風の影響かと空を見上げると雲はダイナミックな動きで夏を表現している之からは雲を観察するには良いシーズンだ。オリンピック中継を家庭で楽しむ人が多いのか、暑さの所為か湖畔は人も少なく静だ、浜大津付近では鯉釣りの常連さんの姿も無かった。水位が下がった湖面ではカルガモが周囲を気にすること無く水草を喋んでいた。打出浜では漁師が護岸の石垣に蔓延るオオバナミズキンバイの駆除に励んでいた。におの浜湖岸では珍しく大きな鯉を釣り上げた人が鯉にロープを付けていた。何時もなら鯉が釣れると採寸してリリースするのだが、余り見事な鯉なので暫く近くで眺めて後にリリースすると話してくれた。鯉も食される事がないので安心しているのか口に付けられたロープも気にならないようだ。湖上を見ると何時も見かける単独のカワウが留まっている、処へアオサギがやってきた。争いが起きるかと心配するも仲良く留まっていた。真夏の湖畔は生温かい風が気だるさを運んできた。コロナやオリンピックの事も忘れ長閑すぎる琵琶湖を眺めると眠気を模様してきた。

渇水が心配

2021/07/28

今日の湖岸ポタリングは台風の影響か?風も生暖かく感じた。水位低下は進むばかりだ。此の調子で行けば1994年に起きた琵琶湖大渇水の様にならなけらばと不安を感じた。護岸の石垣も四段目が見えてきた。8月に台風が来なければ琵琶湖の水位は下がる一方だ。午後には雨が少し降ったが琵琶湖の水位を上げるには遠く及ばなかった。夕食後、涼みがてらに湖岸へ向った。雨後の琵琶湖の夕景は格別と湖岸に佇んだ。風も弱く、湖面を見ていると波が言葉を綴っているのではとおもった。と言うのは以前に読んだSF小説「ソラリス」(スタニスワフ・レム)とタルコフスキーの映画「惑星ソラリス」に出てくる、惑星の海は生命体で人間と理性を持ってコンタクトする物語はSF小説そしてSF映画を見たからだ。僕が琵琶湖の写真や記録映画を撮影した事は琵琶湖に誘われたからではと思う時もある、毎日の様に琵琶湖へ向かうのも波に誘われているからとおもった。何時か「ソラリス」の海のように琵琶湖からのメッセージが感じられる時が来れば良いのにと、美しい波模様と雲の景色を眺めた。

黒い雨

2021/07/27

「黒い雨」と言えば映画「黒い雨」(今村昌平監督)1989年制作の映画を思い出す、広島に原爆が投下された、直ぐ後に放射能を含んだ黒い雨が降った、其の雨に打たれた主人公矢須子が歩む人生を描いた映画だ。僕も見た記憶にはあるが・・・その放射能を含んだ黒い雨を浴びた84人を被爆者と認め、被爆者健康手帳の交付を命じた広島高裁判決について、菅首相は26日に上告を断念したと今日の朝刊(朝日)の第一面にオリンピックの記事と一緒に載っていた。やっと70年以上の時間が過ぎての判断は遅すぎるのではと思った。そして映画「父と暮せば」(黒木和雄督)2004年制作の映画も思い出した。原爆被害の事は語り続けて行かなければならないとおもった。オリンピックも静に進む中、ニュースで競技のダイジェストを見るくらいだが、スケボーのストリート競技を見ていると終戦後、子供時代に要らなくなった木箱を解体してT字型に、それに戸車を付けて坂道を滑り降りる遊びをしたことを思い出した。スケボーも子供たちの遊びから始まったスポーツ?と想像すると少年時代を思い出し、親しみを感じるが高度な技には驚嘆するばかりだ。今日の琵琶湖は少し台風の影響で波もあった。今日も後期高齢者の感じる時間は早く過ぎて行く、3日が1日に感じてしまうこの頃だ。

歴史小説

2021/07/26

今日、「夜明け前」を全巻読み終えた。読む前に歴史小説で長くて退屈とのコメントも読んだが、僕は最初から幕末から明治へと変わる地方の馬籠の物語を興味を持って読み進んだ。歴史的な背景も含めて我が国の封建社会から明治維新へと変化する中で庄屋、半蔵が時代に翻弄されながらも、振れずに自分の意志を通して生きてゆく様は悲しくも虚しくもあるが歴史的な背景も含めて我が国の進んできた武家社会から維新そして明治へと変化する社会の中で何時も苦労させられる弱い立場の人たちが生きた時代を想像しながら読み終え、充実感を得た。そしてコロナ禍の今の社会も此の国は基本的なところは幕末から今までの社会構造らはそんなに変わっていないのではと思うと虚しくなるばかりだ。粛々とお祭りは続いてゆく中で、コロナ問題、政治問題は、お祭り騒ぎの中へと消えて行くのみでは余りにも空しいのではとおもった。

今日の琵琶湖の写真、水位が下がり水草が食し易くなったのかカルガモが藻をついばんでいた。アオサギを撮っていると背景にはプラスチック製品が転がっていた。琵琶湖のプラ問題も大きくなる前に手をうたねば大変な事になると・・・・

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