中島省三の湖畔通信

映画「ファーザー」

2021/06/05

昨夜、今話題の映画「ファーザー」(監督フロリアン・ぜレール)を見た。イギリス映画で96分の映画の内容は認知症を患っている父親の話と聞いて、しかも主人公アンソニー(アンソニー・ホプキンス)は81歳で僕と同じ年齢と情報もあり、何だか自分に差し迫った映画を見にゆく気にはなれなかったが、評判も良い映画を見落とすわけにいかなと出かけた次第だ。流石名優が演じる父親アンソニーは上手すぎてドキュメンタリー映画の様に感じた。娘アン(オリヴィア・コールマン)も自然な演技で認知症父娘の葛藤の細やかさが描かれた映画は心に響いて、自分の行く末を暗示されているようで身につまされた。そして画面は認知症になった父親目線の映像は見ているものが認知症を体験している様な感覚になる映画に感心しながら見終えた。観客は若い人が8人と81歳の僕とで9人だった。

写真は昨日、アレックス浜大津へ向かう時に撮った夕景。二枚目は膳所公園の湖岸ではミシシッピーアカミミガメとペットポトルの数は同じ?と琵琶湖のプラゴミ問題を考えた。

魔の山

2021/06/04

「魔の山」は誰もが知るトーマス・マンの小説だ。其の小説を今日、やっと読み終えた。20世紀を代表する小説家の名前を知ったのは、さようなら、ギャング(橋源一郎)の中で、トーマス・マンの名前が出てくるが架空の人物と言われていたので?実在しないのではと勘違いしていた。中井書店で「トニオ・クレーゲル」と「ベニスに死す」を見つけ読んでから、魔の山を読んだ。1924年に発刊された名作は百年近くなり表現も今の時代とは随分、違い読んでいて難しさを感じる、長編小説を読み終えて、もし自分が二十代に読んで理解できたかと聞かれればノーと即座に応えねばならない小説だ。主人公ハンス・カストルプがスイスのダボスにある国際サナトリウム「ベルクホーフ」で青年時代を過ごす物語は、主人公が成長(精神的)の課程を描く長い物語をゆっくり楽しみながら読んだ。時々出てくる難しい言葉はタブレットを利用した。辞書を使わず、便利になった時代に少し感謝した?。唯一、小説の中で主人公ハンスに親しみを憶えたのは、ハンスがスキーで山中を彷徨いあわや遭難寸前まで行く場面には、山スキーが趣味の僕には心境が分かった。嬉しかったのはハンスがテレマークターンをする場面が書かれているページでは立ち止まって雪山の情景を思い出した。主人公ハンスの恋愛感情と学問への葛藤、そして友人らの繋がりを小説の中で一月間も楽しめた時間は短く感じたのは老人だからと自分に笑った。

雨の日の散歩写真、三尾神社のヤマボウシとうさぎの石像と三井寺の茶房のモリアオガエル。

散髪

2021/06/03

今朝、歯を磨き終わり、鏡に写った顔を見ると眉毛が長く伸びているのに気づいた。老人だから眉毛が長いのは当たり前だが、僕が床屋(理容院)に向かう基準が髪の毛で判断するのでなく眉毛の伸び具合で决めているからだ。70歳までは頭の毛が伸びてくると一月に一回は散髪に出かけていたが髪の毛も細くなり、白髪、そして数も少なくなった今では頭の毛で判断するより眉毛の方が判りやすいからだ。床屋も常連で行っていた店も7年前に高齢を理由に閉店した。その後は近所、家から150メートルあるかなしの理容院で二月に一回ぐらいだ。午後、散髪に出かけた。50分程掛けて丁寧にやってくれた。コロナ禍になってから散髪してもらうにも住所氏名、そして電話番号を記入して、アルコール消毒、検温をしなければならなくなった。こんな時代が来るとは想わなかった。人生のファイナルでウイルスの脅威を知らされたことで少しは謙虚になれたかと思いながら150メートルの道を歩いた。

二枚目三枚目写真はフイルムカメラで撮ったものです。床屋の数が減ってコンビニが増えた。

スポーツの世界

2021/06/02

昨日、メディアを賑わした、大坂選手は凄い人だと感心した。スポーツ団体の組織も大きくなれば権威と権力の権化だと思っているからプロスポーツは余り好きになれないし特に老年になってからは気楽に結果を見るくらいだ。テニスもお金が大きく動くスポーツでテニス界は権力が支配している、そんな中で自分の意見を言える選手は少いと思う、そして自分の言葉で話した大坂選手の心中はと考えた。東京オリンピックでも意見を言いたい選手は幾らでもいるのでは・・・・でも大きな圧力に負けて何も言えないのが現状では・・・論理なき政治の国で筋の通らない形でオリンピックを開催するのは良いことなのかと考えた。コロナ禍が与えた地球規模の影響を良い方向に転換できればと・・もう国単位で競うのを止めてチームや個人が四年に一回ギリシャに集まりスポーツの祭典をコンパクトな形で出来ないものかとおもった。

梅雨の中休み

2021/06/01

晴れのお天気が続き、梅雨明けしたのではと思いたいほど夏を感じた。梅雨入りが今年は早かったから梅雨の中休みと言われてもピンと来ないと空を見上げると今日も雲一つない青空が夏を知らせていた。相変わらずメディアを賑わしているのはコロナ問題が殆どで最近ではテレビを見る時間も少なくなった。スマホやタブレットを見ている時間が増えたからだと少し反省した。今日の写真は人間目線で素直に紫陽花の花を楽しんだ。打出浜湖岸では黄色い花オオバナミズキンバイが徹底的に駆除され姿を見ることが無くなった、そして今では黄色い花と言えばキンシバイだけだ。僕は湖岸に咲いていたオオバナミズキンバイの黄色の花もキンシバイに劣らず美しい花だったと殺風景な人工湖岸を眺めた。

由美浜サンシャインビーチでは市民権を得たリュウキュウツキミソウが咲いていた。

TOPページ前ページ次ページ

-Topics Board-Skin by Web Studio Ciel- 管理

× 閉じる