散歩写真
2025/01/15
昔なら撮った写真を直ぐに見られるのはポラロイド写真ぐらいでフイルムを現像して印画紙にまでとなると時間も掛かるから直ぐにと言うわけにはいかなかった。湖畔通信も写真があるから毎日更新出来るが文章だけとなると話は別だ。エッセイを毎日続ける事は僕には無理だ、頭で考え事象を言葉で表現する能力は持ち合わせていないからデジカメで撮った写真なら簡単な事だから今日も湖畔通信が書けた。琵琶湖疏水の清掃を見ていると泥らの汚れが酷く水圧で側面の汚れを落としていた。此のような光景は少年時代に見たことがなかった。琵琶湖は汚くなったのかと清掃作業を眺めた。湖岸ポタリングでは望遠ズームを付けていたのでミコアイサ(パンダガモ)を大きく撮れた。午後は三井寺の札焼きを見に行った。やはり炎の迫力と美しさを感じるとネアンデルタール人だった頃のDNAが騒ぎ体の心から暖かくなった。
大津の正月行事
2025/01/14
朝刊(京都新聞)を開け滋賀版を見ると近くの長等神社の正月行事、綱打祭の写真が目に入った。写真は藁で作られた龍蛇が写っていた。大きな龍蛇の顔もユーモラスに見えるのは目玉がみかん?橙?だからなのか・・そして藁で編まれた尻尾は長く以前は楼門から50メートルほど先の鳥居の辺りまであったが現代は楼門までと短くなった。尻尾を踏むと一年間無病息災でいられるとの言い伝えもあり参拝者が踏んでも良いことになっているから僕も踏みながら写真を撮った。藁の龍蛇は本来なら15日に厄落としを兼ねて燃やされて行事は終わるが新聞に寄ると19日の日曜日に燃やされると記してあった。大津には多く正月行事が残っている、僕も大津市歴史博物館の開設時映像作りに携わっていた事もあり色んな行事を楽しみながら撮影できたのは良い思い出となった。
今日は成人式・・
2025/01/13
全国各地の成人式風景がテレビから流れていた。浜大津なぎさ公園も今日は成人式帰りの新成人が多く集まり賑わっていた。派手やかなグループも見かけるが和服に着飾った新成人が母親らとスマホで記念写真を撮る姿も見られた。僕の成人式はと記憶も朧げで大抵の事は映像として浮かび上がらせる事が出来るのに成人式の思い出の欠片も映像として浮かんでこないのは印象に残るモノが無かったからだ。大津市主催の式典に参加したのか不参加かも記憶にないから興味が無かったのか?大人になりたくなかったからではと思った。子供時代の子供だった頃の記憶はいくらでも思い出す、そして子供の様に楽しく遊べた事は大人になっても記憶は映像として浮かんでくるから不思議だ。改めて僕の成人式は無かったのだと言うことにした。浜大津湖岸でヌートリアに出会った。子供が近づいても逃げることはなく其の場にじっとしていた。太平洋戦争の時代に飛行帽に使用するためにヌートリアは輸入されて各地で飼育されたが戦後、需要がなくなり野に放たれたヌートリアが日本の各地で繁殖したのが今の状況で一方的に駆除対象として悪者扱いされているヌートリアには罪はないからとヌートリアを見ると少し気の毒な気がした。
インスタ映え
2025/01/12
穏やかな冬日の琵琶湖の眺めは春の様相を表していた。浜大津港周辺は休日で散歩する人の姿も多く見かけた。湖岸に佇んで雄大な琵琶湖を眺められる浜大津港近辺には何もいらないと思った。そして何日か前に見た新聞記事を思い出した。琵琶湖汽船のターミナル近くにある人工の丘にモニュメントを設置して誰もがインスタ映えする写真を?・・今流行りのアルファベット文字で丘の上にBIWAKOと大きな切り抜き看板のようなモノを作って設置するらしいが僕には理解し難いと思った。誰もが琵琶湖と分かっているのにBIWAKOの大きな看板を入れてスマホで撮影してインスタグラムへ投稿してもらい宣伝効果を上げるのが目的かと思うが・・・そんな事より湖中のプランクトンで淡水赤潮の原因となるウログレナが冬なのに多く観測されている方が気になった。今年の5月の琵琶湖の環境が心配になってきた。
静かな湖畔
2025/01/11
温暖化したと言っても冬は寒いのだと硬く凍てた三井寺の境内を散歩した。木々が葉を落とした冬は明るく境内の林が見通せ時折小鳥たちの姿を見ることが出来てバードウォッチャーなら喜ぶシーズンだ。湖岸も寒いのか散歩する人も少なく観光船乗り場も静かな佇まいだ。越冬つばめの姿も見なくなった。ユリカモメは人が与えるパンくずを目当てに集まっていた。渡り鳥のシーズン初めには水鳥の大群が見られたが今では僅かな群れを見るだけだ。琵琶湖の風景は空気密度の高さを感じる硬い風景が厳寒を表していた。