中島省三の湖畔通信

坂本叙景

2020/12/25

今年も坂本の紅葉を楽しむ機会はなかったと三井寺駅から石坂線の電車に乗った。今日はKクリニックで検診を受けるためだ、駅名は以前坂本駅が今は叡山坂本駅と少し長くなった。駅から医院までは歩いて20分の距離だ、何時も見慣れている風景と違い目に入る光景も新鮮に感じるから、デジカメで写真撮影していると予約時間に遅れそうになる時もあった。今日も民家の縁側にスヌーピーがサンタクロースの衣装でクリスマスだよと知らせてくれた。少し行くと神社の神木と言っても巨大な根本が残っていて今も神木の存在感を表していた。木の岡へ向かう道は新興住宅街で高い建物もなく石積みの町で有名な坂本とは一線を画しているから遠くの町へ来たような気分になれるから不思議だ。木の岡近くを流れる大宮川は以前は自然な形態の川だったが数年前に回収されて三面張り?の人工河川になり琵琶湖に流れこんでいる、橋の上から川を眺めると植物や木々が成長して川本来の水を流す役割を果たすことができているのかと疑問を感じる風景だ。そして豪雨の時、災害は起きないのかと心配しながら写真に撮った。そして植物の繁殖率の強さに感心しながら、コロナウイルスなどに影響を受けない木々や植物を羨ましくおもいながらクリニックへと向った。

不寛容と分断

2020/12/24

今夕、テレビで前総理不起訴での会見ニュースが流れると直ぐにテレビを消した。くだらない会見を聞くより新聞を読もうと二階の部屋へ、パソコンの前で今日の朝刊(朝日)を開き論壇時評を読んだ。見出しは 不寛容と分断 正解を求めず耐える力 とあったが前政権と今の政権には不寛容でいたいとおもった。ジャーナリスト津田大介さんの文を読みながら新しい言葉に目が留まった、危機の時こそ容易に答えが出ない事態に耐えうる能力「ネガティブ・ケイバビリティー」を鍛えることが重要であると村上陽一郎氏の発言を引用して、桐野夏生氏の小説のことにもふれ、桐野の溜息は答えのない問に「正解」を求めネガティブ・ケイバビリティーを欠くことを案ずる村上の問題意識とも通じる。と記していた。コロナ差別の問題も不寛容さが充満している社会だから起きるのではと思いながら自分の不寛容さを反省しながら新聞を読み終えた。

コロナが変異

2020/12/23

メディアがイギリスで新型コロナウイルスが変異して感染力をアップしたことを伝えていた。人類はお手上げ状態だ、ワクチンも完成したが今回のウイルス禍を終息へと向かわす力があるのだろうか?そして変異したウイルスがやがて日本へも上陸するのではと心配が増すばかりだ。社会は今、ウイルスの事ばかりで肝心の人間社会の細かな様子が分からないのではポストコロナが心配だ。先日、知人からもらった冊子「生活と自治」の中で久しぶりに辺見庸の連載・新時代のパンセ 「なぜ働き続けるのか」を読むと社会に暮らす弱い人達が、今回のコロナ禍の中で大変危機的状況であることに触れ語っていた。哲学者ジュディス・バトラーの言葉を引用して(相当のリスクがあっても、失業したくないからである としてコロナ禍の中で働く人達のことや政治が押し付けてくる自己責任、そして貧者、弱者保護政策を最小化する「ネオリベラリズム」を臆面もなく推進する現政権の有り様などコロナ報道に明け暮れるマスコミとは違う見方でコロナ禍の現実を考えさせてくれた。

五右衛門風呂

2020/12/22

最近、我が家のガス給湯器の調子が悪く先日、風呂のに入ろうと湯船を見ると途中で止まったのか足首までしかお湯?水は無かった。マイコンで制御される機器はライフサイクルが短く約10年でだめになると言われている、我が家の給湯器も十年が過ぎたから、約束でもしていたかのように故障した。僕の少年時代は五右衛門風呂だった。燃料は我が家の家業、紙箱製造業で出る、切れ端の紙と薪で沸かし一家6人が入っていた。故障することもなく(故障する機械などついていない、笑)高校生の時までゴエモン?で温まっていた事を懐かしくおもいだした。その後は、給湯器の機嫌が直ったのか、リモコンパネルの表示を見ると運転ランプ点いて正常を表しているが心もとない日が続いている現状だ。今日、メンテナンス業者が来て言うには修理するよりも新しく買うのと修理代は変わらないと教えてくれた。やはり買い替え時の10年かと呟いた。そしてデジカメやパソコンも10年以上のモノが多くこれから先の我が人生と比べると自分もそろそろライフサイクルの賞味期限が来ているのではとおもった。

美魔女?

2020/12/21

美魔女に誘われて・・・映画の予告編を見た折に美しい魔女の映画「魔女がいっぱい」が気になっていた。パソコンで映画情報を見ると、原作者は以前に見た映画「チャーリーとチョコレート工場」と同じ原作者ロアルド・ダールでしかも原作者はパイロットだと知り親しみが湧いた。そして今日の午後、浜大津のアレックスシネマへ向った。魔女がいっぱい(監督ロバート・ゼメキス・アメリカ映画)、は楽しく見られる大人向きのお伽噺と思うのは魔女(アン・ハサウェイが演じている)が美人だからだ。もしこんな美魔女に出会ったら、見とれて魔法にかけられてしまうのではと思いながら、少し怖い物語を楽しんだ。魔女にネズミにされた少年と少女が活躍して世界の子どもたちを救う物語は、アメリカ映画的なハッピーエンドとは少し違った。ラストは少年たちはネズミのままで終わった。人間よりもネズミのままの方が自由な世界が広がっているのかとおもいながら見終えた。美魔女はさておき、僕は「チャーリーとチョコレート工場」の方が好きだと思いながらアレックスを後にした。琵琶湖岸へ向かうと美しい夕景が映画の余韻を感じさせてくれた。


写真三枚目は三井寺の蓮池のアオサギは池の鯉を食していた。池の鯉は少なくなってきているが、このアオサギが全て池の鯉を食べ尽すのではと大きな鯉を飲み込む姿を見て思った。

TOPページ前ページ次ページ

-Topics Board-Skin by Web Studio Ciel- 管理

× 閉じる