今、見る映画は・・・
2021/03/30
黄砂の影響で暗く少し陰鬱さを感じながら湖岸ポタリングに出かけた。琵琶湖は視程も悪く辺りの山々は見えず重い空気が覆っている、霧ならばロマンティクな風景になるのだがと湖岸を走った。午後は、浜大津アレックスシネマでロードショウ公開された、話題作「ノマドランド」(監督クロエ・シャオ)アメリカ映画108分を見に出かけた。映画の原作は「漂流する高齢労働者」(ジェシカ・ブルーダー著)だ、原作の題名通り、高齢者の物語で明るい映画ではなかったが、今の世相の中で見る映画だと思った。静かな音楽と落ち着いた控えめな映像が高齢者たちを優しくとらえて暗くなりがちの物語を上手く運んでくれた。最初のシーンではアマゾンで働く高齢者の多さに驚いた、アメリカ社会でも高齢者が働かねば生きて行けない時代を表していた。ノマドの意味は漂流者、そして遊牧民とパソコンに記してあった。フランシス・マクドーマン演じるファンが友人からホームレスかと聞かれた時にハウスレスと答えた、ファンは未亡人で夫が死んだ後、企業が破綻して家ではなく車(バンを改造したモノ)で暮らし、其の車からアマゾンで仕事をしながら年金を貰わずにくらしているノマドだ。映画はノマドの暮らしの中で起きる友情や恋?そして放浪者同志の助け合いや友情を描いた映画に久しぶりに感動した。雄大な自然を背景に、弱いものが肩寄せあって生きる姿に人生の重さを感じるのは、俳優は主演女優マクドーマン(ファン)と男優デヴィド・ストラザーン(デヴィド)の他は本物の漂流者ノマドが演じると言うより重い人生を感じさせるからだ。映画を見終えると、僕は少し恥ずかしくなった、送ってきた人生に重みがないからだ。軽く生きた事を反省しながら館外へ、そして湖岸へ向かうと、黄砂に覆われた暗い風景が広がっていた。
雨に耐えて
2021/03/29
昨夜の雨で花は散ってしまったのではと、散歩に出かけた。鹿関橋から見る見事な桜の風景は今日も見られた。風が強く無かったのが幸いだったのではと桜花を眺めた。三井寺の境内では花びらの絨毯が敷かれた場所もあるが概ね桜は花を残していた。平日にも関わらず多くの人が行く春を惜しみながら花を愛でていた。打出浜のオオシマザクラも多ワワに花を咲かせて満開を宣言してるように感じた。におの浜のソメイヨシノも満開となり湖岸は春らんまん!の時を向かえた。異常と言える今年の桜の開花は地球からの危険シグナルだと僕は思った。真摯に此のメッセージを受け止め、一刻も早く全世界で温暖化の防止策を考え真剣に取り組まねば未来を生きる人達へ負の遺産を残してはならないと思いながらお花見をした。
桜雨情
2021/03/28
お天気が良ければ、ご近所の桜の名所も、さぞ賑わったと思いながら三井寺の境内を歩いた。桜よりも石楠花の花が雨に映えていた。石楠花と言えば僕は比良の石楠花が好きだ。小説の題名にも「比良の石楠花」があり、一度読んだ記憶があるだけだ。比良山では五月に谷筋で咲いているのを登山の時に見かけた。三井寺の石楠花は色が鮮やかすぎるのではと桜の花と見比べた。そして雨の降る前に長等公園へ向った。以前は夜桜と言えば長等公園だった。子供の頃は昼間でも宴会をする大人たちの姿を見た事を思い出した。公園は山に囲まれて水気を感じる空気が何時も漂い、森の精の気配を感じながらシャッターを押した。パソコンにアップした長良公園の写真を見て、大津の桜の名所は長等公園ではと考えた。
オーバーツーリズム
2021/03/27
去年のお花見シーズンはコロナ自粛で春のライトアップらは中止され静かさと寂しさを感じたが、今年はコロナ禍の中で緊急事態宣言も解除された事もあり、今日から始まった、三井寺と琵琶湖疎水の春のライトアップそして満開となった桜を目指して多くの人がやって来て、近くの道路は渋滞となった。静かな我が町もオーバーツーリズムに巻き込まれて、久しぶりに京都並みの混雑を味わった。夕食後、近くの鹿関橋へ行くと、大変な混雑ぶりは、ソーシャルディスタンスは保たれず、コロナ感染予防は大丈夫かと思いながら密状態の観客を撮った。三井寺へ通ずる道路ではテールランプの光の帯が三井寺まで続いていた。メディアはコロナ第4波が始まったと伝えている中での人出の多さに驚き、コロナ感染者が爆発的に増えないことを願うのみだ。
インスタ映え
2021/03/26
朝の三井寺の散歩は少し霧が山にかかっているが晴れる予感がした。石段を上がると三井寺の職員のSさんに出会い、観月台ではインスタ映えする写真が撮れる様になリ、今年のライトアップの目玉だと話され、観月台に入れてもらった。黒いアクリル板が敷かれた床には桜が映り、今流行りのインスタ映えの写真を誰でもが写せる仕組みだ。僕もスマホとデジイチで早速に撮らせてもらった。スマホの画面を見ながら、これがインスタ映えする写真かと、少しだけ納得した。帰宅後、買い物と湖岸ポタリングを兼ねて湖岸へ向った。今日は比良の八講荒れじまいの言い伝え通り、琵琶湖は風も強く湖上は荒れ模様で白波が立っていた。行は追い風、自転車は楽ちんだ。スーパーで買い物を済ませ、何時もの茶店タイムで、お茶をして帰路は向かい風で何時もなら家まで15分で帰るところが、向かい風で25分もかかって帰宅した。夕食後、また三井寺へ向った、と言うのは明日から始まるライトアップのプレス発表があるからとSさんに聞いていたからだ。三井寺で向かうと既にライトアップされていた。係のKさんがいる総門から石段を上がり、観月台へ行くと昼間とは違い、黒く光る水面の様なアクリ版には桜が映って空間に浮かんでいるような光景を見て、インスタ映えする写真とは、少し現実と違う世界を感じる写真かとおもいながらデジカメとスマホを使い分けて撮り終わると、なんだか少し疲れた。インスタ映えする写真は僕の撮る写真ではないと思いながら石段を下った。

















