中島省三の湖畔通信

日本遺産?

2020/06/22

6月20日の朝日新聞朝刊に琵琶湖疎水が日本遺産に登録されたと記されていた。1890年(明治23年)に日本人が設計そして日本人だけで大工事を完成させた事は誰もが知っている事だ?記事によると明治の香りが残る疎水周辺とあるが大津よりも京都の南禅寺近くの疏水風景らには明治の風情を感じるが、大津はと言えば疎水取水口の風景は明治を感じるモノなど残っていないと1990年に京都市水道局が発刊した「琵琶湖疎水の100年」を見てそう思った。完成当時は京都の築地三保が崎に建つ建物の絵は明治の洋館を想像させてくれるが現在は何処にも見当たらない、当時その付近は文人墨客に人気があり別邸などが立っていたと本で読んだ事がある、現代は湖岸には衝立の様に高層集合住宅所謂マンションが立ち並ぶ風景を見ていると何処が日本遺産かと考えてしまった。明治の完成当時から変わらないのは疎水の水路と北国橋から見る閘門そしてトンネルの変額に描かれた気象万千ぐらいかと橋上から閘門を撮った。そして我が家の近くの鹿関橋はといえば桜のシーズンの短い期間だけ観光客が溢れるくらいで普段は静かな佇まいだ。最近、疏水通船が話題になっているが運べる人数にも限りが在り賑わいとは程遠いと僕は思っている、明治時代の一大開発工事は周辺の環境を考えた結果百年後の今も日本遺産と評価されることは凄いと思った。それに引き換え琵琶湖総合開発はただ琵琶湖を破壊しただけだと僕は思った。


花はムラサキカタバミと友人が知らせてくれた。僕はFBには、グウグルレンズで調べたとしてイモカタバミと記載した。友人に感謝・・・・グウグル検索は間違いも多くあると聞く・・・・

映画「名もなき生涯」を・・・

2020/06/21

先日、ソクラテスの弁明(プラトン)を読み終えたときに、ある映画をおもいだした。其の映画「名もなき生涯」(アメリカ・ドイツ映画監督テレンス・ヤング)の主人公フランツの生涯1940年まで生きた時代、そして其の時代から2400年も前にアテナイ市で裁判を受けたソクラテスとの共通点が多いことに気付いた。フランツはオストリアの山村に暮らす普通の農民が戦争に巻き込まれて行く中で断固自分の魂の真理に基づいてヒトラーのナチ政権に従わず、最後には軍事裁判でも人を殺す兵役には拒否を貫き死刑になってしまう物語だ。フランツは命よりも大切な魂まで売って命乞いをするよりも人間としての尊厳を守り通した生涯はソクラテスが裁判で一度も命乞いをせず自分の魂の正義を譲る事無く人間の尊厳を守り抜いて死を選んだことと同じ様に感じた。自分がもし其の立場になった時、はたして自分は人間として魂に忠実に従って行動できるか分からないが、残された命の時間の中で自分の魂がその領域まで高まることに努力しなければ人間としての存在感がないと思えてくるが何せ、いいかげんな人生を送ってきた自分がどれくらい進歩できるか自信はないが少しでも努力しなければと考えた。

三井寺で久ぶりにオオケマイマイを見た、恐竜が生きた時代から今も命を繋いでいる君は何ものと・・・

63年前の宿題?

2020/06/20

コロナ過のお蔭で63年前の高校時代の宿題を片付ける事が出来た。O先生が夏休みの課題読書で出した、プラトンのソクラテスの弁明を読み終えたが、岩波文庫も63年前のもので字も小さく漢字は古い書体で読むには読んだが?理解するにはと新しい本でソクラテスの弁明を今日、読み終えた。もし僕が高校生の時に理解していたなら、もう少し全うな人間になっていたのではと・・・ソクラテスやプラトンが生きた時代は今から2400年も前のギリシャ時代だ。ソクラテスが訴追され裁判を受けた時の弁明をプラトンが記録したものとあった。自分の魂に忠実に従い弁明するソクラテスの姿を想像しながら読んだ。ギリシャでは2400年も前に陪審員制度の裁判が行われていたことにも驚いた。日本国はまだ存在していない時代だ。ソクラテスと言えば知らないことを知っている大切さを説いた賢人として知るぐらいから少し前へ進んだのではと思った。そして2400年も経った今、我が国、日本で行われている政治の程度の低さは耐えられないと、2400年の時を経ても魂の進歩もなくモノと嘘が隆盛を極めた我が国の状況をソクラテスが見たら、この時代はギリシャ時代よりも以前の時代ではと感じるのではと思った。

雲に誘われて・・・

2020/06/19

夕食後、二階で寝転がって窓を見ると雲が呼んでいると急いで自転車で湖岸へ向かうと其処には美しい夕景が広がっていた。急いでデジカメを構え数枚撮った。今日の湖畔通信はこれで決まりと、そして書くことも無いと湖岸に佇んで久しぶりの夕景を楽しんだ。


今朝の散歩では三井寺の蓮池では改めて地球上で一番美しいモノは水、だとロシアの映像作家アンドレイ・タルコフスキーが語っていた事をおもいだしながら水の姿を確認した。

コロナばかり・・・

2020/06/18

メディアの話題もコロナばかりと・・・久ぶりに環境問題の誌面を読んだ。6月16日朝日朝刊の社会面、視線ではグレタさんの写真入りので彼女の環境問題の現実と次世代のエネルギーについて語っていた。我が国で進む地熱発電の現状が詳しく書いてあった。でもベース電源とするには規模も小さく原発の代替になるには難しいと記していた。執筆者、真山仁氏はグレタさんの温暖化問題では火力発電や工場、自動車、航空機らが使用する化石燃料に変わる代替案がない中ではとして原発を肯定している様に感じた。豊かな生活を続けて行く事を基本に置いた考えかと少し僕とは違うなとおもった。そして南米のウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさんの2012年、ブラジル・リオデジャネイロでの国連会議での演説をおもいだした。ムヒカさんは世界中の人たちが豊かな暮らしをすれば地球の資源は何十年ももたないと、寧ろ豊かな暮らしを求めるよりも自然が豊かで、モノよりも心の充実を訴えたのではと、世界でもっとも貧しい大統領と言われていたホセ・ムヒカさんは人間の暮らし方を変えなければ未来は無いと発言されていたのではと記憶をたどった。そしてスウェーデンのグレタ・トゥンベリ(17歳)もホセカさんと同じ様に人間社会の在り様を変えなければ未来はないと温暖化問題を一番に考えて此れから先の運動へ向かうグレタさんの活躍にエールを送りたいと・・・・

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