中島省三の湖畔通信

消えた国

2020/09/26

お天気はイマイチだが琵琶湖の眺めも久しぶりに見る鈍色の風景に見入った。湖岸ではグランドゴルフを楽しむ人達やヨガをする女性らを見ながら湖岸を走った。平和な情景を見て、僕は不安を感じるのは何故と・・アンケート調査で高評価を得ている菅政権は本当に信頼できるのだろうかと疑問をいだきながら湖岸を見ていると、今読んでいる多和田葉子さんの小説「星に仄めかされて」を思い出した。近未来で起きている不思議な物語だ、、小説では日本とは言っていないが消えた国は残念ながら日本だ。国を無くし言葉を失った主人公?Susanooを助けるため人種を超えた若者がデンマークのコペンハーゲンの病院へ向かうロードムービの様な小説は楽しくもあり、日本の未来を想像すると少し悲しくも、なるが未来へ向かう若者たちを描いた物語に不安と希望をいだきながら読んだ。今日、本を読み終えてから此の小説は第二部であることに気が付いた。そして少し難解に感じたのは物語の状況が把握できぬまま読み進んだからだと反省した。でも第一章ムンンは語るから終わりの第十章ムンンは語るまでの間の章は全て登場人物の語りが入り、理解できないことはなく楽しく読めた。今の時代、僕は仄かに暗い小説の方が読みやすいと思った。

三枚目写真はフイルム写真でライカ�Bfで撮影

三井寺雨情

2020/09/25

強い雨の中、何時もの散歩、三井寺へ向った。ビニール傘に当たる雨粒の音が心地よく聞こえ雨も又楽しいと歩いているとシャツが濡れているのに気づき、家に帰りゴアの雨具で再挑戦となった。三井寺の石段横の側溝の流れが早く、滝のように見え、改めて重力のパワーに驚いた。展望台から見る雨の眺めも格別と三井寺雨情を楽しんだ。

今日は湖岸ポタリングはお休みで琵琶湖が見れず残念な日となった。写真は以前に撮った商店街のフイルム写真を載せることのした。

情報の歴史

2020/09/24

何時も琵琶湖を見るために二回は浜大津湖岸へ向かう、今日も夕方、窓から空を見ると雲が招いているからと勝手に解釈して自転車で湖岸へ出かけた。ドラマティックな夕景ではないが日本絵画を見ているようで暫し佇んだ。家から近いこともあり琵琶湖の情景を時間を変えて楽しめる事に感謝した。夕食後、パソコンで写真をアップしていると、松岡正剛が監修した「情報の歴史」を思い出し、本を手元へ、ページを開いた。僕が午前中に見た琵琶湖の情景と夕方近くに見た琵琶湖の眺めの素晴らしさは別にして時間の経過はたかだか7時間ほどだ、「情報の歴史」で見る時間は7千年前から1995年までの地球上で起こった事例を年表で表している、長大な時間の流れを、詳しくは見ていないが時々、本を開き僕の興味のある事が記載された年代を見るのが楽しみだ。レ・ミゼラブルは1862年の年表に載っている、僕の好きなタルコフスキーも1978年惑星ソラリスで載っていた。そしてプラトンはBC400年代と2400年も前の時代だ。450ページの本には7千万年前から1995年迄の年表が事細やかに載っていて時間旅が簡単にでき重宝している、これがパソコンなら何回もキイを叩き画面を見ながら、いらいらするのが落ちだと紙に印刷された本の偉大さを改めて感じた。そして此の本を提供してくれた友人のMさんに感謝した。

台風12号

2020/09/23

心配された、台風12号は進路を東寄りに変えた所為で滋賀県には影響がなさそうだ。湖岸ポタリングは今日も好天で青空には羊雲が見えた。そして台風が運んできた暑さで風も少し暖かく感じた。浜大津港ではミシガン号に続き学習船うみのこ、が出港、そして西大津のマンション群を背景に急旋回する姿には迫力を感じながら写真を撮った。内燃機関とシャフトで繋がれたスクリュウ時代と違いモーターで駆動するスクリュウは自由に角度が調整できるから急旋回も簡単に出来ると感心しながら学習船を見送った。そして長い突堤の見える湖岸へ移動した。突堤に設けられた丸い穴を見ていると琵琶湖の水位が低くなった事が一目瞭然だ。台風が来なければ1994年の琵琶湖大渇水の様にならなければよいがと心配になってきた。打出浜湖岸から見る湖面には少しアオコが見られ琵琶湖の水質が心配だ。湖上ではスーパーかいつむり号が除草作業をしているが水草は去年よりも少いのではと琵琶湖を眺めた。

巻積雲から高積雲へと・・・

2020/09/22

毎日にの散歩の楽しみは雲を見るのが一番だ。今日も空を見上げると巻積雲、巻層雲の鱗雲や水まさ雲(空の名前・高橋健司で確認)が見え、見晴らしの良い三井寺の展望台へ急いだ。遮るもののない展望台から空を眺め日本近海の台風のお陰で最高の空の美術館日和となったと感謝した。今日は福島の友人に貰った超広角レンズが出番だ。雲の動きは早く高高度では風が強いのかと思いながらシャッターを押し数枚撮ってスクリーンで確認すると太陽光線の影響を受けて空の色が緑、紫に影響されて不思議な写真になるが面白いと思った。散歩から帰ると直ぐに自転車を出して湖岸へ向かうと、青空が一段と映え雲は高積雲の鯖雲や羊雲が大空のキャンパスに超巨大な作品を見せてくれた。浜大津湖岸も打出浜湖岸も遮るものは無く空の美術館を心ゆくまで楽しめ、写真を撮るにも最高の場所だ。高高度の雲は僕の操縦できる小型機のセスナやパイパー機では到達できる高度ではなく鰯雲や羊雲に一度も近づき遊んでもらったことがない畏敬を感じる偉大な雲に暫し見とれた。湖岸から撮る雲は角度が浅く太陽光の影響をもろに受けないのかデジカメのスクリーンで写真を確認しても綺麗に映っていた。デジカメを終い大空の美術館を楽しんだ。

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