中島省三の湖畔通信

テレビニュースが・・・

2020/08/28

テレビニュースが昨日は大坂なおみ選手が人種差別への抗議行動が大きく伝えられた。自分の立場を自分の言葉で語る映像に感動した。今日の夕方は安倍首相の辞意表明のニュースがテレビ各局から流れた。首相が体調不良で降板するだけと軽く聞き流した。政治は我が国だけでなく世界中で問題が多く起こっている現状は19世紀から然程進歩していないのではと思った。又、話はレ・ミゼラブルに関係するが・・・作家ユゴーがレ・ミゼラブルの中で語る社会背景は18世紀末に起こったフランス革命から詳しく社会状況を物語の中でページを割いて語るのは何故と最初は思った。ジャンバルジャンの話の前には正しい人の中で人間の正義らを語り、二部三部の中ではパリでの人の暮らしを詳しく政治背景と人間模様を描きながら社会の暗部や人の心の闇までも、そして四部では自然の素晴らしさと犯罪者の社会で使われる隠語の話まで入れながら人が暮らす街パリの不条理な社会に驚きを感じ、またパリの政治や革命を背景に進む小説の世界から21世紀の今も続く貧困や差別、不条理な戦争、富の分配はなく格差社会は広がるばかりだ。ユゴーがレ・ミゼラブルの最初に記してあった・・・地上に無知と悲惨がある以上、本書のような性質の本も無益ではあるまい。と結んでいるが、まだ当分の間はレ・ミゼラブルが必要だと思った。

写真は閉店が迫る西武百貨店の様子。

台風のプレゼント?

2020/08/27

昨日に続き、今日も琵琶湖上空には雲の美術館が開館した。雲の美しさに見とれ写真を撮った。同じ雲の姿を見ることはできないと思うと刹那く感じた。大津は琵琶湖のあるお陰で広い空間を通した自然の美しさを何時も感じられると感謝した。今、読んでいるレ・ミゼラブルの第四部第三章の3、葉と枝、の中で語られる自然の多様性を細やかに表現した文章に感動した。ライアル・ワトソンの水の惑星の中でレオナルド・ダ・ヴィンチの水をとらえた言葉、以来の自然讃歌が心に残った。少し本から・・・一匹の虫の飛行を地球の運行に結びつけ、たとえ法則の一致によるにすぎないにしても、大空の彗星の進化を一滴の水の中にいるプランクトンの旋回に従属させるのである。・・・・言葉の表現の奥の深さに映像や写真はまだまだ追いついていないのではとパソコン画面の雲の写真を見た。

真夏のお花見

2020/08/26

浜大津港の一本木コロッセオ公園の周囲には百日紅の樹が植えられていて今、満開だ。今日のシチュエーションは最高だ。青空、白い雲、百日紅と三拍子揃った、見事な共演を独り占めして楽しんだ。赤、シロ、ピンクの花が青空に映える姿は春の桜花よりも僕は美しく感じた。人間界はコロナウイルスで大騒動しているが自然界の時間は何時もどおりだ。日の入りも随分早くなり、夕食後、湖岸へ向かう事も少なくなった。コロナ禍を機会に自然界との時間調整をしてゆっくりとした人間社会の時間を取り戻し、リセットして再出発してほしいものだと百日紅の花を眺めた。

新型コロナウイルス

2020/08/25

新型コロナウイルスに付いての情報も同じ様なものが多く、本当の正体が分からないままだ。今日、朝日新聞(朝刊)の教育のページを読んだ。国立の仙台医療センター・ウイルスセンター長・西村秀一さんがウイルス学の立場からすると方向がずれているとも感じます。として語られていた。記事を読んで納得することも多く、コロナに対して過剰に接している自分の状況の異常さを少し反省した。アルコールを使う、コロナに対する消毒が環境に与える影響が少し心配だ。一億総潔癖症になった、今の社会の姿は時間が過ぎれば変な習慣が蔓延したコロナ禍の時代だったと笑える時が早く来て欲しいと思った。町中でもコロナ対策で透明ビニールやアクリ版の遮蔽装置らを目にして、そんなに効果があるように感じられないと思いながら買い物をしている状況はSF映画を見ているようで不思議な感じだ。西村さんは学校や家庭から「感染者を一人も出さない」と過剰ともいえる予防策で疲弊するより、感染者が出た時に相応の対応をするやり方が、このウイルスと付き合っていくうえで一番現実的だと私は考えます。と記事にあった。僕も此のウイルスと長く付き合って行かねばならない現実を考えると西村さんの考えに賛成した。

哀れな人々

2020/08/24

レ・ミゼラブルの第三部を今日、読み終えた。パリの19世紀、王制派や共和制派で社会は革命で混沌とした時代を、そして底辺に暮らす貧しき人たちの生活環境が描かれ、主人公は青年マリユスが暮らすパリの底辺社会の日常の描写に引き込まれた。そして今から60年前に読んだ本「日本残酷物語」(平凡社全7巻)を思い出した。随分と暗い本を読んでいた時代もあったと・・・第三部の終わりの方で、レ・ミゼラブル(哀れな人)の注釈を見てのことだ。日本残酷物語の刊行のことばの最初に、これは流砂のごとく日本の最底辺にうずもれた人々の物語である。・・・記してあった。第一部貧しき人々のむれ第二部忘れられた土地・・・現代編二部をいれて全七巻の本を再読したくなった。レ・ミゼラブルの三部の後半のマリユスの話はサスペンス小説を読んでいるようで結果が知りたく読むスピードを上げた。もし伊坂幸太郎のホワイトラビットを読まなかったら多分、此の名作に出会わなかったと、ホワイトラビットの表紙を見た。

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