中島省三の湖畔通信

地蔵盆

2020/08/23

今日は地蔵盆、本来なら各町内ではお地蔵様が祀られ多くの子供と町内の人がお地蔵様の元に集まって楽しく地蔵盆を過ごすのだが今年はコロナ禍で中止となり寂しい日となった、でも我が家のお地蔵様は三井寺より尼僧にお参りいただき地蔵盆を行った。僕の生まれる前から二体の石のお地蔵様が我が家の庭に祀られていて信仰深き祖母が大切に守ってきたお地蔵様だ。お地蔵様は威張ったところがないので僕も素直に手を合わせ、感謝した。そして今日の朝の散歩では三井寺の境内にあるお地蔵さん巡りをさせてもらった。観音堂の東、表坂石段を少し下ったところには中坂地蔵(世継ぎ地蔵)が祀られた、お堂で優しい、お顔を拝観させていただいた。彩色された地蔵菩薩と光背の美しさに魅了されながら写真を撮らせてもらった。次は境内の山道を少し登ったところには、おせん地蔵の名前で有名なお地蔵様が祀られている、方形の石に二体の地蔵様が彫られたものが二つ小さな祠に鎮座されていた。仁王門側の釈迦堂には延命地蔵様が祀られ朝から法要が行われていた。今日は地蔵盆にちなんで我が家と合わせて五ヶ所のお地蔵様にお参りさせてもらった。久しぶりに祖母を思い出した。僕はおばあちゃん子であったと、80歳の爺が思い出し少し笑った。

ポスト安倍・・・

2020/08/22

急にポスト安倍の動きが慌ただしくなってきたが興味を抱くことはないと今日もレ・ミゼラブルの続きを読んだ。第三部は19世紀のパリの街の様子が詳しく描かれているが残念ながら皆目街の仕組みが分からないから読んでいるだけだ。でも混沌としたパリの街中で渦巻く社会の中では王政派や共和国派らの政治争い、そして若者らによる革命活動らを読んでいると、我が国が江戸幕府から明治維新へと移る時代とは随分と違うなと、本から伝わってくる19世紀に生きるフランスに生きる人間のパワーを感じた、そして18世紀末の革命から大きくフランスが変革してゆく歴史を、小説レ・ミゼラブルで学ぶとは想像すらしなかった。特に第四章ABCの友では若者の人間関係を通して語られる19世紀のパリの熱い歴史の蠢きを読んでいると、何か我が国には足りないものがあるのではと考えた。政治や社会で感じる責任のなさは市民らが本当に自分の力で自由や政治を勝ち取っていないからではと思いながら19世紀のパリに生きる人達の生きる情熱の強さを羨ましくおもいながらページをめくった。

湖岸叙景

2020/08/21

コロナ禍で人間社会の受けた影響は色んな分野に及んだと、浜大津港の岸壁?に繋がれた学習船うみのこ、が清掃されている姿を見ながら考えた。琵琶湖花火大会も中止、大津祭、や各町内での伝統ある地蔵盆もすべて中止となった、学習船うみのこ、も休航したままだが近々、日帰りで学童を乗せて琵琶湖を周航すると聞いた、嬉しい知らせと、うみのこ、を撮った。暑さを避けて橋下で餌を探すアオサギは知恵者とおもった。におの浜では釣り名人が釣り上げたブラックバスが自分の運命を知ってか木陰の地面でじっとしていた。そしてシャッターを押すと飛び跳ねた。魚の目を見て僕はメメント・モリと呟いた。暑さ寒さは彼岸まで、後一月余りとなった。コロナも彼岸までにしてほしいと願った。

暑さ続く・・・

2020/08/20

テレビや新聞が伝えるニュースはコロナと暑さのニュースが多く代わり映えがしないとおもった。街で会う人との挨拶も暑さが話題だ。僕は以前から暑い、寒い、を挨拶に使うのは好きでない、暑いと言っても自然は反応してくれないから、諦めているからだ。滋賀県は琵琶湖が中心にあるから空間が広く、僕が毎日、自転車で走る湖岸は都会のコンクリートジャングルではない、広い琵琶湖の空間が暑さを和らげている事は確かだ。テレビニュースを制作する人は暑さが頭から離れないのかと最高温度を記録した場所を取材した映像は暑さを伝えて来るだけで余計に暑さを感じニュースを見ると不快感が増すばかりだ。そしてインタービューに答える人は暑さを強調するばかりだ、此の暑さも苦にしない人にも聞いたらとおもった。そして最近は地球温暖化も話題にならないのは何故と考えた。

修道院・・・

2020/08/19

今日もレ・ミゼラブルを読んだ。此の小説は何故緊張感を無くさずに読めるのかと・・時には物語からはなれワーテルローの戦いの歴史まで、そしてパリの修道院の内情まで詳しく語る第二部第六章で語られる修道女らの過酷な暮らしぶりには修道院の不条理と闇を感じた、19世紀と言えば近代だ、革命や産業革命で新しい社会になった筈ではと、中世と変わらない宗教界、修道院の世界をとおして描かれる信仰への疑問や理想を語る著者の哲学は人間社会の理想を求めているのではとおもった。ユゴーが、理想とは何か?神である。理想、絶対、完全、無限、どれも同じ言葉である。と語っているところでは、なんとなく納得させられた。第二部も本日に読み終えそうだ。時代を超えて作者が求める理想へ社会は近づきそうもないとおもうと少し虚しくなってきた。


浜大津港では猫が孤独であることを誇りながら歩いていた。

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