中島省三の湖畔通信

写真展を終えて

2020/04/22

今日、僕の写真展、琵琶湖からのメッセージ、が終了した。コロナウイルスの影響で自粛ムードが漂う中で多くの人が会場に足を運んでくれたことに感謝した、そして写真制作でお世話になった三井寺さん写真展を全面的に企画していただいた滋賀民報社のスタッフの皆様にはお世話をかけたことを此の場で改めて御礼申し上げます。お花らのお祝いをいただき会場に花を添えていただいた方々、本当に有難うございました。今日も新聞やテレビは相変わらずコロナ関係の報道が主で気分は重くなるばかりだ。ウイルスとの戦争という言葉が飛び交っているが僕には戦争と言う言葉はあまり好きになれない、人間がウイルス界にちょっかいを出したばっかりに此のような状態になったのではと、そして今更ながら核反応の様にあっという間に世界中に広がったのは人間が築いた交通網を使った結果だと、そして大きな超大陸ニューパンゲアの出現になった。この話は「絶滅の地球誌」澤野雅樹著の中で知った言葉だ。悲しき地球と題して語られる内容に頷いたのは二年前のことかとおもいだした。本の帯には今まさに進行する6度目の「大絶滅」の文字が・・今回のコロナ騒動が絶滅への序章でないことをいのりながら今日も新聞のコロナ情報を読んだ。

熱源・・・

2020/04/21

熱源は今日、読み終えた小説「熱源」川越宗一著のことだ。久しぶりに充実感を味わった。樺太アイヌのヤヨマネフク(山辺安之助)とポーランド(リトアニア生まれ)のプロスワニフの二人の過酷な人生をテーマに描かれた長編小説は虐げられた人たちの生き方を通して語られる、登場人物もそれぞれ魅力があり最後まで飽きずに読めたのは小説に熱源を感じたからだ。物語はサハリン(樺太)からロシア・日本、舞台はロシア革命、日露戦争、そして南極探検隊白瀬中尉や大隈重信までも話が及ぶ大河小説で楽しく読めた。小説の最後近くでヤヨマネクフが語る、強いも弱いも、優れるも劣るもない。生まれたから、生きていくのだ。・・・はアイヌ(人)の本質ではとおもいながら本を閉じた。今、地球上はコロナウイルス騒動で大変な事態だ、でも過去にも起きた大きな事態にも人は生き延びた、今回も生き延びる事は出来るとおもった。

今日も小さな命たちが平和な日常を暮らしている写真を撮った。

雨の叙景

2020/04/20

春の話題もコロナウイルスが消し去ってしまった。そして時間は余りにも早く次のステージへ進んでしまった。37兆個の僕の細胞は頑張ってくれているようで少し安堵した。雨の日も脳だけは活性化してくれた。コロナの影響で美術館、映画館も閉まってしまい寂しい限りだ。何時もの散歩、三井寺の境内では一人も出会うことがなかった。透明のビニール傘を通して見る風景は、アメリカの写真家ソールライターの作品を連想させてくれ、思わず模倣してデジカメで撮った。京都駅ビルでのソールライターの写真展も中止?のようだ、見たかったのにと少しコロナが恨めしくなった。午後3時過ぎに雨が上がり湖岸ポタリングへ向かった。湖畔の公園広場には大きな潦?が辺りの景色を映しこんでいた。潦の浅い水面に鳩が・・・急いでシャッターを押した。雨上がりの叙景もまんざら悪くないとおもいながら自転車のペダルを漕ぎ湖岸を走った。

自粛要請後の休日

2020/04/19

緊急事態宣言が全国に出された休日の湖岸は、僕が毎日湖岸ポタリングをしている様子とは随分違った。最近、コロナ休日の影響で以前よりも湖岸を散歩する親子の姿も多く見られるようになった。今日は日曜日で、におの浜では芝桜が満開になった事もあり周辺の湖岸は賑わっていた。駐車場も他府県の車も多く見られた。湖岸は密閉空間ではないので、あまり心配することはないが自粛要請が出されている現状を考えると近くに住まう人たちの散歩ではなく安全な湖岸へと遠くから来た人もいるのではと思った。賑わっていると言っても僕が何時も走っている誰も見かけない時より多いだけで自転車でのんびり走るには支障はないとポタリングを楽しんだ。そして帰宅後、自粛について考えた・・・ドイツのメルケル首相のテレビ演説、国民へのメッセージをもう一度読んだ。首相の呼びかける言葉はわかりやすく真摯に受け止められる内容を読むと改めて行動パターンを考えようと思った。もちろん僕は最近、映画、居酒屋、そして京都ヘも出かけていないが、少し油断しているのではとおもいながら自粛を考えた。国が要請するから聞くのではなく、自分の判断が大切と、そして素直になれたのは我が国の安倍首相の言葉ではなくドイツの首相メルケルさんの言葉に誘われたからだと思った。

雨あがる・・・

2020/04/18

雨が上がるのを待って朝の散歩に出かけた。心を澄ますと見るもの全てが美しく見えました。三井寺の境内の潦に映る木立の美しさに佇んでいると鶯がないてくれました。目線を上げれば新緑とミツマタツツジが沈んだ気分を上昇させてくれた。世界中を覆うコロナウイルスで大変な事になっている時こそ世界の指導者は冷静に判断してくれることを祈るおもいで境内を歩いた。疎水の傍ではカンザン満開を向かえ春の最終章を飾ってくれている、くよくよしていても時間は進む、いずれコロナウイルスの脅威も終わる時がくるまで待つしかないと湖岸ポタリングへ向かった。

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