中島省三の湖畔通信

四百年大遠忌?

2024/11/23

今日、三井寺の金堂で北政所ねね様の四百年大遠忌法要があった。午前11時からの始まる法要なので三井寺へ何時もの散歩に出かけると既に準備は完了していて寺関係の人が多く見られた。一度帰宅して10時半に向かうと既に多くの参列者は金堂に入場していた。僕は唐院から出発する僧侶の行列を写真に撮ってから入場することにした。数十年前は三井寺の行事の映像記録の仕事をしていたので懐かしく思い浮かべながら僧侶の行列を写真に撮った。青空も顔を出し僧侶の晴れやかな装束が冬空に映えた。金堂内で唱えられる声明が堂内に美しく漂うと心が鎮まった。法要が終わり外へ空を見上げ四百年の時の流れの速さに驚くと急に冬の寒さを感じた。午後はポタリングで琵琶湖へ向かうと北方に小さな虹が見えた。

ユリカモメ

2024/11/22

ユリカモメは以前なら大編隊飛行で京都へ向かう姿が見られた頃はと記憶を辿るも最近ではなく数十年前に遡らねばと記憶映像を浮かべると三井寺の展望台の上空を通過するユリカモメの羽音が飛行機のエンジン音の様に聞こえるほど大きく感じた大編隊飛行の日時の記憶は思い出せないが映像は思い浮かべる事が出来た。それほど多かったユリカモメの数は減り続けているように思った。浜大津で見かけるユリカモメの姿は少なく写真は撮れなかった。SNSの情報では膳所公園にいる事が分かり湖岸ポタリングで向かった。膳所公園湖岸に在ったエリ撤去されてからはユリカモメが少なくなったようだ。去年は撮影していなかったから確かな事は分からないが・・・膳所公園の南側湖岸から湖上を見るとユリカモメが見えた。僕の200ミリ位の望遠では捉えるのは無理だと諦めて湿地を撮っている時、眼前にユリカモメの群れが飛んできてくれた。多分、餌やり人と間違えたのだ。暫くすると湿地に掛かる橋の欄干に整列してくれた。何枚か撮影して思った写真が撮れたのでユリカモメにお礼を言って静かにその場を離れた。

和田神社へ

2024/11/21

近くの銀杏は黄葉が盛も過ぎて落葉が始まった。大銀杏の木で有名な和田神社の名木が気になり湖岸ポタリングで向かった。途中の市民プラザは改修工事中で来年の3月に完成する施設「ラーゴ大津」(たねや)の工事が進み建物の姿が現れた。森に囲われた施設かと思っていたら意外と大きい建物と分かった。工事中の市民プラザが通行止めなので迂回して湖岸遊歩道へと、そして膳所由美浜から和田神社の大銀杏を見ると流石大木民家の上に頭を出している大銀杏の木を見るとまだ葉は青く黄葉には至ってない事が分かった。でも様子を見るために神社へと、境内に入り大木を見上げると青い葉がザワメキながらまだですよと言っているように感じた。

ハシビロガモ

2024/11/20

打出浜湖岸で今日は久しぶりに水鳥を観察している少年晴くんに出会った。早速、水鳥の情報を尋ねるとミコアイサが来ていると教えてくれた。別れてから湖上を観察するもミコアイサを見ることが出来なかった。老人の動体視力では無理と諦めて湖岸近くで餌を啄んでいるオオバンを撮っていると近くにハシビロガモが見え急いでシャッターを切った。帰宅後、写真をパソコンにアップしながら確認するとハシビロガモは頭が痒いのか片足上げている姿が偶然撮れていた。でも良く見ると普通のカモでも嘴は此のくらいではと分からなくなった。晴くんならすぐ分かるのにと自分の水鳥観察は此の程度と少し恥ずかしくなった。明日はミコアイサをゲットしたいと思った。

初冠雪の比良山

2024/11/19

秋を楽しむ間もなく冬が来てしまった。今日、三井寺の展望台から琵琶湖を眺めると目に付いたのは比良山の初冠雪だ。以前なら雪を見るだけで心が踊ったがスキーが出来なくなってからはトキメキは感じなくなった。左足が人工骨頭になりドクターストップで諦めて八年が経った。山スキーの先輩もゲレンデスキー先輩も彼方の世界へと旅ってしまった。もう一度山スキーで比良の武奈が岳へとそんな事を思いながら比良山を眺めた。湖岸ポタリングでは小さな秋を楽しんだ。絵になる桜木が紅葉して写真を撮らせてくれた。カフェ?タイムのテーブルがリフレインで秋を見せてくれた。

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