中島省三の湖畔通信

彼岸花の咲く湖岸

2019/09/27

今朝の京都新聞第一面に原発立地の町で起こっていた原発マネー?関係のニュースが載っていた。全国の原発所在地でも掘り起こせば幾らでもありそうなお金が絡む事件はあるのではと思いながら読んだ。銭の亡者はどれだけお金を持てば満足するのだろう、そして石器時代の金の亡者を想像すると可笑しくおもえた。金の亡者どもは紙幣や金であれ多く持ちすぎて金に押しつぶされ頭が働かない奴等が支配する地球の未来を心配しても始まらないと湖岸サイクリングへ出かけた。浜大津港を過ぎると湖岸に咲く赤い花が目に留まり自転車を止めた。近付くと湖岸の石垣に彼岸花が咲いていた。最近は草地や田圃の畦に咲いている姿は見かけなくなったが何故に石垣の隙間に咲いているのかと彼岸花に問いたくなった。タンポポや大根の花が都会の電柱脇から生えると、やれど根性があるとメディアが取上げ、テレビニュースに映った事も在るが彼岸花が石垣の隙間に咲いても何故取材しないのかと彼岸花が気の毒におもえた。FBには知人が取材に出向いた今津湖岸の彼岸花の名所の写真が見られた。湖岸で多量に咲く彼岸花はそれなりに美しいが、それよりも浜大津湖岸に咲く彼岸花に愛おしさを感じながら写真に撮った。でも彼岸花も元は外来種ではないのかと、そして外来種の黄色のオオバナミズキンバイの美しい花を思い出した。鳥達や昆虫、植物ら地球上の生物全てはモノを欲しがったり蓄えたりはしない超ミニマリストだと彼岸花が咲く浜大津湖岸に小さな秋を見つけると心が豊かになった。

アオコ漂う柳が崎

2019/09/26

湖岸サイクリングで浜大津湖岸ではアオコは見かけ無かったが打出浜では少し兆候が見られた。喫茶店タイムで読んだ。朝日新聞の滋賀版には大津市茶が崎(柳が崎)でアオコ発生の記事が載っていた。先日,柳が崎へ寄った時はアオコは確認できなかった。今日の気温ならアオコは発生しているのではと昼食後、柳が崎へ自転車で向かった。家から2キロメートルはある距離を小学生の時に水泳教室で長等小学校から歩いた事を思い浮かべながらペダルを漕いだ。自転車で10分ほどで着き湖岸へ向かうと鼻に少し異臭を感じた。元水泳場だけあって広い浜辺は草で覆われて砂浜の部分は少なく打ち上げられた藻が腐敗した臭いと気付いた。水辺に近付くとアオコ特有の緑色のペンキを流した様な湖面が目に入った。アオコは富栄養化の象徴で琵琶湖にとっては良い事ではないが近年、発生をしても滋賀県は驚きもしない、過去には淡水赤潮が発生した時は大騒ぎになった事がきっかけで琵琶湖の富栄養化防止条例が出来たことも時間の彼方に消えてしまったのかとアオコの湖面をビデオカメラで撮った。アオコはミクロキステイス属の植物プランクトンの大量発生で起こると聞いた。毒々しい緑色の湖面を見ていると琵琶湖は大丈夫なのかと心配になってきた。滋賀県や大津市らの行政機関は事あるごとに琵琶湖の大切さを歌うが本当に琵琶湖のことを考えているのかと疑いたくなった。お金儲けの観光面での経済効果優先で頭に琵琶湖とつければ形になると考えているのではと思った。今年は水位調節の所為と台風が来ないこともあり琵琶湖は喘いでいる様に僕には見えた。

未来に生きる人からの悲痛な叫びが

2019/09/25

昨日、テレビから流れて来る悲痛な叫びを聞いた。未来に生きる人、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは16歳の少女で高校生だ。彼女は大西洋をヨットで渡りニューヨークの国連本部で開かれる国連気候サミット2019に地球温暖化の危機を訴える為にやってきた。そして国連の会議でのスピーチからは悲痛とも言える表情から発せられる言葉の重さを何人の人が本当に聞いたのだろうか、同じ会議に出席していた我が国の環境大臣小泉新次郎氏の軽いコメントには呆れるしかなかった、そしてグレタ・トゥーンベリさんの素晴らしいスピーチに耳を澄ますと2012年6月にブラジルのリオで開かれた「持続可能な会議」の席上で貴重なスピーチをされたウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさんのスピーチの内容を思い出した。ムヒカさんは環境のために闘うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素である事を憶えておかなくてはなりません。と最後に結んでいた。そして今回は、グレタ・トゥーンベリさんの言葉の一部を・・あなた達が話しているのはお金の事と経済発展が何時までも続くという御伽噺ばかりで、恥ずかしくないんでしょうか・・・と真剣な表情で訴えている姿に感動した。でも僕は温暖化に協力した、今を生きる人側で幾ら反省してもすまないと頭の中で反芻した。国連主要国の中で温暖化に対する国の基本方針すら決まっていないのは日本国だけだ。原発事故での汚染水の処理は見込みも立たない状況で溜まる一方の汚染水の海洋投棄を考えている国の未来は無いと思いながら、パソコンを開きグレタ・トゥーンベリさんのスピーチに心を傾けてもう一度、聞こうと思った。そして希望は適えられないかも分からないが・・・ゴダールのメッセージの様に最後まで希望を持って運動を続けて欲しいと願った。そして彼女にエールを・・・・


美しい空に広がる雲の美術館は何時まで存在し続けてくれるのかと思いながら今日も雲の写真を撮った。

映像の詩人を思い出した・・・・

2019/09/24

久ぶりに見たいなと思う映画が始まったので京都みなみ会館へ見に行った。今日はメインスクリーンで上映されている映画「ある船頭の話」オダギリジョーが監督、そして僕の好きなキャメラマンのクリストファー・ドイルが撮影監督なので期待して館内に入った。旧みなみ会館の扉が飾られた横の扉を開けると赤いシートが以前のみなみ会館の名残を感じさせてくれた。映画は美しい日本の川の風景が映し出されると僕は少し違和感を感じた。映像を期待しすぎた所為なのかデジタルカメラの特性かと感じながら物語へと入って行った。時代設定は何時の時代かと考えるのに少し時を要した。物語は別として随所に出てくる自然を描写した美しい映像に空気の流れを余り感じる事が出来ずに映画は終わった。そして僕は何故と自分に問いかけた・・・毎日、散歩で歩く三井寺の境内の自然環境や湖岸から見る琵琶湖の大パノラマと大空に繰り広げられる、お天気のドラマを何時も見ているからではと思った。そして僕が過って見た映画、ノスタルジアやサクリファイスの詩情豊かなシーンを思い出してきた。其の映画の監督は映像の詩人と言われたロシア出身のアンドレイ・タルコフスキーの作品だ。映画にでてくる自然の風景には水気を含んだ空気の質感が漂いスクリーンと実世界を繋いでいるような感覚に陥る映画のシーンが次から次へと頭のスクリーンに上映された。タルコフスキーは実際の風景を其の侭、撮影はしていないことは確かだと思うが、何故、自然美よりも存在感ある風景を詩情豊かに表現できるのかと、そしてフイルム上映でもう一度、映像の詩人タルコフスキーの映画を見てみたいと思いながら館外へ出た。

台風一過の琵琶湖の・・・

2019/09/23

心配された台風17号は日本海で温帯低気圧となり一安心だ。今日は台風が運んだ暖かい風が吹く中を三井寺へ向かった。展望台から琵琶湖を眺めているとツクツクボウシの鳴き声がした、暖かい空気を感じた所為で鳴いたのかと思った。何時もなら台風の強風で藻が湖岸に打ち上げらた光景を目にするがと、綺麗な湖岸を見た。午後は青空に誘われて湖岸へ向かうと台風一過の美しい琵琶湖の風景が見られた。打出浜から見る琵琶湖は所謂,南湖と言われている、そして北湖は南湖の11倍の大きさだ、でも何時も湖岸から見る南湖に琵琶湖の雄大さを感じるから不思議だ。以前、空から琵琶湖を写真に撮っている時は雄大に感じた事は無かった。三千メートル上空から見る琵琶湖は思っているより小さく感じた事を懐かしく思い出した。そして上空三千メートルから見る琵琶湖より地上から見る琵琶湖の雄大さを大切にしたいと思った。

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