中島省三の湖畔通信

水草除去予算三億五千万・・・

2019/09/17

今年の琵琶湖、特に浜大津から打出浜の湖面は、遥か沖まで藻の繁殖がみられる今日、水草刈り取り船、スーパーかいつぶりV号と建設会社所有のドイツ製の水色の船、二隻が除去作業をしていた。昔は藻刈舟の様子は琵琶湖の風物詩だった。刈り取った藻は畑への肥料として利用された時代の話だ。オレンジ色のかいつぶり号と水色(青)の船が浮かぶ鏡のような湖面を見ながら現代の風物詩ではと思いながらデジカメのシャッターを押した。滋賀県はオオバナミズキンバイをはじめとする外来水生植物の駆除に三億円を遥かに越える額の予算を計上している事はニュースで知っている、莫大な税金を投じての一大プロジェクトは成功するのだろうかと考えた。におの浜湖岸の石垣では漁師さんがオオバナミズキンバイを根っこから引き抜く作業をしていた。水面に生えるオオバナミズキンバイの除去は成果が有ったと聞くが陸上にも勢力を伸ばす外来植物は手強く駆除できるかは疑問だと言われているのが現状だ。外来魚も外来水生植物も自らが好んで琵琶湖にやってきたわけではない人が琵琶湖に考えも無く入れたのか故意に入れたのかは分からないが、僕は総合開発で湖岸近くまで道路が出来、簡単に誰でもが湖岸に行ける様になった事も原因の一つではと今でも思っている、そして駆除作業は琵琶湖の生態系を守る為?には、本当に必要な作業なのかと考える時があると、琵琶湖を眺めると鏡のような湖面に比叡山が映っていた。逆さ比叡がはっきりと見えるのは藻が異常繁殖した結果、風や浪を消す所為ではと思いながら美しい光景を楽しんだ。

小説のバックグラウンド?

2019/09/16

打出浜のアオコの状態はと湖岸サイクリングで打出浜へ向かった。心配していたアオコは消えていた。今日は敬老の日、水草の除去作業もお休みでスーパーかいつぶりV号も桟橋に繋がれていた。今日は大きなイベントも無く湖畔は静かで家族連れの散歩が目立った。昼食後、読みかけの本、花のさくら通り(荻原浩)を持って浜大津湖岸へ出かけた。少し涼しくなり家で本を読むより明るい屋外の方が読みやすいからだ。ベンチに座り琵琶湖に向かって深呼吸すると本に集中できると本を開いた。この作家のシーリーズ、で今読んでいる花のさくら通りの中で地元商店街と関係を持った、ユニバーサル広告社の物語のバックグラウンドが僕の暮らす大津の町(商店街)とよく似ているから小説と分かっていても本当の事の様におもえ現実と重なって興味倍増で楽しく読み進んでいるところだ。CD杉山が寂れた花のさくら通り商店街を盛り上げる為に奮闘するユーモア小説の中で行われる町おこしの様子は大津の町の現状ではと考え重ねると楽しくもあり少し哀しくも・・・でも概ね明るさも感じて我が町の未来にも少し希望を持ちながら読み進んだ。そして帰路、浜大津港一本木コロッセオ公園を見ているともっと活用できる要素はあるのではと考えながら自転車のペダルを漕いだ。

青空の下で琵琶湖は・・・

2019/09/15

今日も昨日に続き青空が広がった。浜大津港のイベント広場ではフラダンスの大会?で多くのダンサーが日頃の練習の成果を競っていた。僕はハワイへは一度も行った事はないが・・・九月に入っても気温が下がらない日本も常夏の国になるのは近いのではと地球の温暖化が心配になってきた。浜大津からにおの浜への湖岸近くの湖面はアオコの兆しか?淡緑色の模様が美しい曲線を見せていた。琵琶湖からの苦悶のメッセージではとデジカメで撮った。見方によっては美しく感じる光景を写真に収める人も無く青空の下で琵琶湖は少し悲しんでいるのではと思った。

63年目の再会は・・・

2019/09/14

今日の夕方、幼馴染の堀井清史君との再会を機した。一週間前の突然電話が物語の始まりだ。清史君は隣家で小学校三年生まで暮らしていた。そしてお父さんは天文学者で京都花山天文台に勤務されていた堀井さんだ。不思議な事に湖畔通信9月4日銀河鉄道の中で僕が小学二年生の時に土星や月の表面を天体望遠鏡で見せてくれたのが清史君のお父さんの天文学者堀井さんで湖畔通信に載せた後で清史君から63年ぶりに電話が僕に繋がったのは天文学者のテレパシーかと思った。清史君に会うために大津駅に向かった。ケイタイで各々の姿?服装を知らせた。駅に着くと青いキャップを被った人を見つけ近付くと73歳の清史君の目を見て十歳の少年の面影が浮かび直ぐに分かった。63年間の空白の長さを感じずに意気投合して居酒屋へ入った。杯を交わしながら63年前にタイムスリップすると映画スタンド・バイ・ミーの世界になった。清史君のお父さんが京都花山天文台から太陽観測の生駒山天文台に転勤されて奈良へ引っ越された。堀井さんは名誉教授になることも無く太陽の黒点観測専門の研究で大学を定年まで勤められたと清史君が語ってくれた。そして少年時代僕が小学生の清史君らを連れて自転車で石山南郷辺りまで走った思い出やケンカでの危ない話など次から次へと話が廻った。清史君の愛犬ジョンは奈良では野良犬を従えリーダとなって近くの野山を駆け巡り、大津での鎖に繋がれた窮屈な暮らしから解放された話しなども聞けた。清史君も弟も天文学者への道に進まなかったと語ってくれた。そして63年間の空白から急に連絡が取れたのはと、尋ねると、8年前から大津絵を習い始めた事が切っ掛けで僕と連絡が・・・僕も大津絵師四代目高橋松山さんの主催する同好会に所属していた事を思い出した。大津絵を習っていた事が今日の出会いを造ってくれたと感謝した。そして次回の出会いを楽しみに別れた。帰路、見上げると満月が見えた。

行動半径3000メートル

2019/09/13

行動半径3000メートルは僕の暮らす日常の範囲だ。交通手段は自転車か徒歩、プラス京阪電車石坂線だ。狭い行動半径での話題を見つけるのは難しいと少し悩んだ。今日は雨模様、午前のサイクリングを諦め西大津のコメダへ向かいコーヒーを飲みながら朝日新聞を読んだ。コラム欄で、いとう・せいこう氏が違いをおそれる現代社会について語っていた。社会生活の中で普通に自己主張するのも難しくなってきた中でも違った意見や考えを聞く姿勢を忘れないようにしなければと自分を少し反省した。帰り道、交差点で赤信号で止まると、ビル脇で咲く芙蓉の花に気付きデジカメで撮り、花を愛でていると家の芙蓉を思い出した、と言っても色紙に書かれた芙蓉の花だ、何時もなら此の季節に飾るが、今は桃の絵が架けたままだ、早速、変えねばと帰宅後、桃の絵を額から出した。美味しそうな桃の絵を見ながら何年も桃を食していないと絵を見ていると食べたくなった。でもシーズンは終わっているから美味しい桃は無いと・・・そして何年か前に白桃を地蔵盆のお供え用に買った時の事を思い出した。そして桃を食す時に三個買った桃の全てが見かけは美しいが中身が全部黒く食べられる状況ではなかった、もちろん返品して梨に交換してもらって以来、トラウマで桃を買う事は無かった。最近、僕が好きな果物はニュージランドの黄色いキィウイだ、半分に切ってスプーンで手を汚さずに食せるからだ。でも美味しいそうな桃の絵を見て来年は食べたいと願いながら絵を閉まった。

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