中島省三の湖畔通信

秋は短く

2019/11/14

秋は短くなったと感じるこの頃、FBでは山仲間が冬到来を告げていた。三井寺の展望台から琵琶湖を見ると前線の境目に出るモーニンググローリー?の小型版の様な雲が南から北へ向かって伸びていた。境内の紅葉も少し進んだ。金堂前の蓮池は既に冬の姿になり池面には冬空が映っていた。浜大津港では観光船ビアンカ号が進む先にはマンション群の光景を見ていると外国の様に感じた。現市長の進めるジュネーブ構想の行方も不透明になってきた。来年の市長選には出馬しない現市長の構想はと観光船の行く手を見た。

天気の爺の見る夢は?

2019/11/13

今日の午後、空を見上げると雲の美しさに見せられ空の美術館へ入場した。天気の子ならぬ天気の爺となって、行く空の雲の変化を楽しんだ。地上のホモサピエンスの築いた文明など雲から見れば取るに足らないものではと思った。そして読み終えた献灯使(多和田葉子著)と短編は久ぶりにデストピアの世界を旅した気分だ、暗さよりも此れから来る未来はホモサピエンスにとっては住みにくい時代になるのは間違いないことではと考えた。そして空に浮かぶ雲に未来を尋ねるも返事など無く空しさは募るが最近はネガティブにならないから不思議だ。空を見上げて、ホモサピエンスを止めて鳥になれたらといいのにと考えていると中島みゆきの歌が聞こえてきた。どうせ飛べないなら気分だけでも鳥になろうと自転車のスピードを上げるもテイクオフは叶わなかった。

年金爺、都へ・・・

2019/11/12

後期高齢者、そして年金爺の日常は体のメンテナンスに忙しい?今日は差し歯が折れ歯科院へ向かった。歳が明ければ80歳に、自分でも驚いている我が家の男性で80歳を超えたものは存在しなかった。御蔭で今のところは一部はサイボーグだがと左大腿骨の人工骨頭装備の股関節を曲げてみた。一日一万歩、歩くと少し負荷を感じるくらいで異常なしだ。今日の午後は知人の写真家が京都の出町近辺の寺院でグループ展をしているので会場の本満寺へ出かけた。京阪電車出町柳駅から加茂川に掛る今出川橋から加茂川と高野川の合流地点から比叡山方向を眺めた。川の在る風景は何時見ても絵になると何枚もデジカメのシャッターを押した。都の広さは琵琶湖で感じる空間とは又違う味わいがあると都の空気を久ぶりに深呼吸した。出町商店街はこじんまりとした雰囲気で昭和の空気を漂わせるも、賑わいはなく寂しさを感じた。本満寺は京都の観光寺院の様に混雑もなくゆっくりと写真家Yさんと話も出来た。作品はYさんの亡くなられたTさん(お父さん)へのオマージュ作品と僕は理解しながら生前のTさんの思い出を浮かべながら見せてもらった。帰路も同じコースで出町商店街を通り、今出川大橋の上から又、比叡山方向を見た。大津から見る比叡山と違い高く見え、1300年の歴史を感じた。

水鳥の楽園

2019/11/11

降水確率が高く雨を覚悟で湖岸サイクリングに出かけた。平日とあって浜大津港付近には人影も少なく寂しい佇まいだ。琵琶湖は水鳥の楽園だ今日も大群が湖面を埋めている様に見えるのは打出浜の沖合いに集合しているからだ。琵琶湖は禁猟区で鴨類も安心して暮らせる楽園だ。付近を航行する観光船には慣れたのか逃げずに漂っている水鳥を写真に撮った。ミシガン号が見えたので大群が飛び立つのでは期待してデジカメを構えるも空振りに終わった。雨の気配を感じ何時ものカフェ、タイムへ向かった。コーヒーを飲んでいると雷鳴と同時に雨が降り出した。寒冷前線の通過ではと、懐かしく航空気象で習った前線の特長を思い出し、頭で復唱した、寒冷前線の通過後は風向きが変わり、気温も低下する、通過も早いからと思いながら、コーヒーを飲んで、友人と会話している間に雨は止んだ。帰路は雨後の琵琶湖の美しさを楽しみながらゆっくりと自転車のペダルを漕ぎながら湖岸を走った。

ユートピアとデストピア

2019/11/10

今日も晴天で視程も良く三井寺の展望台からは伊吹山もすっきりと見えた。伊吹山の山頂からパラグライダーで飛んだ日を懐かしく思い出した。空から地上のユートピアの夢みた、20世紀はユートピアなどない事が判った。21世紀になった今でも戦争や紛争は無くならず、地球温暖化は進むばかりで何一つ希望は叶わないが、でも希望は持たねばと思うが、今の現状ではデストピアへの未来に備えた生き方を考えるほうが前向きな思考に思えてきた。最近、読み始めた,献灯使(多和田葉子著講談社文庫)は日本の近未来のデストピアを描いた小説との情報を得て買った。読み始めた瞬間から僕の感性に深く反応した。小説の時代は、もちろんフィクションだが日本は既に便利なモノも無く?棄て?そして鎖国状態での社会生活の様子を読むと、今の時代に生きるものとして未来に生きる人への思いがもてるのではと読み始めた。僕は最近、見た、映画、ボーダー二つの世界(スウェーデン・デンマーク映画)とサタン・タンゴ(ハンガリー映画)もデストピアへと向かう人類の賛歌ではと思えるようになった。近頃、身近な便利な暮らしも先が見えてきたのではと思うが不思議と暗く落ち込むことがない、かえって前向きになれるこの頃、自分もデストピアへ向かっている現実をしっかりと受け止め生きて行くしかないのではと感じているからだ。

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