中島省三の湖畔通信

ユリカモメ整列?

2018/12/13

今日の湖岸サイクリングで今シーズン始めてユリカモメの整列姿を見た。ユリカモメは以前、大群で見られたユリカモメは何処へ消えてしまったのかと浜大津港の小さな桟橋で整列する八羽のユリカモメを写真に撮りながら昔を懐かしく思い出した。数十年前では、琵琶湖をネグラにしているユリカモメの量は凄かった、朝の散歩で三井寺の展望台で上空をユリカモメの大群が大きな羽音を響かせながら京都へ向かう為に長等山上空を通過する光景は日常の壮観な眺めだった。そんな光景をもう一度見てみたいと思いながらデジカメでユリカモメを撮った。今年は水草が少なかった所為かオオバンの姿も少なく寂しい冬の琵琶湖となるのではと心配しながら湖岸を走った。膳所公園湖岸も水鳥の姿は例年より遥かに少なく感じた。水面を見ると透明度が悪く何時も冬なら透けて見えるのにと湖面を見て少し琵琶湖は病んでいるのかと心配になってきた。一度、知人のプランクトン研究者に琵琶湖の現状を聞いてみようと思った。帰路、買い物をする為に内陸部へと向かうと人工河川の小さな流れの水面や水底に楓の落ち葉が秋の名残を見せてくれた。

最近読んだ、心に残る本

2018/12/12

最近読んだ、心に残る本、それはドイツ革命(著者池田浩士/現代書館)で、装丁も僕の好きなドキュメント映画を想像させる表紙に引き込まれ読み始めると,先入観で難しい内容と躊躇していたが読み始めると、革命の時代の風景が立ち上がって来ると自然にドキュメンタリー映画を見るような雰囲気になれるのは筆者の文書力と感心しながらページを捲り僕の知らない世界へと入って行った。何日かで読み終えたとき、久ぶりに充実感と不思議な思いに駆られた。1918年11月に起こったドイツ革命は労働者、民衆らが中心に立ち上がった理想的な形で始まった、革命が内部から壊れて行く様子を描いた内容に、事実は小説よりも奇異なりの言葉を思い出した。僕が一番印象に残ったシーン?は革命の文化のコーナーで革命の時に芸術家や文化活動家たちを再結集させ・・・運動誌が発行された・・僕はそのページ数枚の記述が印象に強く残った。著作にも関わる事なので、少しだけ内容の中から「煉瓦を焼く人」ミュンヒェンで発行された機関誌の一文に感動した、其の箇所・・・レート・マルトは個人主義を大切にしながら、他者の事に対して、自分だけが幸せでは本当の幸せではない、周りの人、全てが幸せでなければ、自分も幸せにはなれない・・・長い文章の中からの一部ですが、もし興味が涌いてきたら是非、「ドイツ革命」をお勧めしたいと思った。今日の湖岸サイクリングでは、やっとユリカモメを見ることが出来た。浜大津港では数十羽を見かけほっとしながら湖岸を走った。そして僕の好きなジョナサンカモメにも会った。もちろん単独で飛行訓練に励んでいる姿を見届け帰路についた。

琵琶湖に異変?外来魚激減・・・

2018/12/11

昨日、パソコンで最近の琵琶湖はとグウグルと滋賀県発表のニュース記事がでていた。見出しの、琵琶湖に異変?姿消す外来魚 生態系に異変か が目に入り読んだ。湖岸サイクリングでも最近はブルーギルが地面に棄てられている姿は見なくなった。そしてブラックバスを釣り上げている人も見かけない近頃も気になっていた。記事によると、県は今年度駆除予算として4千万円計上して、目標駆除250トンとしていたが今年9月末に目標を85トンに下方修正した。7月末時点でブルーギルとブラックバス合わせて34トンで前年比で55パーセント少なく何故ブルーギルだけが激減したのかは原因が分からないが、去年と今年は水草が少なくなった事も原因かと考えられているが、県は調査をして因果関係をと、記事にあった。僕は研究者で無いので琵琶湖の水中で起こっている事態は分からないが、去年、一昨年とアオコが以上に発生していた事を思い出した。今日の湖岸サイクリングで見る琵琶湖は静かな姿を見せているが湖中では生態系に変化が起きているのではと心配になってきた。膳所由美浜から見る比良山も薄っすら雪が見えた。湖上の渡り鳥は少なく、ユリカモメの姿は今日も無かった。地球温暖化は徐々に変化を見せるのか又急変した姿で襲い掛かってくるのかと台風21号の被害を思い出してきた。

伊吹山遠望

2018/12/10

三井寺の展望台から見る伊吹山は雪化粧をして本格的な冬の到来を告げていた。以前なら雪を見るとスキーシーズンと心が躍ったが左足を骨折、しかも人工関節になった今、好きな山スキーも出来なくなったと思うと雪を見ても嬉しくなくなった。自転車や普通に歩く事には支障を感じず、ゲレンデスキーぐらいは出来ると思っているが怪我をすれば迷惑を掛けると、自重気味の生活には少し退屈している現状に納得するしかないと伊吹山遠望を楽しんだ。烏丸半島の風力発電施設の夢風車は電力発電で活躍する事無く夢の様に消えて行く運命だ。行政の事業は失敗しても静かに消えて行くだけと近頃の行政の計画の悪さで取り止めになった、新生美術館のことも大きな問題にはならないのが不思議と思いながら展望台を後にした。湖岸サイクリングではカワウが学習船うみのこ、を見送っていた。今年の琵琶湖は水位が低い所為か小さくなった様に見えた。そして静かな湖の水面下では色んな種類のプランクトンや藻類が冬にも関わらずに活動しているとFBで知人のプランクトン研究者が発表していた、水位が低い琵琶湖を見ていると少し琵琶湖は元気ないのかなと、心配になってきた。帰路、鹿関橋から疎水を見ると本格的に清掃作業が始まり作業車の音が辺りに響いていた。

ドキュメンタリー映画 獄友

2018/12/09

今日の午後、膳所学習センターで大津坂本アムネスティ主催でドキュメンタリー映画「獄友」(監督金聖雄)の自主上映会に出かけた。家から自転車で旧街道を通って25分で着いた。会場に入ると既に席に着いている人が殆どで、友人を探す間も無く映画の上映が始まった。僕は冤罪を取材した暗くて重い映画だと思っていたら、出演する人達は冤罪で何十年と監獄に繋がれていた人達の明るさに少し驚きながら映画の中へと入って行った。狭山事件(1963)の石川一雄さんは再審の最中だが、元気に無罪を勝ち取ると明るく獄中の話をされた。袴田事件(1966)の袴田巌さんは48年の獄中生活で疲れた様子が痛々しく見え、早く再審を済ませ無罪判決が出るようにと願いながら画面を見た。布川事件(1967)の桜井昌司さん、杉山卓男さんも冤罪で29年もの間、監獄に自由を奪われていたが、桜井さんの言動には少し驚いた獄中にいた時間へ対しての不満はあまり語らず明るく獄中の話をされ、釈放されてから自分で作った歌の発表会、そしてCDまでも発表されたパワーには驚いた。杉山さんは余り映画では語られなかったが人物の大きさが画面から伝わってきた。でも杉山さんは亡くなられたと映画は知らせていた。1990年の足利事件の菅谷利和さんも静かな怒りは感じるが明るく獄中の話もされた。僕は映画を見終え、冤罪は在ってはならないものと思いながら何十年と無実の罪で自由を奪われていた人達の優しさは何処からと・・・人の良さを感じる人達が、ある日、突然、犯罪者に仕立て上げられてしまう国家権力の怖さを感じた。今日は冤罪や死刑の事にも確りと目を向けなければと思いながら北風を受けながら自転車で湖岸を走り家に向かった。

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