中島省三の湖畔通信

気になる季節風

2019/01/26

冬場の湖岸サイクリングでは季節風に悩まされる、膳所方面へは追い風でペダルを漕ぐ足の負担も少なく楽チンだ。帰りは向かい風に悩まされ前へ進むには大変なアルバイトを強いられるのが常だ。今日は冬型が強くなるとの予報だ。北西風で一番、気になるのは若狭の老朽原発の再稼働だ。もし冬場に事故が起きれば琵琶湖は一時間とかからずに放射能で汚染されてしまう事は誰でもが理解できる事と、今日も打出浜の湖岸から季節風で波立ち始めた琵琶湖を眺めながら、原発事故を心配した。午後は脱原発市民ウオーク75回目に参加した。三十人程の参加者でJR膳所駅前から関電滋賀支社を経由して湖岸までを歩いた。途中で大津板紙の煙突の煙が強い季節風を受けて東へ流れている様子が見えた。こんな強風の時に原発事故が起きれば琵琶湖に限らず岐阜県や愛知県まで放射能雲が覆うのではと考えると恐ろしくなってきた。今、世界の流れは自然エネルギーが主流になり原発を進める国は日本ぐらいしか見当たらない、英国への輸出も頓挫した今、我が国の原子力行政も清く諦め自然エネルギーへ転換する時ではと考えながら湖岸まで歩いた。残念ながら一般市民は何時もどおり5人程だった。

ユリカモメの大群に・・・

2019/01/25

今日は嬉しい事があった。ユリカモメの大群に出会えたからだ。大群と言っても70羽と数は少ないが、久ぶりに見ると大群に見え感動しながらデジカメのシャッターを押した。ユリカモメを撮る為に石山方面に向かったのではなく、石山寺の梅の花を撮ろうと午後、自転車で向かう途中でユリカモメを見かけたが数は三十羽ぐらいかと思いながら石山寺へ向かった。拝観料を払う折に梅林の様子を聞くと花はまだ咲いていないと言われたが、一応、此処まで来たのだからと梅林に行くと殆どの樹は蕾も小さく開花はまだ先のことと辺りを見回すと少し花を付けた樹から梅花の香りがしてきた。近付いて見ると少し花を付けているが華やかさには程遠く感じ、二枚ほど撮って写真は終了した。遠くまで来て空振りとなり少し疲れた。帰路、瀬田川畔から湖岸を走っていると丁度,琵琶湖と瀬田川の境目の湖岸でユリカモメが乱舞している姿に少し驚いて自転車を止めた、良く見るとユリカモメに餌をやっている人がいた。近付いて其の人に尋ねると毎日、餌をやっていると、そして多い時には二百羽程が集まってくると、今日は七十羽ぐらいかと話してくれた。浜大津では最近見かけないが餌をもらえる所に常駐しているのかと理解でき少し安心した。ユリカモメが湖岸の手摺に整列する様子を久ぶりに見られたと喜びながら写真に撮った。そして人から与えられる餌を当てにしているユリカモメに少し失望を感じたが、野生だけでは生きていけないのかと気の毒に思いながらユリカモメにサヨナラした。

ポスターに誘われて映画を・・・

2019/01/24

先日、浜大津アレックスシネマで映画を見た折に目にした、映画、喜望峰の風に乗せて(監督ジェームズ・マーシュ)のポスターを見て印象に残った。そして今日の午後、浜大津アレックスへ出かけた。相変わらず平日の館内は人影も無く寂しい状態だ。券売り場は売店が対応していた。ポスターのイメージはヨットが活躍する海洋ロマンと僕は久ぶりにダイナミックな映像を期待して館内へ、観客は僕を入れて三人だ、先日のライ麦畑・・・では二人だった、映画館は営業が成り立っているのかと少し心配しながら席に着いた。映画はイギリスの港町でのヨット、やボートの展示会場からのシーンで始まった。そして事業家のドナルド・クローハーストが世界一周無寄港のヨットレースに参加するためにスポンサーを集め、ヨットを自ら設計、家族らの賛同を得て出航するまでは、明るく普通の海洋映画と思っていたが、ヨットは欠陥だらけ、そして本人は外洋経験も無く素人ではと、此の辺りから映画はヨットが活躍する映画で無い事が予感させられ物語りは、僕の思ったストーリーとは違った方へ進んで行くが、人間の弱さや見栄そして栄光と名声を求めるが実力の無さ故、嘘の航海日誌でレースを綴る、ヨットは世界一周どころか喜望峰も通過せず、船内で苦悶する姿と、イギリス本国での新聞社、家族らの行動描きながら映画は悲し幕切れで終わる物語は人間の内面を赤裸々に描いた、イギリス映画の秀作と思った。映画を見終えると僕の心に爽やかな重さが残った。館外へ出て琵琶湖の方へ向かった。何事も自分を過大評価せず、スポンサーなどに頼らず、自分の力で出来る事は何かと考えながら暫らく湖畔に佇んだ。

キノコは三井寺で見かけたヒラタケ?でも毒キノコかも

小説の中に映る世相・・・

2019/01/23

伊坂幸太郎のマリアビートルを今日、読み終えた。久ぶりに楽しく読め、サスペンス小説の中で世相や政治を考えさせられる内容に感心させられた。小説にでて来る裏家業に従事する個性豊かな?殺し屋、そして準主人公と言える少年が大人たちの弱みを掴み状況をコントロールスして巧みに犯罪を楽しむ姿には嫌悪を感じる程、物語に引き込まれた。小説の舞台は東北新幹線の車両の中で起きる裏家業の人達の駆け引きや闘争での殺人が次々と起こってゆく筋書きは映画以上の面白さを感じた。其の中で王子なる少年が見事に?人間の心理を利用して犯罪をコントロールする様子は今の政治も同じではと思った。例えば北朝鮮のミサイルの恐怖を煽り武力強化へと、又、原発事故での放射能は大丈夫だと国民に伝え、その他の不祥事が起きても堂堂と無かったと、嘘を付きつづける政治は大衆を甘い言葉で安心させながら悪い方向に導いているのではと考えた、そして小説の中の王子が何処かの国の首相の様におもえてならなかった。現代はデジタル情報時代でデマやフェイクニュースでコントロールされ易くなり、一寸した事で大騒動や戦争になる時代を生き抜くにはと答えを求めるも・・・空しさだけが、でも諦めずに答えを探し続けねばと本を閉じた。

写真は僕が琵琶湖(南湖)を飛行機から撮った最初の写真で1966年12月の航空写真です、近江大橋や帰帆島らは存在していない時代です。スキーは砂糖に群がる蟻の様な混雑ぶりが懐かしく思い出される1967年のサンケイバレイ(びわ湖バレイ)です。

ルビテル166にフィルムを・・・

2019/01/22

ルビテル166はロシア製の安価な二眼レフだ、昨年の十一月にリサイクルショップで買ったものだ。以前に一度、撮った写真を湖畔通信にも載せたこともあった。写真に行き詰まった時はカメラを変えるのが一番と、ルビテルにフイルムを入れ、湖岸へ出かけた。写真を撮ろうと意欲のある時は比較的、対象物、被写体は直ぐに見つけられる、何でもない風景を写真にする行為は肩に力を入れずに自然体で辺りを観察するだけのことだと思っているが、そうは行かないのが現実だ。でも今日はルビテルのお陰で簡単に被写体を見つける事が出来た。フイルムカメラは手動で露出や距離もすべてオートではなく面倒だ。露出は感で行きたいが貴重なフイルムなので露出計で確認しながら撮った。十二枚と限られた中で目にするものを簡単に撮る事は出来ず、久ぶりにアナログ世界を楽しんだ。残念ながらフイルムで撮った写真は今日、載せる事は出来ないが、持っていたデジカメで同じショットを撮ったものを載せる事にした。稚拙な文で語るよりも写真だけを載せた。僕の想いが伝われば最高なのですが・・・

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