ふるさとへの距離
2018/10/14
ふるさとへの距離、と題して今日、三井寺の書院で開催中の、つくろひ藤原敦写真展の会場でスペシャルトークがあり参加した。写真家藤原さんのふるさとは滋賀県で今は東京で活躍されていて、今回の写真展の中で、滋賀県を題材にした、蝉丸、は大津市を中心に琵琶湖周辺を撮られたモノクロ写真が今の時間を感じさせながら物語を過去へと誘う作品に魅入った。トークは藤原さん作品の経緯や写真家としての位置を分かり易く話された。東京から滋賀への心の距離はお話しを聞いていると実距離ほど離れていないのではと感じた。でも写真は距離が離れているからこそ撮れる写真ではと思った。僕はふるさとを離れたことが無く、何時も苛立ちを感じながら暮らす悩みは山ほどあるが、最近やっとふるさとを少し優しい目線で見られる様になり、これから、ふるさとを感じながら過ぎた時間の痕跡を感じる写真が撮れたらと考える切っ掛けになった三井寺で聞いたスペシャルトークだった。
賑わう湖岸
2018/10/13
浜大津港周辺はイベントで賑わった。午前中は外来魚の釣り大会で家族連れが多く参加して外来魚撲滅に協力した。ブルーギルやブラックバスには最悪の日となった。魚と話ができたらブラックバスにインタービューして言い分を聞いてみたいとおもった。一方的に駆除されるばかりで、少し外来魚が気の毒に感じた。イベント広場では大津ジャズフェスティバルの観客が開演を待っていた。湖岸緑地ではグランドゴルフを楽しむ人たちと湖岸は大盛況で、今日は歩く人も多く快適に自転車を走らす事はできず、のんびりとサイクリングするしか無かった。先日、歴史博物館で大津市制120周年企画展、60周年前の大津、で見た写真を思い出した。今、イベントらの開かれる場所は琵琶湖上だった、そして京阪電車石坂線も湖岸を走っていた時代は、イベントがなくても賑わっていた浜大津港周辺、そして湖上も貸しヨットやボートが湖面に浮かぶ光景もつい最近の様に頭に浮かんだ。琵琶湖を埋め立て広くなった空間には市民が利用できるパブリックな施設を計画的に作れなかった事も浜大津港周辺の衰退を招いたのではとイベントでの賑わいを見ながら今、計画が進んでいるジュネーブ構想は本当に琵琶湖や市民の事を考えているのだろうかと疑問に感じた。僕は琵琶湖を埋め立てた事によって琵琶湖との距離が遠くなり湖水と親しむ機会も少なくなった事も影響しているのではと思った。
何でもない写真
2018/10/12
何時もなら湖畔通信を書き終えている時間とパソコンの前に座った。今日の午後は大津歴史博物館へ、明日から開催される神仏のかたち、展の開場式に参加、知人にも会い楽しい時間となった。夕食後テレビを見ているとスキー場で有名な?箱館山は今では年間を通じての観光で賑わっている、様子が紹介され、今はコキアのシーズンで多くの人が訪れている様子が映ると僕は興味を無くした、観光とは自然を人工化してお金を得ることと思うと少し空しくなった。そしてテレビから離れてパソコンに向かい、湖畔通信を・・・今日の湖岸サイクリングでは何でもない写真を撮りたくなった、と言うのは今、三井寺で開かれている写真展つくろひ藤原敦写真展の会場で撮影者の藤原さんと話す機会があり、その時に久しぶりに何でもない写真なる言葉が出たことがきっかけで、僕が以前、親しくしていたデザイン事務所のYさんが僕の撮った何でもない写真を毎日、パソコンのホームページに載せてくれていた事を思い出した。写真展で見る藤原さんのモノクロの何でもない琵琶湖周辺の写真の素晴らしさに感心しながら発した言葉、何でもない写真だ。そして何でもない風景を切り撮る写真の魅力を思い出し、心が動いた結果が今日の写真撮影と結びついた。写真には言葉は要らないとキーボードから手を引いた・・・・
湖岸逍遥
2018/10/11
上空の雨雲はまだ蛇口を開く気配は無いと判断して湖岸サイクリングへ出かけた。お天気の所為か浜大津から打出浜にかけての湖岸にはバス釣りの人も少なく寂しい佇まいだ。湖岸から琵琶湖上空を見るも迫力ある雲も無く静かな風景ではと写真を撮るか迷った。感性までがどんよりとしたお天気と同じでは困ったものだ。におの浜では何時ものバスハンターも手持ち無沙汰だ。こんな時はコーヒーでもと何時もの茶店タイムへ、そして常連さんと話をしながらコーヒーを楽しんだ。帰路、湖岸に立つと鈍色の湖面を見ていると冬を感じた。昨日もテレビニュースが台風が海から少し離れた場所まで塩分を含んだ水分を運んだ結果、銀杏の木が黄葉を待たずに葉が枯れて散ってしまったと伝えていた。湖岸の木々も塩害こそ無いが強風で葉が吹き飛ばされて少なく感じた。今年の湖岸の楓の紅葉も見られないのではとおもった。浜大津港では黄葉の変わりにと言わんばかりに黄色のシェアサイクルが存在感を表していた。疎水の桜も台風で被害を受けて来年は少し花の少ない花見になるのではと鹿関橋から少し秋色になった桜並木を写真に撮った。
収穫の秋?
2018/10/10
雨が近いと感じ雨具を持って湖岸サイクリングに出かけた。秋の観光シーズンに入り平日でも観光船ミシガン号の船上には多くの人が見られた。桟橋を見るとビアンカ号も出航したのか姿は無かった。今日は視程が悪く周辺の山々も見えず少し残念な湖上遊覧になるようだ。打出浜湖岸から琵琶湖の遠景は望めないが、杉本博(美術家)の撮る海の写真の様な景色が想像できるからとデジカメを出し構図を決めシャッターを押すと画面の中をカラスが過ぎった、確認すると画面にカラスの低空飛行が写っていた。カラスは何時も湖岸で見かけるので写真に撮る事もないとカメラを向ける事は無かった。偶然、カメラの視界に入ってくれたからと少し嬉しい写真となった。におの浜の緑地では秋の収穫がと言っても除草作業だ。人工湖岸は維持管理に費用が嵩むのではと、葭原の続く自然湖岸の光景を頭に浮かべた。でも此の辺りは僕の知る限りでは葭原ではなく切り立ったコンクリート護岸で親水性はないが除草作業の必要はなく経費も要らなかった。琵琶湖総合開発は本当に琵琶湖にとって良かったのかと疑問に思った。相模川河口付近の湖岸では地元の釣り人の釣竿が並んでいた。ブラックバスも此処で釣られると回収ボックス行だ。雨がポツリと手にあたり、急いで大津方向に自転車を向けた。

















